Saturday, June 30, 2012

富山ライトレール 富山港線(富山駅北−奥田中学校前)(1.1km)

○公式HP
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○DATA
 ・普通鉄道(1067mm)
 ・開業:’05/04/29

○走破記
 富山市電を富山駅前で下車し、富山駅の南北連絡通路を通って富山駅北にある富山ライトレールの乗場に向かいました。雪がますます強くなっていて、本当に運転しているのか疑問でしたが、大雪の中でもライトレールは通常通り運転されていました。
 この富山ライトレールは、かつてのJR西日本の富山港線の一部を改修しライトレール化した上で再出発した鉄道です。運転本数が格段に増えて利便性が向上した好例とされています。
 筆者はJR時代に乗車したことがあるので、未乗区間はこのうち軌道区間の奥田中学校前までのわずかに1.1kmなのですが、そこだけ乗車というのも味気ないので、この大雪の中終点まで乗る事にしました。
 電車が市内から郊外に向かうにつれ、雪が深くなり、電車のジョイント音がほとんどしない状態のまま終点岩瀬浜までライトレールは普通に走っていましたが、除雪しないと危険なのでは?といった疑問が拭えませんでした。
 終点岩瀬浜で駅周辺を少しうろうろしたのですが、雪が激しく靴の中にまで入ってくるので、うろうろもほどほどに切り上げて、また元来た線路を富山駅まで戻って帰ってきました。
 さて今回の旅行はこれにて終了で、あとは帰るだけとなりました。富山ライトレールを降りてから、そのまま目の前にあるJRの富山駅へ行くと、JR線は全ての特急電車が雪のため運休となっていました。それでも普通電車だけはなんとか、間引き、遅れながら運転しますとのことで普通電車を乗継いで東京を目指して帰ることにします。”無事帰れるのか?”情報によれば、上越新幹線は運転されているとのことだった。普通電車を乗継いで、直江津でほくほく線経由の越後湯沢行きに乗れた時にはやっと帰れる〜と思った。しかしそれも束の間で、その電車は六日町で運転打ち切りとなり上越線は不通となってしまいました。この電車の乗客に対しては越後湯沢までの代行バスが用意されるということで、なんとか帰り着く事ができました。

(’10年01月01日取材)

富山地方鉄道 富山都心線(0.9km)

○公式HP
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○DATA
 ・普通鉄道(1067mm)
 ・開業:’09/12/23

○走破記
 年が明け新年よりうろうろしています。’10年最初は富山市内に’09年末に開業した、富山地方鉄道富山都心線です。実は筆者がこの前日に宿泊したBHはこの沿線の大手モール駅前にあったのですが、わざわざ歩いて丸ノ内へ向かいます。
 この日も雪が強く降り続いていて、写真にその雪がハッキリと写るほどのものになっています。こんな激しい雪の中なんで?路面電車の線路に沿って歩かなければならないのか。というのもこの富山都心線は単線の一方循環の路線でその途中駅から乗車して富山駅前で下車してしまうと、丸ノ内駅から乗車した駅までの区間が未乗として残ってしまうからです(それ以上でも以下でもありませんハイ)。
 ではどうやってそのBHへ行ったのかって?実はその前日はこの日を超える冷たい雪が降り続いていたので、めんどくさくなって富山駅前からタクシー乗場へ直行してBHへ行ってしまったからです。
 途中雪に埋もれる?富山城を見ながらやっと丸ノ内駅に着きました。暫く待つと同線専用の9000系電車が来ました。やっと寒い電停から解放され電車に乗る事ができました。乗ってしまうと新規開業区間はあっというまに過ぎてしまいました。富山駅前で降りて引き続いてポートラムに乗ろうと思います。

(’10年01月01日取材)

