Sunday, November 29, 2015

興部町 興部町営スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道紋別郡興部町字北興38-2
 遠軽駅から73km
 tel.0158(82)4000

○リフト(取材日現在)
 ・シュレップ(1):興部町営スキー場(336m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 紋別市内のBHに泊まり、この日最初は興部町営スキー場へ。
 ここには今や絶滅危惧種となったシュレップリフトがある。今日は少し遅めにBHを出発したのですがスキー場には9時前には着いた。ところが駐車場には車は一台もなく、リフトも動いていなかった。変だな?と思いレストハウスの方へ行ってみると、そこには貼り紙があり、”3月から平日の営業はナイター(18時〜21時)のみ”との案内でした。
 ということで昼間の時間は他へ行くことにする。
 ナイター時間まで待って再び、ここに戻ってきた。ちょうど18時前でリフトが試運転を始めていて、係員がスノーモービルでリフトの支柱廻りを中心に点検を行っていた。そしてそろそろ18時。筆者はリフト券を買うべく、リフト券売り場へ待つ事しばしやっと係員氏が現れたので、筆者は”1回券5枚下さい”と500円を差し出すと、係員氏は”100円の1回券でリフトに2回乗る事ができます”というのです。という事で300円を支払い1回券3枚(6回分)を購入した。係員氏に”春シーズンだから特別料金なんですか?”と聞いてみると、”いいえ、通年この価格ですよ”とのこと。いろんなスキー場に行ったが1回券で2回滑走できるところは他にはないのではないかと思う(ポイント制のリフト券で1回リフトに乗るのにリフト券が2枚や3枚必要なスキー場は今までにありましたが)。
 シュレップリフトにしては長めの336mでコースもこれに並行して設定されている一枚バーンです。そのほかの写真の方に入れてありますが、スキー場の案内図はその一枚バーンを見事に?表現しています。図として必要なのかどうかは不明ですが(笑)。スキー場の案内には、そして山頂からはオホーツク海の流氷が見られるとありますが、ナイター営業では興部町の町の明かり越しにあの先がオホーツク海なんだろうな〜という暗い空間が望めます。
 しかし、ナイタースキーはやっぱり冷えますね。早めに切り上げで紋別市内のBHに戻ろうと思う。

○リフト 山麓駅
 これがシュレップリフトの山麓駅です。営業時間外だったのでゆっくりと観察できました。
 駅舎には誇らしげに”丙種特殊索道事業”と書かれています。

○リフト 山頂駅
 シュレップは山頂駅の写真が撮りにくいですよね。何を狙っていいのかもよく分からないし(笑)。
 光に反射して降雪がすごいことがわかりますかねぇ〜

○山頂駅から望むゲレンデと興部市街地
 1枚バーンのゲレンデ。そして興部市街地。
 時間が遅くなるに従ってだんだんと滑走者が増えてきました。でもシュレップに行列ができるということはなかったです。地元の方はガツガツ滑るというよりは、スキルを磨く方に力点を置かれている人が多いように見えました。

(’12年03月01日取材)

Sunday, November 22, 2015

紋別市体育協会 紋別大山スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道紋別市大山町4-25
 遠軽駅から48km
 tel.0158(24)7099

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第1ロマンス(393m)、第2(706m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 遠軽町内のBHに泊まり、この日は遠軽ロックバレースキー場、滝上町桜ヶ丘スキー場に行きここが3箇所目。スキー場は市街地の国道沿いにありアクセスで迷うことは先ずなさそう。
 スキー場にはリフトが2基山麓側と山頂側に配置されている滑走コースの長い本格的なスキー場です。ナイター設備があり仕事帰りなどにも、ちょっとひとすべりができそうだ。ただそのナイター設備は山麓側のリフト沿いのコースのみにあり。山頂側の第2リフト沿いのコースは15時半でクローズとなる。
 筆者がこのスキー場に着いた時にはすでに15時を少し回ったところ。準備もそこそこに早速第2リフトの山頂駅を目指す。本当にクローズ寸前でなんとかギリギリ間に合う。この山頂駅の背後には紋別スカイタワーが建っている。このスカイタワーは市街地とオホーツク海を望む観光スポットですが夏場のみの営業となっていて、冬場は閉鎖となっている。随分と勿体無い。でも、ということはこのスキー場のリフトは夏場もこのスカイタワーへのアクセスとして動かされているのだろうか?(そんな話は聞いたことが無いのだが)。
 この日はとても暖かい日だったので、昨日まで接岸していた流氷は沖の方へ流れていってしまったらしい。  筆者は、今日はここまでの予定なので残り時間をここで滑走する。ナイター営業に入ると、徐々に滑走者が増えてきた。その中で特に目立つのが地元の子供達。滑走しているのは子供達の団体で、レストハウスに行くとその保護者と思わしき方々が談笑に花がさいていた。

○第2リフト 山麓駅
 こちらはナイター営業がなく15時30分でクローズとなる第2リフト。

○第2リフト 搬器と紋別市街地
 第2リフトの搬器ごしに望む紋別市街地とオホーツク海。ハイシーズンには流氷を望みながら滑走ができるスキー場です。
 それにしても美しい風景ですね。

