Tuesday, June 20, 2017

ダンケジャパン ほろたちスキー場

○公式HP
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○場所
 北海道雨竜郡幌加内町字長留内
 深川駅から46km
 tel.0165(35)3410

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ほろたちスキー場(635m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は東京から空路は旭川空港を使い、サンタプレゼントパークへ行き、ここが2箇所目。
 国道275号を北上し幌加内町内にあるスキー場へ、急な大雪で慎重な運転。そして少し暗くなってきていたので、もしかしたら休業?と思いつつスキー場に着きました。スキー場についてみると大雪の中でも兵庫県の団体がスキー練習をしていてゲレンデは営業中でした。
 ほろたちスキー場はリフト1本のみの地元密着のロコスキー場かと思いきやさにあらずで、非圧雪を売りにしたスキー場です。というのはここ幌加内町は戦後の国内の最低気温の記録-41.2度を記録したところで、そんな所の雪質が悪いわけがないということからきている。
 今日のゲレンデコンディションですが、先ほど紹介しましたように天候は大雪。本来は非圧雪のコースと中初級者向けの圧雪のコースとがあるのですが、まずこの日は初級者用の林間コースは閉鎖。そしてそれ以外の全てのコースが新設が高く積もった難易度の高いコースになっていました。もともとこのスキー場の性質から圧雪はあまりされておらず、しかもバーンは荒れ荒れでした。本来ならからまつコース(中級用コース、最大斜度26度)とほろたちコース(上級用コース、最大斜度44度)の2コースは見分けがつくらしいのですが、この日は全くのシームレスでした。筆者のようなヘナチョコにはかなりきつかったです。
 リフトはロマンスリフトが1本のみ、この日の稼働状況ではロマンスリフトである必要あるの?シングルで十分じゃね?というぐらいの滑走者しかいませんでした。もう少し天候が良いと違うのかもしれません。リフトのメーカーはよくわかりません。東索でしょうか。結局なんだかんだで営業終了の16時まで楽しませていただきました。
 今日の活動はここまでとして、宿に向かいました。

○リフト 搬器
 変わった形の搬器ですが、メーカー銘板などはなく確認できませんでした。TOSAKUかな??

○リフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。バーンが荒れているのがこの写真でもよくわかりますね。

○リフト 山頂駅からの風景
 山頂駅からは幌加内町の中心街が望めます。珍しいでしょ上からの風景。地元の人にはなんでもないでしょうけど。
 写真がどれもアンダー気味なのは急な大雪で筆者の精神が安定していなかったから 草。同時に撮ったフルオートのコンデジもアンダー気味(何故?)だったので諦めました(orz)。

(’12年12月28日取材)

Sunday, June 18, 2017

ダンケジャパン サンタプレゼントパークマロースゲレンデ

○公式HP
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○場所
 北海道旭川市神居町富岡555-2
 旭川駅から6.4km
 tel.0166(63)3232

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(5):グリーンペアA(658m)、グリーンペアB(658m)
                 ブラッキーペアA(778m)、ブラッキーペアB(778m)
                 センターペア(321m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 ふたたび北海道。
 今日は東京の自宅からLCCで移動。先ずは成田空港まで行くのですが上野からスカイライナーに乗ったら成田まで2400円もかかった。なんだかな〜せっかくのLCCなのに。そして早朝便で旭川へ到着。レンタカーを借り、宅急便で送りつけたスキー板などをピックアップしつ、なんとか昼前にサンタプレゼンタパークはマロースゲレンデに着きました。
 ここは、旭川市内にあり、交通の便はとてもよく公式ホームページには詳しい行き方の説明がないほど?。その場所は国道12号線にほど近く旭川新道との分岐点の台場からすぐにあります。筆者はあの伊ノ沢市民スキー場の西隣と頭に入れて車を転がしました。
 サンタプレゼントパークマロースゲレンデには、全部で5本のリフトがあり西側から順にグリーンペアB、同A、センターペア、ブラッキーペアB、同Aとなっています。2本並列のリフトは片方が営業していないことが多く、この日もグリーンペアBとブラッキーペアBが運休となっていました。
 この冬、北海道は大雪だったのですが、この時点ではまだ暖冬で旭川市内の道路には凍結がなく、ゲレンデにも雪が少なく、なんとか営業している感じでした。でもこの日は雪が降っていました。北国の良質な雪は滑走するとキュキュっと泣いていました。それにしても寒い。
 今日はもう一箇所行く予定なので、名残惜しいですが早めに切り上げます。

○グリーンペアABリフト 山麓駅
 コースガイドにどこが初級でどこが上級か記載がないので、よくわからないけど、多分こちら側が中級ゲレンデにかかるリフト。
 旭川市内にあるからか、ペアの並列リフトです。でも今日はA線しか動いていません。
 ちなみにコースガイドには真ん中に、”マーロスゲレンデ、初級・中級・上級用コース。眼下に夜景が広がるナイター営業”との説明がまとめてしてあります。随分とアバウトな(笑)。

