Saturday, May 26, 2012

上平観光開発 タカンボースキー場

○公式HP
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○場所
 富山県南砺市西赤尾町字上野84-2
 tel.0763(67)3766

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3):第1ペア(538m)、第2(474m)
                 、第3(401m)

 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 一夜明け富山市内のBHから北陸道→東海北陸道を通って五箇山ICで降りる。このタカンボースキー場はその五箇山ICからわずかに5分の距離にある。現地は山深く、有名な白川郷の合掌造りがある地域で、かつては交通な不便な地域であったと思われるが、東海北陸道の全通によりその利便性は劇的に改善している。しかもこのシーズンは政権交代による高速道路の無料化の社会実験によって東海北陸道は無料となっていて、お金の事を気にする事なく走って到達する事が出来るおまけ付きでした。程なくスキー場に到着し駐車場に停めたら目の前が第3ペアリフトでした。
 スキー場の名前は風変わりな名前なんですが、このスキー場がある山の名前であるタカンボウ山に由来しているようです。この地域にはこれ以外にも、オゾウゾ山やゾウゾウ山、ソウレ山、マルツンボリ山、シリタカ山などのなぞのカタカナ名の山が多いのですがその由来はよくわかりません(ご存知の方がおられましたらお教え願います)。
 リフト券は筆者の停車した第2駐車場のどんぐり館のとなりに立つプレハブ?内にある自動販売機で購入しました。この地域の多くのスキー場には1000円の6回券という回数券が売られていて、ちょっとだけ滑る人に優しい料金設定となっているのがうれしいですね。
 昨日行った、たいらスキー場がハードなスキー場で、それより山間部にあるということで、いったいどんなところだろ?とビビっていましたが、意外にも緩斜面が多い初心者に優しいスキー場でした。山麓側の第1ペアリフト及び第3ペアリフト沿いは初級コースで、それに対して上部の第2リフト沿いは中上級コースとなっています。リフトはオリジナルが太平索道のものと思われ、メンテナンスの関係からか搬器にはJFEの銘板がついているものが見受けられました。
 筆者が各リフトの写真を撮りながら滑走していると、筆者の6回券を見た係員は”そんなんで滑っていたらすぐおわっちゃうだろ?”と言われてしまいました。たしかにすぐに終わってしまいますね。とっても名残惜しいです。でもこれが悲しいメグラー家業で名残惜しいうちに次に向かわなくてはなりません。あっという間に6回券は終了でした。
 さてこのあとは、このシーズンに休業だったスノーバレー利賀スキー場に行ってみることにします。それでは出発!

(メモ)
 たいらスキー場にもライブカメラが設置されているようです。南砺市にはライブカメラが多いですね。こちらです。

○第1ペアリフト・山麓駅
 スキー場のメインの第一駐車場とレストハウス、管理棟の前にある第1ペアリフトです。レストハウスからは若干距離があって少し登らなくてはなりません。


○第2リフト・山麓駅
 第2ペアリフトの山麓駅です。ゲレンデマップでは第2リフトはシングルリフトとなっています。また鉄道要覧では第2リフト、第3リフトはペアが付かないシングルリフト相当の名前になっています。この時は第2リフトはペアリフトになっていて搬器にはJFEの銘板がついていました。
 第1ペアリフトと第2リフトは写真のように至近距離に設置されていて、ほとんどこがずに乗換が出来るようになっています。


○第2リフト・山頂駅
 第2リフトの山頂駅です。今日も索道日和でなによりですね。


(’09年12月30日取材)

Sunday, May 20, 2012

長田組 たいらスキー場

○公式HP
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○場所
 富山県南砺市梨谷
 tel.0763(66)2911

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3):ロマンス(556m)、第2ロマンス(201m)
                 、第3ロマンス(490m)

