Sunday, February 19, 2012

大日 かつらぎ山ロープウェイ・温泉-葛城山(1792m)

○公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・開業:'62/05/03

○場所
 静岡県伊豆の国市長岡260-1
 伊豆箱根バス:伊豆の国市役所前下車すぐ
 tel.055(948)1525 

○取材記
 あさいちの伊東駅から修善寺駅への路線バスに乗り、伊豆箱根鉄道から路線バスに乗換て、どこの国だかわからない伊豆の国市役所前で降りました。ここの自治体は以前はどんな名前だったんだけ?
 到着の時間が早かったので、まだロープウェイが営業開始前でした。駅員の皆さんで掃除をしたり、機械類のチェックをしたりと開業の準備をしていました。筆者は始業前点検運転中のロープウェイを撮影してオープンを待ちました。その間に新宿行きの高速バスが出発してゆきました。ここまで新宿から直通で来れるのか〜(へえ〜)。しかも山麓駅横付けか〜。そして駅に営業開始のアナウンスがあったので、切符を買ってゴンドラに乗り込みました。流石に始発のゴンドラは空いていました。
 こんな早朝だったのに山頂駅前にある、「見晴らし茶屋」に引かれて、富士山の火山石で焼いた、名物の焼だんごをいただきました。見晴らし茶屋からは富士山がバッチリ見えるはずなのですが、この時はあいにくの曇天で稜線がわずかにうっすらと見えるだけでした。天気予報は確か快晴だったので、雲がどっか行かないかな〜と、しばし粘ったのですが、そんな様子もなく諦めて下山しました。
 その前に山頂駅の脇にある、こぶさんのブログに従って、山頂駅の脇にある木製テラスで搬器でも眺めようかと思ったら、そこには写真を撮っている方がいたので、控えめに数枚撮って退散しました。
 さてこの日はもう一カ所ロープウェイへ行こうと思います。再び伊豆長岡駅へバスで戻ります。

(メモ)
 現在はNCリゾートグループの傘下となり、伊豆の国パノラマパーク(ロープウェイ)となっているようですね。ゴンドラの塗り分けも変わっているようです。

(’09年09年23日第2回取材、’99年02月21日取材)

Saturday, February 18, 2012

東海自動車 小室山観光リフト(252m)

○公式HP
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○場所
 静岡県伊東市川奈小室山1428
 東海バス:小室山リフト下車すぐ
 tel.0557(45)1445

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):小室山観光リフト(252m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 大室山登山リフトへ行った帰り道に、同じ伊東市内にある小室山観光リフトへ行く事にします。小室山は大室山と同じ伊東市にある噴火山でやはり同じようなお椀を伏せたような稜線が特徴となっています。そして同じように山頂が窪んでいてそこが火口跡でやはり神社が奉られています。しかし山には木々が茂っていて芝生ではありません、そしてここの見頃はつつじの咲き乱れる5月のようです。もっともこの日は気候が良かったので多くの人出がありました。
 伊東駅からは小室山リフトに直接行く路線バスが出ていますが、筆者は大室山からの帰りに乗車した伊東駅行きの伊東商業高校前で降りて歩いても行けるようなのでそうする事にしました。バス停を降りて小室山リフトまで歩きます、その間は保養所銀座で多くの企業や自治体の保養所の案内看板が見え、つばき館とつつじ園があって春先には混雑しそうな予感です。
 山麓駅にやっと着きました。リフト乗場がよくわからないので、建物の中に入っていくと、切符売場と乗場がありました。お土産屋さんの奥にあって、ボーっとしていると見落としてしまいそうなところです。そして慎重にシングルリフトに乗り、山頂の展望台の建物で伊東市街を眺めます。ちょっと展望台が狭くちょっとだけ混雑しています。山頂をうろうろしていたら急にお腹が空いてきました。よく考えたらこの日は昼食が時間の関係で食べられなかったので、山頂レストハウスでもと思ったのですが、山頂での食事の提供はなかったのでとりあえず降りることにします。山麓には和食処つつじ亭があったのですが、ちょうどいい路線バスの便がないようなので、諦めて伊東商業高校バス停まで歩いて行く事にしました。
 伊東駅からは修善寺駅へバスで抜けようと思ったのですが、この日の便は既に終了していて(まだ17時前なのだが)、その足で観光案内に行き今日の宿を紹介してもらいます。紹介してもらった宿は川奈駅のすぐ近くのところでした。川奈駅は小室山リフトの最寄り駅で何だかな〜と思いながら、先ほど乗って来たバス路線でまた逆戻りすることになりました。

○山麓駅
 小室山観光リフトの山麓駅です。大きな建物にお土産や食堂施設そして切符売場が並んでいます。リフト乗場はお土産やの中にある切符売場でリフト券を買ってそのすぐ横にあるガラス戸をガラガラ〜と開けて入った(建物から出た)先にあります。


○搬器
 同じ伊東市内にある大室山リフトとは違ってこちらはシングルリフトです。小室山観光リフトの方が海に近く太平洋を望むことが出来ます。


○山頂駅
 小室山観光リフト山頂駅です。山頂駅は展望台の建物のすぐ脇にあり、写真に写り込んでいる庇が展望台の建物のものです。


(’09年09月22日取材)

Sunday, February 12, 2012

池観光開発 大室山登山リフト(305m)

○公式HP
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○場所
 静岡県伊東市富戸先原1317-5
 東海バス:伊豆シャボテン公園下車すぐ
 tel.0557(51)0258

