Saturday, August 26, 2017

サロベツカントリークラブ 豊富温泉スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道天塩郡豊富町字温泉
 豊富駅から7.0km
 tel.0162(82)2842

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):豊富温泉ペアリフト(474m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今回の更新から年が明け’13年の更新になります。
 大晦日に宿泊した枝幸町のBHはオホーツク海を望む部屋で、部屋からは初日の出が見えてもおかしくなかったが、残念ながらあいにくの吹雪でおあずけで、日が少し高くなってから分厚い雲越しにやっと拝むことができました。さて、そんなことはさておき、今日行くのは北海道北部を横断した日本海側にある(ここ)豊富温泉スキー場です。前日の作戦練り直し時に電話確認し、本日の営業時間は11時〜15時との情報をすでに得ているのでのんびりと行くことにします。経路も旧浜頓別駅→幌延駅→天塩町民スキー場(情報収集)と寄り道しながら、約100kmのドライブとなる。
 ただ問題は今日の天候で、朝からの猛吹雪…。特にこれから行こうとしている日本海側は大荒れの予報でせっかく行ってもスキー場は本当に営業しているのか?よっぽどホテルでふて寝を決め込もうかと迷いましたが、やっぱりせっかく北北海道まで来ているのだから、車は出そうと思う。
 浜頓別BTで一旦休憩し、ここからは道道84号線の峠越えルート、道による除雪の作業が行われている途中で、除雪車を追い越してしまうとそこからは走りにくい非圧雪の道が延々と、このルートは沿道が無人地帯が多いのでスタックなどしたら面倒になることが確実。でも地吹雪の視界不良で何度も進めなくなりながら苦労してなんとか幌延に出ました。
 ここからは天塩町民スキー場へ寄り道し。元旦の営業はないことは既に情報を得ているのですが、問題はいつ営業日なのか?未だによくわかっていないこと。だから現地で情報収集しようと立ち寄ったのですが…。スキー場は入り口からうず高い雪に囲まれていて敷地内に入ることさえできず、情報収集もできませんでした。
 さて、そんなこんなでやっと豊富温泉スキー場へ到着。スキー場は猛吹雪。とりあえず駐車場へ車を止めようとするが、車内から駐車場の空きスペースが確認できず、空いてそうなところの近くまで行ってから、車を降りてから、そのスペースをよく確認してから車を止めました。こんな天候ではさすがに営業していないだろうと思いゲレンデまで、とぼとぼと歩いて行くと、濃い霧の先に動いているリフトを見ました。”動いている…”。それにしてもこんな吹雪で滑れるのか??
 とりあえず準備をして、ゲレンデへゲレンデはリフト1本の1枚バーン、かつてはもう1本リフトがあったようで、その残骸がゲレンデにもまだ残っています。山頂からの滑り出しがとてもなだらかで、油断していると途中から急峻になり、また山麓付近がなだらかになっている不思議なゲレンデ構成。吹雪の視界不良の中滑走しているとちょっと不安になる。リフトは日ケで要覧によれば、’89年の運輸開始。
 今日は行き先はここだけなので、回数券を買って何回も滑走、滑っているうちに晴れて来た、かと思えばまた吹雪になって、さらに強くなって来たので、そこそこにして切り上げる。ゲレ食で何か食べるか?と思ったがあいにくこの日はゲレ食はお休み。自販機でコーヒーを飲んでブレイクしていたら蛍の光が流れ始めたので、とっとと退散した。
 豊富からは豊富バイパス(無料区間)を稚内方向に走り今日の宿へ向かいました。

○豊富温泉スキー場 ガイドマップ
 リフトは1本です。

○ペアリフト 山麓駅
 最初はこんな吹雪でした。ゲレンデの先が全く見えずどうしていいのかわかりませんでした。

○ペアリフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。山頂駅の雰囲気はなかなかいいですね。晴れていれば景色もいいんでしょうね。

(’13年01月01日取材)

Sunday, August 20, 2017

中頓別町 寿スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道枝幸郡中頓別町字寿64-1
 音威子府駅から43km
 tel.01634(6)1890