Thursday, June 21, 2012

富山市 猿倉城址公園スキー場

○公式HP
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 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○場所
 富山県富山市舟倉46
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第1(293m)
  (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 白木ヶ峰スキー場を早めに切り上げて、国道41号をふたたび北上して、この日2カ所目は猿倉城址公園スキー場へ行こうと思う。山深いところから開けたところに架かる新笹津橋を渡ったところで右折(東へ)して、カーナビに従って走っていくと、除雪の不十分な急坂に入って立ち往生してしまう、それでもスリップしながら腐心しながら登っていくと、道路の真ん中に雪の固まりが積んであって除雪区間終了で行き止まり。気を取り直してUターンして、今度は案内看板に従って走る。こちらも進むにつれ雪が深くなり、わずかばかりについている轍に従って走ることで、なんとかそこが道である事がわかる状態の処を走ってスキー場に着きました。一面の銀世界でどこが駐車場かもわからなく、下手に入ると出て来れなそうなのでゲレンデに一番近い道路沿いに駐車しました。
 車から一歩外に出ると靴が全部雪に埋まってしまい、”これは歩けないな”と諦め、写真撮影ポイントまで車で移動して運転席から数枚撮影しました。
 このスキー場は事前の調べでは、平日はナイター営業のみで、休日は昼間の営業との案内でした。こんな時期だから当然休日モードの営業と思って来たのですが、残念ながらこの日は営業していませんでした。それは昨日までの雪不足によるものなのか、それともこの日は平日モードということなのか判然としませんでした。しばらくするとレストハウス、喫茶”どんぐり”の係の人が喫茶の方へ入っていったので、話を聞こうと思ったらすぐに戻ってきて車でしばらく待機したあと行ってしまいました。
 雪はまだ降り続いており、ここに長居をしては脱出できなくなりそうなので、このスキー場へのまたの再来を誓って富山市内へ戻ることにしました。というのも、レンタカーの契約がこの日まででした。とっても残念です(結局、筆者のこのスキー場への再来は叶いませんでした)。
 さてこの日はこれまでで、明日からは電車モードの旅行になります。

(メモ)
 猿倉城趾公園スキー場は’09−’10年シーズンの終了を以て閉鎖となりました。

(メモ2)
 富山市は’05年04月01日に富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田町、細入村の1市5町1村が合併して新市制の富山市となっています。新市制の富山市は富山県の29.2%の面積を占める大変大きな市となりました。全くの余談ですがその隣に位置する舟橋村は日本で最も面積の狭い市町村となっています。その対比がすごいですね。

○第1リフト、山麓駅
 雪が深くてゲレンデに近寄れないので遠景から撮影です。このスキー場唯一のリフトでとっても年期が入っています。


○スキー場全景、リフト側
 リフトの架かっている側のスキー場の全景です。


○スキー場全景、レストハウス側
 レストハウスのある側の全景です。スキー場はこの1枚バーンです。


(’09年12月31日取材、未走破)

Saturday, June 16, 2012

飛驒まんが王国 白木ヶ峰スキー場

○公式HP
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 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○場所
 岐阜県飛驒市宮川町杉原116
 tel.0577(62)3259
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第1(522m)、第2(288m)
  (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 一夜明けこの日は’09年の大晦日。富山市内のBHから見える天気は昨日までとはうって変わって猛吹雪。今日の予定はどうしようと?思ったが。行かねばならないのです、なぜならそれがメグラーの勤めだからw。この日最初は岐阜県にある白木ヶ峰スキー場に行こうと思う。では出発!
 富山市のいわゆる市街地を走っている時から路面には雪が沢山あって、運転はとっても慎重になる。それでも国道41号は除雪車が走り回っていて路面の雪は少なめでした。猪谷駅前を過ぎてここから国道360号に入ると路面の雪が急に深くなり”あれ?これは無理か?”と思ったが高山線の線路を超えると、その先は道路改良がされていて、長いトンネルが続くすばらしい道でした。レンタカーに搭載のカーナビには道路が入ってなくてアクセスでちょっと回り道してスキー場に着きました。
 この吹雪では、スキー場はどうかな?と思ったが、駐車場には何台かの車が停まっていて、スキー場も営業していました。駐車場も雪が深くてどこに停めてよいのかわからないので、それらしいところに適当に停めました。ここ飛驒まんが王国は、スキー場の白木ヶ峰スキー場、まんが図書館のまんがサミットハウス、温泉施設の宮川温泉おんり〜湯、宿泊施設のナチュールみやがわが一体となった複合施設です。掲載日現在スキー場は既に閉鎖となっていますが、それ以外の施設は引き続き営業しています。
 さて準備をしてゲレンデに向かいます。この吹雪で一眼レフでの撮影は諦めて、今日はコンパクトカメラだけにします。ゲレンデを滑走している人は、筆者の他には数人で子供のグループのようでした。地元の子供たちかな?リフトはシングルリフトが2基で、第1リフトの方が長く山頂の方へ行くリフトです。
 ゲレンデはこの吹雪で雪が深くて、しかも板が走りにくい雪でした(筆者の技量の問題かな?)。係員曰く”踏んでも踏んでも雪が積もるな〜”なんて言っていました。筆者が数本滑ったところで、ゲレンデには圧雪車が入りゲレンデ整備を始めました。筆者はまだ滑り足りなかったので、整備終わりを待っていました。気がつくとウエアの下までずぶぬれになってしまっているようなので、一旦車に戻りました。車からゲレンデ整備の様子をのんびりと眺めていたら、続きを滑る気がなくなって、先を急ぐ事にしました。というのも今朝の道が雪深かったので長居をすると足止めを食うかもな〜と考え始めてしまいました。
 さて、次の目的地は猿倉城址公園スキー場です。