 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 閑乗寺スキー場から庄川沿いに国道156号をひたすら走り。有名な船でしか行けない温泉のある大牧温泉の対岸をまだまだ走り、五箇山の相倉集落から国道304号に入って少し北上してスキー場に到着です。アクセス道路は2車線のりっぱな道路なんですが、勾配はきつく除雪されているはずのアクセス道に雪の固まりがときたま転がっていて、しかも凍結しているようなので運転は慎重にしました。
 (既に多くのメグラーに言われていることですが)このブログでも突っ込んでおきましょう!『どこが”たいら”やねん!』。スキー場は名前のイメージとは違ってたいらなところが全くないスキー場です。いちようエンジョイコースと呼ばれる初級のコースはありますが、このコースも含めてかなりハードなコースの揃う初級者の行ってはいけないスキー場です。来場者もそのへんは心得ているようでスキーヤーのレベルは高いですね。スキー場について最初に見える正面のコースがダイナミックコースです。全体的に斜度はきつめですがダイナミックコース以外はしっかりと圧雪されています。
 スキー場には3基のペアリフトがあり、山麓側から第1、第2、第3の順で、それぞれ’85年、’87年、’89年に完成していて山麓側から徐々にスキー場が広がっていった様子が伺えます。開業当初は第1リフトだけだったとか。怖いほど硬派ですね。
 もともと南砺市(旧平村)の公営スキー場ですが、’06年度からは指定管理者制度により地場の建設会社である長田組による運営となっています。長田組はスキー場運営に理解があり、同スキー場以外にも「たいらクロスカントリーコース」を運営しています。
 さてこの日はこのスキー場で日没コールド、富山市内に取った宿に向かって出発です。明日はタカンポースキー場からはじめる予定です。無駄に富山市内まで往復することになりますね。

(メモ)
 たいらスキー場にもライブカメラが設置されているようです。南砺市にはライブカメラが多いですね。こちらです。

○ペアリフト・山頂駅
 ペアリフトの山頂駅です。ゲレンデマップなどの案内では第1リフトと案内されています。第1リフト沿いのコースはピステンの入らないこぶこぶの急斜面が長々と続いています。スキー場に着くとこの斜面が先ず目に入るのでビビります。
 写真はセントラルコースの滑走中に見える横からの山頂駅です。セントラルコースは谷に入っているので、このように陰になっています。


○第3ペアリフト・山麓駅
 第3ペアリフトの山麓駅です。写真に写るコースはセントラルコースと呼ばれる同スキー場のメインのコースです。このリフトの右側には上級コースのスカイラインコースがあります。上級と言っても圧雪はされています。


○第3ペアリフト・山頂駅
 第3ペアリフトの山頂駅です。標高933mの無名な山のほぼ山頂にあります。遠景は北向きで高い山が殆どありませんが、山深く平野部までは見渡せません。南側はもう合掌造りで有名な五箇山相倉集落です。世界遺産ですよ。


(’09年12月29日取材)

Sunday, May 13, 2012

南砺市 閑乗寺スキー場

○公式HP
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○場所
 富山県南砺市井波外2ケ村入会地1
 tel.0763(82)2565

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ペアリフト(279m)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 となみ夢の平スキー場を出発し、庄川沿いに走って国道156号側の細い道からアクセスしました。本当にこんなところにあるのか?道間違えたかな?と思いながら走ると急に開けた場所に出て、そこが閑乗寺スキー場でした。まてぃさんの”MATY's 庵 雪部屋"によればこちら側の道は除雪されていなかったとのことで、こちら側からアクセス出来たのは雪不足による偶然かと。
 このアクセスの途中に見た、砺波市内に建てられた営業案内(スキー場の入口にあるものと同じ物)から、”本日は休止”とあったので、既にわかっていたのだが、情報は正確で駐車場には車が全く停まっていませんでした。ゲレンデの方に行って見ますが人の気配が無いので、少し人のいそうな道路を挟んで反対側の閑乗寺夢木香村へ。
 夢木香村は営業していたので、スキー場の事を聞いてみると、”道路を挟んで反対側は南砺市でこちらの施設は砺波市の経営なのでスキー場のことはよくわからない。ただ、先週は営業していたのでおそらく雪不足で停まってるんじゃないかな?”とのことだった。せっかく来たのでこの夢木香村で昼食をいただいてから、次のスキー場へ出発することにしました。