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):寿スキー場(608m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 音威子府村のその名前にもなっている秘境駅?近くの温泉ホテルからのスタート。秘境駅なんて言うからトンデモホテルだったらイヤだな?と思ったのですがホテルはとっても立派で綺麗でした(うっしー氏のHP秘境駅へ行こうを見たら、この天塩川温泉駅の訪問記が’12年10月07日訪問になっていました。近年書き換えられたのでしょうか?ちょっと謎でした。筆者と比較的訪問日が近くて不思議な親近感を覚えました)。
 話が逸れてしまいました。それついでに音威子府駅に立ち寄ります。ここには天北線資料館がありました。鍵がかけられ電気が灯いていなかったので、係員氏に聞いたら電気を灯けてくださいました。お手数をおかけします。ちなみにこの駅は無人駅で宗谷バスの管理になっているようです。
 ここからは再び国道275号を北上します。天気予報では吹雪とのことでしたが、天気もよく順調に10時の営業開始前に着きました。ただこのスキー場(筆者訪問時には)公式HPがなく本日が営業日かが確認できなかったので、よく分からないけど駐車場で待つと言う状態になっています。実際営業開始時間直前なんですがリフトの試運転さえも行ってなく。今日はだめかなと思っていました。ところが10時になると地元の方々とおぼしきスキーヤーの方々が押しかけてきて”?”と思っている間にリフトが営業を始めました(天候調査中だったのかもしれません)。
 しかし、天気予報が吹雪と言うだけあって、10時には晴れていましたが、急に曇ってきて風が強くなりあっという間に吹雪に、そしてまた止んで晴れたかと思うと再び吹雪になったりと天気はめまぐるしく変わりました。そんな天気だったのでゲレンデには新雪がたっぷりで筆者のヘナチョコな腕で降りれるかな?と心底心配しましたが、根雪の圧雪がきっちりとされているようで難なく降りることができました。スキーの腕が上手くなったかのような錯覚を覚えるコースで面白かったので、リフト沿いのコースを繰り返し滑って遊びました。
 リフトには掲示がなかったのでメーカーは不明です。要覧によれば’80年の営業開始だそうです。搬器の座面が木製のシングルリフトです。定期的に改修はされているようで、滑車が鉄輪と言うことはありませんでした。スキー場は明日の元旦も営業するようです素晴らしい!
 このあとさらに国道275号を北上して、枝幸町国設三笠山スキー場へ行きますが、ゲレンデの入り口で
こんな看板を見てしまい、この日はこれにて終了となりました。もっともこの日のオホーツク海がわは猛吹雪だったので、たとえ営業日であったとしても営業していなかった可能性が高いと思われます。随分と早いですがこのまま枝幸町で泊まりとなります。明日からの作戦を練り直しましょう。

○リフト 山麓駅
 ’80年製の骨董品のリフト。
 日ケぽいけどどこのものはは書いてなかったので不明としておきます。

○リフト 搬器
 座面が木製のシングルリフト。珍しいですよね。

○リフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。正面のスロープは意外と急でビビります。
 でも筆者でも降りれないスロープではありませんでした。
(’12年12月31日取材)

Friday, August 11, 2017

音威子府村 音威富士スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道中川郡音威子府村字音威子府200-6
 音威子府駅から1.4km
 tel.01656(5)3305

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第1(765m)
 ・休止中(1):第2(823m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は留萌市内のBHをスタートし、羽幌町民スキー場、美深町民スキー場と回りここが3ヶ所目。日も暮れて(といってもまだ15時半)しかも雪が強く降るようになって来ました。北の地のナイタースキーはさすがに寒いね〜
 美深スキー場からは急いで来たつもりだったんですが、道民の雪道運転は凄まじく、ずーっと抜こう抜こうとしている車に煽られて走ることになりました。で結局その車はオービスの真下で対向車線にはみ出して抜いて行きました。なんだな〜と釈然としませんが気を取り直してゲレンデへ
 ゲレンデには既にナイター照明が入っていました。これはじっくりと滑れるか?と思ったが、営業は17時までとのこと。急いでゲレンデへ行きましょう。ここ音威富士スキー場は第1と第2リフトが縦というか直列に配置された長いコースが自慢のスキー場ですが、第2リフトの方は公式に休止中のリフトとなっています。老朽化が原因でしょうか?
 ゲレンデは1枚バーンに見えますが、写真に写っている範囲以外に林間コースがあるようです。しかしそちらにはナイター照明はなくこの時間の滑走はできません。
 係員氏が、こんな時間に来てゲレンデの写真をとる筆者を不思議に思ったのか?”どこから来たのか?”と聞いて来ました。筆者は”索道協会のスタンプラリーをやっています(事実だし)”と適当に答えておきました。ま、誰がどう見ても結局不審者であることは変わらないw草。よね?
 夕方からの雪でゲレンデにも分厚い新雪が積もりましたが、ここはさすがは北の地、いくら積もってもゲレンデの雪サラサラでとっても滑りやすいままでした。そうこうしているうちにゲレンデの照明が順番に消え初めて営業終了の時間。とっとと宿へ向かうことにしました。