○第2リフト 山頂駅
 紋別市の見晴らしの良い場所に位置する山頂駅。冬場は営業していませんが、ここから少し登ると紋別タワー展望台があります。ということは夏場もこのリフトは営業しているのだろうか?よくわからん。

(’12年02月29日取材)

Friday, November 13, 2015

グリーンたきのうえ 滝上町桜ヶ丘スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道紋別郡滝上町濁川中央
 遠軽駅から65km
 tel.0158(29)2500

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):滝上町桜ヶ丘スキー場(422m)
 ・ロープトゥ(1):(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 遠軽町内のBHに泊まり、この日は最初に遠軽ロックバレースキー場に行きここが2箇所目。スキー場入口の道路に”関係者以外は下の駐車場に停めてください”との案内があり、そちらの方へ車で行ってみるがよくわからず、結局この日はスキー客がほとんどいなかったことをいいことにゲレンデの下のスペースに駐車した。帰り際のスキー場を出ようとした時にレストハウスの一番奥の窓から見ると駐車場のスペースが見えて苦笑してしまった。
 そのレストハウスには食堂の食券販売機のような機械でリフト券が売られていました。その隣には販売窓口もあったのですが、無人で誰もいませんでした。券売機に説明書きがあり、この券売機で買った切符は、索道の運転室でリフト券と引き換えになりますとありました。それならばと、筆者は1回券を数枚買ってそれを索道の運転室へ持って行きましたが、”それはそのまま使って下さい”とのことでした。
 リフトは骨董品の’78年製の日本ケーブルのもので、古い日本ケーブルのエンブレム(笑)が貼られていました。綺麗によく整備されているものだな〜と思いました。
 スキー場は、内陸にあるのですが比較的標高が低いからなのか、3月からは10〜14時までの短縮営業にするとのこと貼り紙がありました。余談ですが、レストハウスのドアには貼り紙が多数あり、宮沢賢治の注文の多い料理店を思い出してしまいました。

○ロープトゥ 山麓駅
 こちらは動いていなかったロープトゥです。この日の来客は筆者だけでしたから、動いていないのも無理もないかな?

○リフト 山麓駅
 レストハウス前にある日本ケーブルの’78年製のリフトです。

○リフト 山頂駅
 そして山頂駅。
 このスキー場はかつて走っていた国鉄渚滑線の濁川駅前にあり、その駅はこのリフトの山頂駅からまっすぐ道沿いに降りていったところにありました。

(’12年02月29日取材)

Sunday, November 08, 2015

フォレストパーク ロックバレースキー場

○公式HP
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○場所
 北海道遠軽町野上150
 遠軽駅から5km
 tel.0157(42)2750

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ロックバレーペアリフト(883m)
 ・ロープトゥ(1):バンビリフト(?m)
 ・廃止(2):ロックバレーリフト(869m)(単線固定循環式特殊索道)
        ロックバレーテレキット(303m)(シュレップ)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 遠軽町内のBHに泊まり、この日最初の目的地は遠軽ロックバレースキー場。その前に連日の走行でくるまの側面やタイヤハウスなどに氷が貼り付いてしまっていて、特にタイヤハウスはこのまま放っておくとどこかで走れなくなりそうなので、メグラー活動の前に洗車をしてから活動開始です。
 ここにはマニア垂涎の全国でここにしかないという、テレキットと呼ばれるシュレップがあるとのことで楽しみにしてきましたが、残念ながら既にそれは撤去されていて、その跡地に安索の真新しいポニーリフトが出来ていました。係員氏にお伺いするとこれは、昨シーズン(’10~’11年)置き換えられたものだとか。
 ゲレンデは、遠軽にも自衛隊があるのだろうか?多くの自衛隊の方々のトレーニング場として使われていました。休憩所に行ってみると席の殆どが自衛隊の方々で埋め尽くされていて、そんな中でたまたま開いている席があったので座ると隣も反対の隣もその向こうも見渡す限り自衛隊の方々でした。一瞬自分も入隊したのかな?と思ってしまうほどでした。
 その後は山頂駅へ。山頂駅の係員が筆者の一眼レフカメラを見て”電車の写真ですか?”と聞くので、筆者はリフトを指差して”いえ、これです。”と答えました。係員氏の反応は”それはまた物好きな…”。と言って呆れていました。ところでその”電車の撮影”という言葉が気になったのでお聞きすると、どうやらそこは有名な電車の撮影スポットで多くのマニアが山頂駅に大げさなカメラを持ち込んで撮影していると教えてくださいました。そのスポットはどこなのかよくわかりませんでしたが望遠などで望むと、市街地や瞰望岩を背景にした綺麗な写真が撮れるのかな?多分という感じでした。
 筆者はチャンピオンコースを数回滑走しました。きちっと圧雪が効いていて勾配の割に滑りやすいコースでした。さて次へ向かいましょう。

○ロックバレーリフト 山麓駅
 こちらはすでに廃止になっているロックバレーリフトの山麓駅。まだまだ支柱などが残されています。

○ロックバレーペアリフト 山麓駅
 スキーセンター前のスキー場のメインリフト。かまぼこ型の屋根です。

○ロックバレーペアリフト 山頂駅
 山頂駅の正面はこのスキー場随一の勾配を誇るチャンピオンコース。
 そしてその先には遠軽町市街地と瞰望岩を望むことができます。

(’12年02月29日取材)