(メモ)
 閑乗寺スキー場にはライブカメラが設置されているようです。リフト乗場の今の様子とか見れておもしろいです。こちらです。

(メモ2)
 南砺市は’04年11月01日(平成16年)に8つの町村(城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町、福光町)が合併して誕生した新しい市です。

○スキー場の入口・営業案内
 スキーに来てこの休止の看板をみるとがっかりしますね。このスキー場は平日はナイターのみの営業なので、この日は休日営業で営業時間は9時〜17時ですが、営業休止しかも積雪量が少ないことを示しています。


○ペアリフト・山麓駅
 山麓駅から見たペアリフトの全景です。リフト山頂駅付近に見える展望台は、閑乗寺公園展望台で砺波市井波地区の散居村の美しい風景が見渡せます。スキー場にはところどころ土が露出していますね。


○ペアリフト・原動緊張機
 山頂側には登れなかったので、山麓駅の原動緊張装置のアップを4枚目にいれました。リフト日本ケーブルによるもののようです。搬器のサスペンダーも角パイプですし。


(’09年12月29日取材、未走破)

Sunday, May 06, 2012

砺波市五谷観光企業組合 となみ夢の平スキー場

○公式HP
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○場所
 富山県砺波市五谷字源谷22
 tel.0763(37)1575

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第2(861m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 スキーシーズンが終わると、何故かスキーの話がメインになる、謎のブログです。今回からは’09ー’10年のスキーシーズンのメグラー活動のご報告です。

 さて、雪不足が心配された’09ー’10年シーズンですが、結果的には降雪量は良好だったのですが、この12月の時点では積雪は少なめでした。筆者はこの時の行き先を富山に決め、既に飛行機に乗っているのですが、各スキー場の営業可否もわからず、どのようなルートで行くかは着陸の時点まで決めかねていました。空港から最も近い富山地区の猿倉城址公園から順番に回るか、それとも県内で最も遠い砺波地区から回るかといったところです。結局のところ車を借りてから砺波地区から行く事に決め、そのルート上にあるスキー場は行きながら経由して行く事に決めました。
 筆者の未踏破スキー場で、このルート上にある最初のスキー場は、ここ、となみ夢の平スキー場でした。カーナビの案内のもと結構細い道をぐねぐね走ってやっと到着です。勾配がキツい道は最後のアクセスだけで、積雪もなく天気は晴天であったので、アクセスは楽でした。
 スキー場が見えてきて、最初にレストハウス近くの駐車場が見えますが、駐車場の空きがないように見えたので、案内看板に従って第2駐車場に入れました。こちらは車が少なくというかガラガラでした。
 準備をして行くと第2駐車場からはゲレンデの中腹に繋がっていました。先ずはリフト券を買う必要があるので、板を履いて山麓駅へ滑走して降ります。山麓駅の切符売場で、1回券を数枚購入して滑走しました。幸いなことに晴天で砺波市内を見下ろすゲレンデは景色がよく、とても気持ちがよかったです。

○第2リフト・山麓駅
 第2リフトの山麓駅です。名前は第2リフトですが、スキー場にリフトは1本しかありません。


○第2リフト・中間駅
 第2リフトの中間駅です。一般的には中間駅から上のコースは斜度が急激に上がって上級コースなどになることが多いですが、ここはコースの広さ以外はさほど変わっていないように思えました。


○第2リフト・山頂駅
 第2リフトの山頂駅です。砺波市街地が一望の景色の良い所でした。山頂駅から少し登ったところには、なぞのとんがり屋根の建物がありました。何かの設備のようですがなんでしょうね?。電気関係の変電設備か?


(’09年12月29日取材)