Sunday, March 18, 2018

大佐山リゾート 大佐山スキー場

○公式HP
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○場所
 広島県北広島町荒神原38-31
 可部駅から58km
 tel.0826(35)0038

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(6):第1ロマンス(390m)、第2ペア(381m)
                第3ペア(368m)、第4ペア(368m)、第8(654m)
                第9ペア(640m)
 ・休止中(1):第7(654m)(単線固定循環式特殊索道)
 ・廃止(2):第5(401m)、第6(401m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 例によってタイトルは大佐山スキー場ですが、一般的には大佐スキー場と呼ばれています。
 北広島町のBHを早朝出て、芸北国際スキー場(おーひらエリア)へ行き、ここが2箇所目。ゲレンデには全部で5本のリフトがありますが全部同時に稼働するかとはおそらくなさそうな感じです。芸北エリアのスキー場としては珍しくゲレンデ幅が広く自由に滑走できます。特徴的なのはゲレンデの中央に谷があり、第7リフト及び第8リフトの山頂駅からベースまで一気に滑走することはできなくなっています。その谷を跨ぐ輸送手段がスノーウォークと呼ばれる、いわゆるエスカレータがあります。なんでここだけエスカレータを設置したのかは謎です。エスカレータに乗るためには板を外す必要があるので正直なところ面倒ですね。
 さて、筆者が準備してチケットカウンターに行くと、山頂側の里見エリアはクローズとの貼紙がしてありました。それもそのはずでゲレンデはICSで必死に営業している様子がありありで、人工降雪機がないエリアにはもう土が見えていました。おそらく雪が豊富なエリアのスキー場では絶対に営業しないコンディションと言っていいのでしょう。こんな様子なので動いているリフトはICSの雪が配給できるエリアにある、第2ペアリフトと第4ペアリフトだけでした。スキー滑走エリア以外はもう土が出ていてスキーさえ外してしまえば、自由に歩き回れることを利用して、歩いて回って見ることのできる全てのリフトを撮影することにしました。ゲレンデをスキーを履かずに歩き回るカメラマン、間違いなく不審者確定です。
 このあと、さらにユートピアサイオトスキー場に行こうとし、その前まで行きましたが、駐車料金を払ってもほとんど滑走時間が取れないので、諦めて帰ることにしました。できれば夕方の時間は駐車場は解放にしていただければと、寝言を言って見ます。
 翌年(’14年01月)にはこの大佐スキー場に、再訪してベストシーズンのゲレンデを楽しむことができました。

○第3、第4リフト 山麓駅
 筆者がこのスキー場に訪問した2回の2回とも、第3リフトが運休、第4リフトが運転でした。
 偶然なのかそれともなのかはまだ調査が必要ですね?

○第5、第6リフト 山麓駅
 こちらは既に廃止になった第5、第6リフト。
 今はもう撤去されているのかもしれません?

○第7、第8リフト 山麓駅
 ゲレンデ中間にある谷を越え、さらに山頂側のこの里見エリアにある第7、第8リフトです。このうち第7リフトについては、更新日現在で既に休止中の届出が出されています。
 驚くべきことにこのさらに山頂側にある第9ペアリフトは、何年もコースガイドに掲載されていないはずですが、未だ現役リフトの扱いとなっています。大会などで使う機会があるのでしょうか?

(’13年03月03日、’14年01月18日取材)

Tuesday, March 13, 2018

マックアース おーひら

○公式HP
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○場所
 広島県山県郡北広島町中祖19
 可部駅から54km
 tel.0826(35)0250

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):エクスプレス(1631m)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第1(904m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 タイトルはおーひらですが、一般的には芸北国際スキー場のカケズエリアとおーひらエリアです。
 さて、この日は、広島市内のBHをスタートし、恐羅漢スノーパークへ行き、さらに芸北国際スキー場(国際エリア)に行き、ここが3?ヶ所目。ところが前日の雨の影響で、このカケズとおーひらエリアは全てのリフトが運休となっていて、エリアは閉鎖になっていました。でもやっぱり運休でも見ておこうと、誰もいないおーひらエリアの駐車場に車を乗り入れて見ることにしました。何を?って?
 ここには、ご存知?日本でここだけの6人乗りの高速リフトが運転されています。その名前を”おーひら エクスプレス”といいます。で、このエリアにはスキーヤが誰もいないのでゆっくりと眺められるな〜と思って入って行くと、係員に呼び止められました。筆者は”リフトの写真を集めているものです”というわけのわからないことを言ってなんとか、係員氏の監視のもとリフトの写真を撮ることができました。
 よっぽど不審者に見えたのでしょうか?実際、リフトの動いていないエリアに入っていくスキーヤーは十分不審ではありますが。しかし、最後には筆者の熱意に折れたのか、係員氏は重要な情報をくださいました、”明日はこのリフト動かします”。そうですかそういうことならと、おとなしく退散して来ました。