(メモ)
 白木ヶ峰スキー場は’10−’11年シーズンは休業となっていましたが、翌年の’11−’12年シーズンより正式に閉鎖となっています。公式HPにはリフトは動きませんが雪遊びは出来ますとの案内が出ています。

(メモ2)
 岐阜県飛驒市は’04年02月01日に古川町、神岡町、河合村、宮川村の2町2村が合併して出来た新しい市です。

○第2リフト、山麓駅
 リフトのうち山麓側のコースだけにかかるリフトがこの第2リフトです。まんが王国の黄色い建物の”まんがサミットハウス”からは一番離れたところに架かっています。シングルリフトはロコの雰囲気があっていいですね。


○第1リフト、山麓駅
 第1リフトはまんがサミットハウスの脇に架かるリフトです。係員の方が一生懸命に座面の雪を払いのけてくれています。筆者はタイミングが悪くて一回搬器をパスしたところ、”次はいけよ〜”と言われてしまいました。大変申し訳ない。


○第1リフト、山頂駅
 第1リフトの山頂駅はまんが王国だけに、メルヘンの世界でした。パノラマ写真を作ってみました。


(’09年12月31日取材)

Saturday, June 09, 2012

医王アローザ IOXアローザスキー場

○公式HP
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○場所
 富山県南砺市才川七アローザ村
 tel.0763(55)1326

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式普通索道(1):山麓駅〜山頂駅(1649m)
 ・単線固定循環式特殊索道(5):第1ペア(377m)、第2ペア(377m)、
                 第3ペア(653m)、第4ペア(239m)、
                 第5ペアB(406m)

 ・休止中(1):第5ペアA(666m)
  (太字は筆者の走破線区、うち普通索道と第4ペアは前回取材時に走破)

○走破記
 スノーバレー利賀スキー場を出て、再び国道471号を走り南砺市の福光地区?に戻ってきました。この日最後はこのエリア最大のスキー場のイオックスアローザスキー場へ行く事にしました。筆者はこのスキー場には以前(’02年)に来た事がありますが、その時は既に春スキーの時期になっていて、ゴンドラと山頂付近に架かる第4ペアリフトだけが運転されていましたので、ハイシーズンの訪問はこれが初めてになります。
 準備をしてゲレンデへ行くと、時刻は既に14時を少し廻っていました。この日はナイター営業はないとのことでしたので、営業終了までの残り時間が少ないので大急ぎて山頂方面を目指して搬器に乗ります。スキーセンターには少しづつ帰りの人波が増えてきています。
 先ずはゴンドラに乗り、このスキー場のピーク第5ペアリフトを目指します。第5リフトは2本並列のペアリフトですがA線が休止の届けが出されていて実際に運転されているのはB線のみです。一般的にはA、B線とある場合には山麓駅と山頂駅が同じ場所にあるケースが殆どなのですが、ここのそれは少し違っていてA線のみが長くなっています。しかもその長い方が休止となっています。A線には一群の搬器が付けられていたので、ひょっとしたら大会とか?のなんらかの局面で使うのかもしれません。
 そんな感じで、山頂側の第5ペアリフトからスキーリフトを撮影しながら順番に降りて行くと、スキー場の営業終了時間となってしまい。肝心な滑る時間がなくなってしまいました。少し不満が残りました。明日は沢山滑れるかな?
 さて、この日はこれでおしまいです。明日に備えて富山市内のBHへとんぼ帰りしましょう。

