Saturday, October 31, 2020

唐津市文化事業団 唐津城 舞鶴公園エレベーター

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 佐賀県唐津市東城内8-1
 唐津駅から1.8km
 tel.0955(72)5697

○路線
・舞鶴公園エレベーター(1):斜行エレベーター(53m)
(太字は筆者の走破線区)

○走破記

 今日は所用で福岡に来ています。半日空くので唐津城に行こうと思う。
 博多バスターミナルから昭和バスの高速バスからつ号に乗り大手口にて下車します。この当時バスは宝当桟橋へは行っていなかった記憶があるのですが、当時の記録は定かではありません。
 ここから徒歩数分で唐津城に着きます。ここ唐津城には唐津市文化事業団の設置する斜行エレベータがあるとのことで見学にきました。唐津城の場内に入ってすぐのところに案内板があり、エレベータはすぐに見つかりました。唐津城は山城のため山の上に天守閣があります、そこまでの登坂の手助けをするために斜行エレベータが作られています。
 斜行エレベータといっても、見た目は極めて普通のエレベータで搬器内に窓がなく、前面展望が見れないのはとっても残念。それもそのはずで外からみると半地下にその施設はあるようでした。
 さて筆者ですが、せっかくきたので唐津城をゆっくり見学ののち、西唐津駅まで歩いて行って久々の筑肥線を堪能しました。登場時から走る103系1500番代が未だ活躍しているのはなかなか興味深いです。
 さらにそのあと、西鉄の津屋崎に向かいましたが、すっかり夜になってしまいました。



○斜行エレベータ 案内板
 設置場所(方向)、運転時間、運賃などの案内があります。

○斜行エレベータ 山麓駅
 案内に従ってやってきました。山麓駅です。
 現代人は登るのがとにかく嫌いのようで、結構賑わっています。

○斜行エレベーター 駅舎内
 中は至って普通のエレベータです。乗ると斜めに進むので、違和感はありますが、エレベータ内に窓がないので、前面展望とか見えません。


○斜行エレベーター 山頂駅
 路線は半地下に設置されているようで、そとからは目立たないようになっています。路線が拝めるポイントはここしかありませんでした。


○斜行エレベーター 山頂駅
 天守閣のすぐ目の前にある山頂駅です。


○山頂駅から見た唐津城
 唐津城は、別名舞鶴城ともいわれる、美しいお城です。

(’14年11月16日取材)

Saturday, October 24, 2020

黄金山霊園販売サービス 黄金山霊園 ケーブルカー(?m)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 広島県広島市南区黄金山町621-1
 向洋駅から2.5km
 tel.082(890)1102

○路線
・ケーブルカー(1):ケーブルカー(?m)
(太字は筆者の走破線区)

○走破記

 今日は広島のBHからスタートです。ホテル前から広電バス市内線7系統仁保車庫前行きに乗って市立工業高校入口にて降ります、そこからは歩いて目的地を目指します。今回の行き先はタイトルにもあるように、黄金山霊園でケーブルカーがあるとのことです。
 このあたりの住宅地は道が入り組んでいて、思うように距離が進んでいきません。地図を見ないで進もうとすると、すぐに行き止まりだったり、崖で進めなかったりします。案内の看板が見えてきたのでそれに従っていくとそれは車用のものであったらしく、明らかに遠回りしてやっと目的地に着きました。結構な高低差があり疲れました。
 施設は小さめのケーブルカーです。何人乗りでしょうか?、係りの方がケーブルカーのところに付いて案内をされていました。ちょっと思案しましたが、階段で登って一番上の6階を目指します。お墓まいりだから水は持って行きますよ。お花は忘れていますが(笑)。
 お墓まいりを済ませて、帰りはケーブルカーに乗ります。6階では係りの方が殺虫剤を散布されていました。(このとき流行っていた)デング熱対策でしょうか。ケーブルカーを呼び出して乗込みます。
 ケーブルカーは嘉穂製作所のスロープカーではなく、広島市内にある産業機械メーカーのデルタという会社のものでした。この会社のケーブルカーは初めて見ました。そして係員氏に見守られながらベースまで降りてきました。ベースでは山麓駅の写真を数枚撮影して、そそくさと立ち去りました。このあとは所用のため、今回の旅行はここまでです。

(メモ)
 黄金山霊園方面には、黄金山地区生活交通支援協議会(運行主体:カープタクシー)の運転する黄金山地区乗合タクシー(10人乗りのジャンボタクシー)が月、水、金のみ8便運転されています。団地内はフリー乗降のためすぐ近くまで行けますが、この路線バスは鉄道駅はおろかローカルの路線バスにも接続してなく、利用の難易度は非常に高いです。
 本文中にある、市立工業高校入口バス停に程近い、(15)広島厚生病院前にバス停があり、フリー乗降区間の(8)黄金山町15番前と(7)黄金山町22番前の間に、この霊園はあります(所要25分)。なおこのバスはその次の(6)黄金山町24番前が起終点となっている、循環バスです。