(で翌日の03月02日)
 北広島町のBHを早朝出て、再び芸北国際スキー場(おーひらエリア)へ。昨日の帰り際にゲレンデをウロウロしていたら、本日のこのおーひらエクスプレスの営業があることを教えていただいたので今日のリベンジとなったもの。しかし雪不足は継続していて相変わらずカケズエリアがクローズになっていて、おーひら第1リフトも昨日に引き続き運休となっていました。
 さて筆者は、この日はこの、おーひらエクスプレスに乗れば満足(笑)なのですが、リフト券売り場に行ってしまし迷う。というのもこの日は何故か?4時間券と1日券が同じ3500円、1回券は500円ですが、このリフトに乗るには2コマ必要(つまり1回1000円)、ということで迷ったあげく結局1日券を買ってゲレンデへ。
 ゲレンデはカケズエリアが滑走不可のため、おーひらエリアと国際エリアを行き来するには、エリアが連続していなくてシャトルバスでの移動が必要となっていました。そんな面倒なエリア移動はやめて、今日はおーひらエリア限定で滑ることにする。ということは乗れるリフトは、この”おーひらエクスプレス”だけになります。せっかく1日券を買ったので元を撮るべく繰り返し乗りました。
 それにしても6人乗り高速リフトに1人で乗るのは、なんとも言えないムダですね〜。

(メモ)
 4人乗りリフトはquad chairliftですが、6人乗りはhexad chairliftでしょうね(多分)。

(メモ2)
 ’16年12月には北海道のニセコビレッジに8人乗りゴンドラと6人乗り高速リフトの混在となる、Village Expressが開通しています。

○エクスプレス 山麓駅
 せっかくの6人乗りリフトですが、この日は運休でした。

○エクスプレス 搬器
 もう春のポカポカ陽気で、係員が一生懸命ゲレンデの穴埋め(コース上の雪が取れて穴が開いてしまったところに、別のところから雪を持って来て埋めること)がいろんなところで行われていました。

○エクスプレス 山頂駅
 おーひらのトップに来ました。
 やっと6人乗りのリフトに乗れました。というか本当はここからがスキーなのですがね

(’13年03月02、03日取材)

Monday, March 12, 2018

マックアース 芸北国際スキー場

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 広島県山県郡北広島町中祖19
 可部駅から54km
 tel.0826(35)0250

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):国際エクスプレス(730m)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):トリプルA線(467m)、トリプルB線(467m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は、広島市内のBHをスタートし、恐羅漢スノーパークへ行き、ここが2ヶ所目。
 前日の雨の影響で、スキー場は雪不足になっていて、この日はスキー場に3つあるエリア、国際エリア、カケズエリア、おーひらエリアのうち、カケズとおーひらエリアのリフトが全て運休となっていて、国際エリアだけの営業となっていました。ここで、リフトマニア的には”えeeeee〜”と大絶叫の瞬間ですが、運休しているものは仕方がありません。
 ということで、すでに日が傾く時刻になっているので、1回券を数枚購入して国際エリアを滑走。国際エクスプレスの山頂駅からのコースは上級コースとの案内がありますが、正直西日本仕様のなんちゃって上級コースのような気がしました(条件によって違うのかもしれませんね)。ということであっという間にひととおり周って終了。でも、やっぱり見に行きたいじゃないですかアレを…(ということで、つづく)

(メモ)
 ちょっと経緯等はわかりませんが、この芸北国際スキー場ですが、鉄道要覧上(つまり国土交通省への届出)としては、国際エリアの芸北国際スキー場とカケズエリアおよびおーひらエリアのおーひらと分けての届出が出されています。ということで本ブログでもこれに倣い、2稿に分けて掲載します。

○トリプルAB線 路線
 芸北国際の国際エリア。
 トリプルリフトの2本並列はとても珍しく。壮観ですね。

○国際エクスプレス 山麓駅
 2本並列のリフトにさらに並列して走るこの高速リフト。
 国際エリアの最上部まで行き、このエリアの上級コースをカバーしています。
 
○国際エクスプレス 山頂駅
 国際エリアのトップに来ました。
 このリフトは’97年の増設(置き換え?)のようです。

(’13年03月02日取材)