Saturday, December 10, 2011

東野交通 那須岳山麓-山頂(806m)

Nasu ropeway, passenger cabin by h3f3f
Nasu ropeway, passenger cabin, a photo by h3f3f on Flickr.

○公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'62/10/19

○場所
 栃木県那須郡那須町大字湯本字那須岳215
 tel.0287(76)2449 

○取材記
 早起きして那須岳へ向かいました。
 那須ロープウェイは’02年04年にそれまでの旧施設からの架替が行われて現在の110人乗りの大型搬器となっています。筆者が最初にこの線に乗車したのは’93年11月のことで、46人乗りの2代目?搬器だったはずなのですが、その時には写真などは全く撮ってなくとっても残念。
 この日の筆者は、東北線の普通電車にひたすら乗って、那須塩原駅へ到着。ちょうどロープウェイへのバス便が空く時間だったので、無駄に駅の周りをうろうろしてみる。那須塩原駅の1階にはかつて国鉄バスの駅があった跡があったりして新しい発見があった。
 東野交通の路線バスに乗ること約80分、ようやく那須ロープウェイの山麓駅へ到着。この日は秋の行楽シーズンのまっただ中で、観光バスが次々に乗り付け、バスガイドが乗客をロープウェイへ誘導していました。それでも現在の110人乗りの搬器は輸送力に余裕があって、満員による積み残し等はないように見えました。
 風が強く、山麓駅の改札内には、気象警戒運転中(Under watch weather operation)の案内板が出ていました。これは、強風、雷などで運転休止となる時に発令されると書いてあります。つまり”強風の為、運転中止になることがありますよ”との警告を乗客に与えています。一般的のロープウェイでは、こういった時に実際に強風になると、すぐに運転を中止し、山頂駅にすでにいる乗客は徒歩による下山を余儀なくされることがあります。ところがこのロープウェイには山頂駅から徒歩で直接下山する歩道がなく、徒歩で降りるにはいったん茶臼岳の山頂まで登ってから、別のルートへ歩いて降りるしかなく、山頂駅からの放送が聞こえないところまで行ってしまうと、軽装の観光客は降りる事が出来なくなりますよ〜と、という意味だと思うのです(乗客の方は、そういったことはあまり理解していないと思う、たぶん)。
 搬器には、前面に大きく愛称名の”りんどう”または”かっこう”と、”New 108”と大きく書かれています。この108はこのロープウェイの運営会社である東野交通(とうやこうつう)を示すものです。東急電鉄(109で表記されることがある)より、我々の方が偉いんだぜ?という意味です(本当かよ?)。しかしその前に付いている”New”は一体何を意味しているのか、未だに筆者にはよくわかりません。
 この日の山頂駅付近は本当に強風で、この大型の搬器が大きく揺れました。たしかにいつ運転中止となってもおかしくない状況のようです。山頂駅付近は、気象条件が厳しく植生限界を超えているので、駅の周りは石ころの世界で、風をとめるものも無いため、その強風はもろに歩きに影響します。長くいると容赦なく体温を奪っていきます。
 筆者は、にわか登山客の格好で来たので、そんな強風のなか山道を歩くのは不可能と思い、ロープウェイが停まらないうちに早いとこ下山しました。
 
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(’09年09年13日取材、’93年11月27日走破)