○ブラッキーペアABリフト 山麓駅
 こちらは多分上級コースへ行くブラッキーリフト。
 こちらもペアリフトの2本並列です。そしてやはりA線だけの営業です。北国のゲレンデでは珍しいローディングカーペットの設備がA線側だけに設置されていました。どうやら通常時に動くリフトが決められているようです。

○ブラッキーペアABリフト 山頂駅
 そして山頂駅。山頂駅の脇にはニコラスタワー(展望タワー)があります。
 残念ながら冬場の営業はありません。

(’12年12月28日取材)

Thursday, June 08, 2017

島松ハイヤー 恵庭市民スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道恵庭市盤尻330-2
 恵庭駅から9.6km
 tel.0123(34)2688

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):恵庭市民スキー場(264m)
 (太字は筆者の走破線区)

 この日は、南幌町の温泉ホテルからスタートし日高国際スキー場に行き、ここが2箇所目。
 ここ恵庭市民スキー場はリフトもコースも1本のとてもコンパクトなスキー場。しかもゲレ食もない最小限で(でもレンタルはあります)地元密着な感じです。千歳空港から最も近いリフトのあるスキー場となっています(ここでリフトのあるとわざわざ書いたのは実は千歳市にリフトのない(ロープトゥのみの)スキー場が存在するからです)。
 ゲレンデが今日の降雪で随分と荒れているな〜とぼんやりと眺めていたら、営業中にもかかわらず圧雪車が出てゲレンデ整備を始めました。明日の営業のためだろうか?もう営業終了時間直前でゲレンデには誰も滑走していないからかな。もっとも筆者は今から準備して滑ろうとしているけどね?
 スキー場唯一のリフトは’73年製の日本ケーブルの貴重品。中間支柱はトラス支柱ですよ〜♪。リフト乗り場には”このリフトには減速装置が付いていないので、乗車に不安のある方は係員におしらせください”との張り紙がしてありました。減速装置がないということは、乗り場でコケたらリフトに轢かれるということだろうか?ちょっと恐ろしい。多分運転室で瞬時に停めてくれるのでしょうけど。何れにしてもちょっと安全上は不安ですね。
 山頂駅からちょっと登ると市民牧場に出ます。冬場は雪原にしか見えません。そしてここ越しにみる門別岳とても美しかったです。さてではウェアは着替えて千歳空港から帰路に着きましょう。

○リフト 山麓駅
 リフトは’73年製の貴重品。なかなか見たことのないタイプです。

○リフト 搬器
 シングルリフトの1本勝負のゲレンデです。これで十分です。変にリプレースしないで長く使っていただきたいですね。

○リフト 山頂駅
 山頂に着きました。山頂駅からさらに登るとその上には農地?みたいな平地(実は市民牧場)が広がっています。不思議。

(’12年12月24日取材)

Saturday, June 03, 2017

日高町 日高国際スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道沙流郡日高町富岡444-1
 占冠駅から18km
 tel.01457(6)2258

○路線(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):第1ペア(598m)、第2ペア(553m)、
                 第3(464m)、第4(450m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 南幌町の温泉ホテルを早めに出て、今日最初に行くのは日高国際スキー場。’11年10月に道東道の夕張〜占冠間が開通して格段に便利になった日高。まだカーナビにも入ってなくて訳のわからないルートを案内してくれていて閉口するが、なんとか由仁から道東道にあがる。高速がまだできたばかりの感じでとっても綺麗でした。しかもほとんどトンネル。結局スキー場についたのはナビの案内時間より約2時間繰り上がりました。道東道イイネ。そもそも高速がなければアクセスが大変だったわけで、今後の発展が期待されます?
 さてこの週末は天気予報では大荒れでしたが、幸いなことにここまで大きな乱れもなく、順調に旅程が推移していてラッキーです。この北海道も場所によっては大荒れだったらしく、たまたまのコース選択の賜物でした。
 ゲレンデは第1、第2それぞれペアリフトと第3、第4それぞれシングルリフトが縦(直列)に配置されて奥行きのあるゲレンデになっています。標高が高く雪質がいい感じがしました。スキー場の係員氏のお話によれば、今年は異常でこんなに雪の量そして寒さになることはないと言っておられました。
 筆者は12回の回数券を買って滑走しましたが、1本のリフトが短めなのであっという間に全部使ってしまいました。爽快な滑走でよかったです。コースは上級コースなどもあるようでしたが、筆者はきっちりと圧雪されたコースを繰り返し滑りました。特に第4リフト山頂から見える日高連山がとてもよく、来てよかったなぁ〜と思いました。

(メモ)
 第3リフトと第4リフトはこの取材時の’12~’13年シーズン限りで、翌シーズンからは新しいペアリフト。第3ペア(452m)と第4ペア(513m)へ置き換えられました。

○第2ペアリフト 山麓駅
 リフトは全て日本ケーブルによるものです。第1ペアとこの第2ペアは’72年製の骨董品です。結構味があるでしょう?

○第3リフト 山麓駅
 こちらのリフトと第4リフト(いずれもシングル)は’78年製です。新しい方のリフトが先にリプレイスされるという不思議。

○第4リフト 山麓駅
 山頂に着きました。どうです?また行きたいな日高。

(’12年12月24日取材)