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):大室山登山リフト(305m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 翌(09月22日)には、大室山登山リフトへ行きました。大室山は伊東市にある噴火山でお椀を伏せたような稜線が芝生で覆われた山で国指定天然記念物となっています。ここは神の山として地元住民に慕われおり、山頂はすり鉢状に窪んでいて、その周囲がお鉢めぐりという観光コースとなっています。その窪みはかつての噴火口ですが、現在はその中は観光用のアーチェリー場として使われています。また山頂駅の脇には浅間神社が奉られています。
 さて筆者は、下田駅前のBHを出発して、伊豆急行線を富戸で降りればいいのかな?とか悩みながら、バス路線の情報を調べてみるとバスは伊東発だということなので、乗り継ぎの状況とかがよくわからないので伊東で乗り換えることにしました。伊東駅に着いてバス乗場に真っ直ぐ行くとちょうどバスがいたので、すぐに乗ると今しがた電車で移動して来たばかりのルートを富戸までトレースして戻って、そこからシャボテン公園の方へ右折して入ってゆきました(完全な無駄足w < 筆者)。
 午前中の気候のいいうちに行こうと思って、朝いち?で来たのですが、ちんたら移動しているうちに到着は10時ごろになっていました。少しづつ撮影しながら行こうと思って、あたりをうろうろしている間にどんどん待ちの行列が長くなってゆきます。これはすぐに並ばないとえらく待たされるな、と思ったのですぐに並ぶことにしました。しかし切符の売場がわからないので、いったん乗場の方へいくとその待ち行列は切符売場に繋がっているようでした。結局30分ぐらい並んで切符を買ってやっとリフトに乗る事ができました。夏山リフトでこれほど並ぶ所はめずらしいかもしれません(そういえば高尾山では乗車整理券を配っていたな〜と思い出す)。
 山頂駅からはすり鉢状の火口跡?を見ながら巡る稜線を一周あるくハイキングコースがあり、多くの人がここを歩いて、大室山の美しい稜線、伊豆半島の景色を楽しんでいます。このハイキングコースは順路が指定されているので、全ての人が同じ方向に向かって歩いていてちょっと異様ではありますが、それもまた楽しからずやでしょう。寒くもなく暑くもなくとっても気持ちのいいハイキングとなりました。
 
(メモ)
 大室山の山焼きは、毎年2月の第2日曜日に行われています。その様子はニュースでもよく取り上げられていて有名かと思います。因に今年の2月の第2日曜日は今日(この掲載日)ですね。

○山麓駅
 山麓駅とその原動機です。乗場の隣にあるのは切符売場です。運転室の建物も兼ねているのかな?それにしてもすごい行列ですね。


○搬器
 搬器からは大室山の稜線越しに、伊東市街そして太平洋を望むことが出来ます。綺麗ですね〜。


○山頂駅
 大室山リフト山頂駅です。降りて数歩あるくと独特のすり鉢状の火口跡が目に飛び込んできます。山頂には貨物用のモノレールが2カ所に張り巡らされていました。こんな写真を撮っているのは筆者だけでしたが…


(’09年09月22日取材)

Wednesday, February 08, 2012

下田ロープウェイ 新下田-寝姿山(540m)

○公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'61/11/01

○場所
 静岡県下田市東本郷1-3-2
 tel.0558(22)1211 

○取材記
 搬器交換の行われた下田へ行く事にしました。東京駅に行くとちょうどスーパービュー踊り子がいたので、早速指定席券を買い求めて電車に乗ります。今日の目的地はここで乗ってしまえば、もうほぼ着いたも同然と言えるぐらいアクセスの楽な所です。
 この日はここで泊まるつもりで来たので、伊豆急下田駅についてすぐに構内の観光案内に行って宿を聞いてみますが、ハイシーズンなので全くありませんとの返答をもらってがっくりします。しかしそこにはロープウェイの割引切符が売られていたので、そちらだけを購入して山麓駅へ歩いてゆきます。
 下田ロープウェイは’09年07年18日にそれまでの旧施設から架替で現在の搬器となっています。新緑に桜の絵が描かれた風景にマッチするデザインの搬器です。
 午後をだいぶまわっていたので、観光バスが多数乗入れるには少し遅い時間だったためか、車内には満員ではなくまだ少しの余裕がありました。その車窓からは下田市街が一望できます。しかし寝姿山が遮っているので太平洋を望むことは出来ません。車内には"Ansaku 安全索道"と"TOKYU CAR 東急車両"の銘板が並べて貼ってありました。その写真を撮ったつもりでしたが、あとでその写真を見ると手前に立っている乗客の手のひらが大きく写っていました、なんだかな〜
 山頂は「絶景」と「縁結び」の名所とされていて、花公園となっています。そのためかカップルが非常に多く目立っていました。下田湾を望む山頂からの風景は本当に絶景でした。さて、しばし景色(とロープウェイ)を眺めたのち山頂駅でまどろもうとしますが、”そうだ今日の宿をまだ取って無かった”とハタと気がつき、山麓駅に急いで降りて、このロープウェイの山麓駅の目と鼻の先にあるBHで、今日の空きを聞いてみたところ”すこし風呂場の排水が流れにくい部屋だけがあるけどどうします?”とのことだったので、そこに泊めていただくことにしました。
 宿にチェックインしてから、下田市内の外れにある公衆浴場へ行きました。とってもいいお湯でした。
 
(’09年09年21日第2回取材、’00年01月30日取材)