○ケーブルカー 山麓駅
 黄金山霊園管理事務所のすぐ脇にある、ケーブルカーの山麓駅です。

○ケーブルカー 車内(山麓側)
 ケーブルカーが来ましたので早速乗りました。

○ケーブルカー 操作パネル
 操作パネルはこれです。行き先のボタンを押しましょう。
 蓋を開けようとしちゃダメですよ。


○ケーブルカー 車両
 銘板が付いていますが、車両定員とか何も書いていなくて、メーカーは広島市内にある産業機械のデルタという会社。設置は’99年4月ということです。
 意外と古いです。


○ケーブルカー 線路
 鉄道みたいな2本の線路、線路自体はH型鋼でしょうか?線路の間には車両を支えているケーブルが見えますね。


○ケーブルカー 山頂駅
 ケーブルカーは各段に駅があり、どこでも降りることができます。筆者は一番上まで来ました。
 お墓まいりして帰ろうと思います。誰の墓か知らんけど。

(’14年09月12日取材)

Saturday, October 17, 2020

カルナパーク 花立山温泉 スロープカー(100m)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 福岡県筑前町上高場795
 二日市駅から14km
 tel.0946(23)0001

○路線
・スロープカー(1):スロープカー(100m)
(太字は筆者の走破線区)

○走破記



 ふたたび福岡に来ています、筑豊本線(原田線)に乗り筑前山家(ちくぜんやまえ)にて下車。ここから国道386号線まで歩いて(思ったより遠かった)朝倉街道から西鉄バスに乗換。朝倉街道からは甘木方面のバスが頻発していて思いの外便利。ちょうど甘木営業所行きのバスが来たので乗込みます。
 バスを栗田にて下車。ここからは約20分の徒歩。今から行く花立山温泉は、車で来ることだけを想定しているのでしょうか、路線バスや送迎バスはありません。団体様の送迎サービスはあるようです。
 やっと施設に着きました。ここには山麓側にある第2駐車場と山頂側にある温泉施設との間をスロープカーが往復しています。さすがは嘉穂製作所のお膝元。路線延長は100mで意外と長い。歩きで来ると山を登らなくても温泉までこのスロープカーで連れて行ってもらえるのでとってもありがたいです。筆者も早速乗り込んで温泉に向かいました。
 入館して、カウンターで入館料を払おうとしたら、”全て後払いですよ”と言われる、初見アピールをわざわざしてしまった。すぐに遅い昼食をとって入浴。時間は夕方の3時前。旅先の時間の使い方としてはとっても贅沢。
 露天風呂にも入り、大満足で帰りの時間。本当にバスとか出てないのか?と調べてみるもやはり無く、歩きで温泉施設をあとにする。太刀洗病院が近くに見えるのでそこまで歩いてみる。すると、そこにも路線バスはなかった。専用の送迎バスが発着しているようですが、乗って良いかどうか不明なので(患者じゃないからダメでしょ?)、病院のロービーに設置されているタクシー呼び出し専用電話でタクシーを呼びました。
 タクシーで乗りつけたのは甘木鉄道の太刀洗駅、戦闘機の展示がある不思議な駅です。なんでも、この駅は太刀洗陸軍飛行場の目の前にあった、との説明文が掲示してありました。
 筆者はこのあと甘木鉄道で甘木に出て、来るときに乗った朝倉街道経由のバスを甘木から二日市まで乗り、そのあと空路で帰京しました。甘木からは博多まで、400系統の都市高速経由博多駅行きのバスがあるはずと睨んだのですが、そのバスはちょうど行ったところで時間が合わずでした。


○スロープカー 山麓駅
 第2駐車場の脇にあるスロープカーの山麓駅。この日は上にある第1駐車場が満車のためまあまあ稼働していました。

○スロープカー 電車が来ました
 スロープカーが来たので早速乗り込みましょう。

○スロープカー 路線
 全長100mの路線はこんな感じです。


○スロープカー 車内
 車両は定員8名です。
 この便は筆者の貸切!