○第1リフト 山麓駅
 なんとか写真撮影ができる時間に着きました。こちらは山麓側にある日ケによる第1リフト。

○第1リフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。すっかり暗くなって来ましたね〜

○第2リフト 山麓駅
 第1リフトを降りると目の前にこの休止中の第2リフト。写真では明るく見えますがこちらの方面はナイター照明もないので真っ暗でちょっと不気味です。

(’12年12月30日取材)

Wednesday, August 09, 2017

美深町 美深町民スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道中川郡美深町字敷島347-4
 美深駅から1.3km
 tel.01656(2)2382

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):美深町民スキー場(289m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は留萌市内のBHをスタートし、羽幌町民スキー場に行きここが2ヶ所目。
 午後もだいぶ回った14時ごろにやっとゲレンデに着きました。雪が強くなって来たので早めにゲレンデに出ようと思う。準備を済ませてリフト券売り場へ。ここでスキー場のパンフレットはありますか?と聞いてみるも、”そんなものはない!”とにべもなく断られる。そもそのはずでゲレンデはスキーセンターから全てを見渡すことができる、1枚バーンで全部なのだから無理もないところか(その横にはジャンプ競技施設があるのですけど)。
 そのリフトは東京索道の’95年製のシングル。この地域はTOSAKUのリフトが多くて面白い。
 さて明日は大晦日。ひょっとすると休みのスキー場もあるだろうから、今日は無理してもう一ヶ所行こうと思う。

○リフト 山麓駅
 このスキー場は名寄美深道路(将来の北海道縦貫道の一部)に跨る形で設置されています。ただ、スキーセンターからみると普通のスキー場に見えますね?

○ゲレンデ横のジャンプ競技施設
 FIS公認エアリアルサイトと呼ぶようです。エアリアルサイトって言葉は初めて知りました。

○リフト 山頂駅
 山頂駅からは美深町の市街地が一望できます。ちょうど正面が美深駅のはずですがそこまではわかりませんね。

(’12年12月30日取材)

Saturday, August 05, 2017

羽幌町 羽幌町営スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道苫前郡羽幌町字中央405-1
 留萌駅から53km
 tel.0164(62)6800

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):羽幌町営スキー場(724m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 新しいあさ、留萌市内のBHをスタートし、今日最初に行くのは羽幌町民スキー場 びゅー。
 ホテルから一目散に走って来たら駐車場には殆ど車がなく、もしかして休業?と思った。しかし営業は10時からということで、駐車場で1時間ぐらい待ちます。待っている間に従業員の方々が次々と出勤して来られてやっとオープンらしい雰囲気になったところで、さらに町営のコミュニティーバスが着いてたくさんのスキーヤーが降りて来た。コミュニティーバスでスキー場に来るのかぁ?”新しいな?”と思うのも束の間、急に強風が吹き荒れオープンが怪しくなる。
 でもなんだかかんだでスキー場はオープン。筆者は早速ゲレンデへ。
 スキー場は日ケ’98年製のリフト1本勝負。その1本がまたまた長くて滑りごたえあり。スキー場のコースガイドにはこの冬リフト沿いのコースを新設!とあったので入ってみようと試みましたが入り口が全くわからずあえなく断念(まだオープン前だったのかな??)。
 さてこのあとは山越えを予定しています、沿道はヒグマの生息地、冬なのでヒグマは冬眠中とは思いますが、念のためガスは満タンにしておきます。

○リフト 山麓駅
 リフトは見慣れた形ですね。

○リフト 搬器
 北海道のロコ巡りは来る日も来る日も1本勝負との戦い。これがやってみると意外と楽しいんですよ?

○リフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。ここも山頂からは日本海が見えたり見えなかったりです。
 なんとか天候が回復してくれてよかったです。

(’12年12月30日取材)