○第1ペアリフト、山麓駅
 リフトのうち一番山麓側にある第1ペアリフトの山麓駅です左側のはるか彼方にゴンドラの山頂付近が見えます。かつては第2ペアと第3ペアリフトがなくこのリフトは山麓側の初級者専用だったようですが、現在はこちらのリフトから乗継いで山頂付近にも行けるようになっています。


○第3ペアリフト、山頂駅
 第3ペアリフトの山頂駅はゴンドラリフトの山頂駅のちょっと手前にあります。覗き込むと砺波市の散居村の様子を望めます。


○第5ペアAリフト・搬器
 休止中の第5ペアAリフトには一群の搬器が付いているところがありました。10基ぐらいでしょうか?。これらは大会とかで使うのでしょうか?謎です。


(’09年12月30日第2回取材、’02年03月31日取材)

Sunday, June 03, 2012

利賀ふるさと財団 スノーバレー利賀スキー場

○公式HP
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○場所
 富山県南砺市利賀村上百瀬地内
 tel.0763(68)2800

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):第1高速クワッド(1108m)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第2ペア(495m)、第3ペア(817m)

○取材記
 タカンポースキー場を出て、国道471号を通って小牧ダムの下流側から庄川の対岸に渡り山道を延々走り、さらに新楢尾トンネルを通って南砺市利賀村にあるスノーバレー利賀スキー場へとんぼ帰りすることにししました。国道471号は一部1車線の交互通行の区間もありますが、殆どの区間が2車線化がされていて、雪さえなければさほど不便を感じないほどに改良されています。一方で富山市側に近い栃折峠を超えるルートは1車線の交互通行の区間が多く、特に冬場はできれば避けて通りたい道です。
 この利賀村というところ、平成の大合併で南砺市の一部となったが、以前は利賀村という独立した自治体でした。ここへの到達がいかに山深く大変かは有名なヨッキれんさんのHP"山さ行がねが”に熱く述べられていますのでそちらこちらをご参照ねがいます。何でもこの村は昭和46年までは村に繋がる2つの国道が冬期の除雪がされず、孤立が余儀なくされたのだとか。さて、話を戻します。
 そんな利賀村にある、スノーバレー利賀スキー場ですが、この’09−’10年のシーズンには、第1高速ペアリフトの支柱に地滑りによるずれが発生していて営業を休止していました。翌シーズンには営業を再開しています。そんなスキー場の様子を見に行きました。スキー場は利賀村のどんずまりにあり、ひょっとしたら途中から道路の除雪がされてなく、到達できないかも?なんて思いながら車を走らせると意外な事にそのままスキー場の駐車場まで除雪された中を走って到達できました。
 スキー場はしっかりとコース整備された跡があり、リフトさえ動けば何の問題もなく営業出来そうでした。ひょっとしたら営業するつもりで準備を進めていたのかもしれませんね。

○セントラルプラザ「タイム」
 スキー場のメインの施設です。レストラン、スキーショップ、レンタルスキーの施設があるようです。取材時には館内に通じる階段の除雪がされていなくて、表からは建物にアクセス出来ないようになっていました。もっとも建物の裏側(スキー場側)は除雪されていて中に入ることができて、内部では数人の職員の方が事務作業をされているようでした。


○スノーバレー利賀スキー場全景
 セントラルプラザ「タイム」前から見た、同スキー場の全景です。なんとなくコース整備がされているように見えます。リフト沿いには多くのスノーモービル?の滑走跡が見えます。


○第1高速クワッドリフト・山麓駅
 第1高速クワッドリフトの山麓駅です。山麓駅から望む限りでは索条がきちっと掛かっていて特に問題ないように見えますが。


(’09年12月30日取材、未走破)