○スロープカー 山頂駅
 第1駐車場の脇にある山頂駅。温泉施設はここから駐車場内を横断してすぐです。

(’14年09月07日取材)

Thursday, October 15, 2020

福岡市動植物園 スロープカー(43m)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 福岡市中央区南公園1-1
 薬院大通駅から1.1km
 tel.092(531)1968

○路線
・スロープカー(2):スロープカー(43m)×2
 ・休止中(1):豆汽車(?m)
(太字は筆者の走破線区)

○走破記


 今日は用事があり福岡に来ています、午後はアキがあるので取材活動をしようと思う。最初に九州国立博物館の斜行リフトを見にゆき、ここが2箇所目。
 太宰府駅から再び西鉄に乗って戻り、こんどは薬院にて下車。ちょうど動物園行きのバスが来ていたのですぐに乗り込む。終点の動物園前にて下車。
 福岡市動植物園は、動物園エリアと一段上がった所にある、植物園エリアが繋がった園地だ。この繋がった所にスロープカーが設置されているというので、早速行って見ることにする。閉園まで残り1時間になっていて、入場口の自動券売機がすでに営業終了になっていたので、係員氏に頼んで手売りで販売していただきました。
 ペンギンやオラウータンを見ながら動物園の気分を味わいながら、一目散にスロープカーに向かいました。すでに閉園時間が近くなっていますが、スロープカーには多くの利用者がいました。ひょっとしたら昼間は行列とかが出来るのかもしれないですね。
 施設は2本並列になっていて、頻繁に電車が行き交い、見ていても飽きない。立って乗ると天井が低く、混雑していたら窮屈かもしれないですね。おもしろいので右線と左線を1回ずつ乗って、両方の路線を乗りつぶしました。そうこうしているうちに、園内に閉園を知らせる放送が流れてきたので、おとなしく退園することにしました。
 このあとは、そのまま福岡空港まで行って、帰京します。


○豆汽車 駅
 5月で休止になった豆汽車の駅。筆者こんな線路を見ると萌えます(笑)。

○スロープカー 動物園駅
 2本並列のスロープカーです。ケーブルカーとは違い左右の車両は全く独立で動いています(片方が山麓ならば、片方が山頂というふうになりません)。

○スロープカー 路線
 全長43mですから、目的地はすぐそこです。高低差があるので歩くと、意外と疲れますけどね。


○スロープカー 車内
 大変見晴らしの良い、スロープカーの車内です。


○スロープカー 植物園駅
 ぱっと見、駅にはみえなかったりします。

○スロープカー 植物園駅
 車両が上がって来ました。

(’14年07月28日取材)

Monday, October 05, 2020

九州国立博物館 斜行リフト

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 福岡県太宰府市石坂4-7-2
 太宰府駅から1.4km
 tel.092(918)2807

○路線
 ・斜行エレベータ(2):斜行リフト(?m)、斜行リフト(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記


 今日は用事があり福岡に来ています、午後はアキがあるので取材活動をしようと思う。
 天神(福岡)駅より、二日市乗換で太宰府へ。太宰府線には旅人(たびと)Dazaifu trainという、旧特急車の8000形を観光用に改造した車両を使っていました(今ではこれも2代目に代替わりしたようです)。
 まずは参道を通って天満宮でお参り。ここは学問の神様ですから、しっかりと力を込めて”バカが治りますように”とお祈りして来ました。奥から”ムリ”という返答があったとかなかったとか…。気を取り直して、だざいふ遊園地の前を通って、九州国立博物館へ向かいます。
 ここには2箇所に斜行リフトと呼ばれる、バリアフリー施設が提供されている。残念ながら身障者及びベビーカー専用となっているので、筆者は乗車することはできませんが、観察はできそうなので足を運ぶことにしました。アクセストンネルの入口に撮影禁止のマークが付いていたので、その場にいたガードマンに確認したところ、このアクセストンネル内での撮影は問題ないとのことだったので、堂々とエスカレータの左側にある斜行リフトの撮影をさせていただきました。線路の下側が階段状になっているのはメンテネンス用なんでしょうね。
 虹のトンネルを抜けると、九州国立博物館に着きました。筆者はそこを素通りして、その裏側にあるもう1本の斜行リフトへ向かいます。そちらの斜行リフトは屋外に設置されています。こちら側はとても勾配が緩く、駅だけ見るとスロープカーによく似た施設だなと思いました。もちろんこちらも乗車できません。
 さて、観察も終わったし次へ向かいますか?


○アクセストンネル 斜行リフト山麓駅
 国博アクセストンネルの入口です。斜行リフトの山麓駅はここにあります。

○アクセストンネル 斜行リフト線路
 線路は左側のガラスの左側です。線路下に点検用の階段が張ってありますね。

○アクセストンネル 斜行リフト山頂駅
 山麓側の駅は見えることにないですが、山頂側は観察できました。


○斜行リフト(屋外) 山麓駅
 斜行リフトらしい良い雰囲気ですね。ワタベ産業による設置です。


○斜行リフト(屋外) 搬器
 開放型の施設なので、利用することはできませんが、車内の写真は撮れます。

○斜行リフト(屋外) 山頂駅
 待合用の椅子のところは、マムシに注意です。

(’14年07月28日取材)