Sunday, November 27, 2022

せいる みやぎ蔵王すみかわスノーパーク

○公式HP
 公式サイトはこちらです。

○場所
 宮城県蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内ゲレンデハウス
 白石蔵王駅から33km
 tel.0224(87)2610

○路線
 ・単線固定循環式特殊索道(3):第1(488m)、第2(777m)、第3(534m)
 ・休止中(2):第3B(489m)、第4(784m)(単線固定循環式特殊索道)

(太字は筆者の走破線区)



○走破記
 今日は蔵王に行こうと思う。新幹線を白石蔵王で降り、レンタカーを借りて未だ営業しているみやぎ蔵王すみかわスノーパークへ。前日までの予約が必要ですが、シャトルバスの便もあるようです。
 スキー場は、蔵王エコーラインが冬季閉鎖となる区間のゲートの直前にあります。もちろんそこまで車で登っていく必要があります。しかし山を登っていくと生憎の濃霧、そしてなにより春スキー気分できたのにとても寒いのです。
 スキーを借りてゲレンデへ、蔵王の山頂近くにあるスキー場ということで、上級者用の危険なスキー場を想像して来たのですが、そのロケーションが不思議なぐらい緩やかなスロープが多いところでした。第1、第2リフト沿いコースは初級者コース。その上部のこの日大会が行われていた第3リフト沿いは中上級者コースですが、この日はこのコースで何らかの大会が行われていて滑走できないのがイタイ感じでした。
 その上部にはさらにコースがあり、雪上車に乗って刈田岳山頂まで行き、そこから滑走するコースがあるようです。この濃霧の中でそこまでいく気にはならず、そちらには行きませんでした。そのうち雨も降ってきて…
 ということで適当に切り上げて帰ることにします。途中、遠刈田温泉にて日帰り入浴、とってもいいお湯でした。

○第1リフト 山麓駅
 もう4月!、ピーカンの春スキーを想像してきたらこの濃霧。このあと雨も降りました。

○第1リフト 山頂駅
 原動緊張機は山頂側にあります。

○第2リフト 山麓駅
 休止中を除くとこのゲレンデ最長のリフトです。

○第3リフト 山麓駅
 ここからはゲレンデの傾斜が上がります。取材日には何かの大会が行われていました。

○第3Bリフト 山麓駅
 届出は休止中のリフトですが、果たして動くことができるのか?と思うような風態です。

○雪上車
 ここを起点に冬季は立ち入ることのできない、蔵王のお釜や樹氷群への雪上車ツアーが行われています。予約制で、当日でもアキがあれば乗れるようです。

(’15年04月05日取材)

Tuesday, November 15, 2022

岩手ホテルアンドリゾート 安比高原スキー場

○公式HP
 公式サイトはこちらです。

○場所
 岩手県八幡平市安比高原
 盛岡駅から48km
 tel.0195(73)5111

○路線
 ・普通索道(2);安比ゴンドラ(2819m)、ザイラーゴンドラ(3494m)
 ・単線自動循環式特殊索道(3):セントラルクワッド(954m)、
        ザイラークワッド(2142m)、ビスタクワッド(1988m)
 ・単線固定循環式特殊索道(11):第1A(1037m)、第2A(700m)、第2B(1062m)
          第3A(774m)、第3B(773m)、第3C(900m)、第4B(664m)
          西森第2B(652m)、ザイラー連絡(1288m)、ザイラー第1(1310m)
          ザイラー第2(1511m)
 ・Tバー(1):TバーA(1254m)
 ・シュレップ(1):第2シュレップB
 ・休止中(1):第3D(901m)(単線固定循環式特殊索道)
 ・廃止(8):第2C(1063m)、第4A(668m)、西森第1(1015m)
         西森第2A(652m)、まきば第1A(1179m)、まきば第1B(1179m)
        (単線固定循環式特殊索道)
       第2シュレップA(896m)(シュレップ)、TバーB(1254m)(Tバー)

(太字は筆者の走破線区)



○走破記
 今日も盛岡のBHを拠点に活動、安比高原スキー場へ行く予定。駅前から臨時の送迎バスが運転されているので、とても便利なのでそれで行くことににし、駅前の案内所でリフト券とのセット券を買って乗り込んだ。バスはすぐに東北道にあがり八幡平まで一直線。あたりまえだけど自分で運転しなくていいのでラクチンです。そしてスキー場に到着。
 そして、スキーをレンタルしてゲレンデへ。今日ここに来た目的は前回ここに来た時には動いていなかった、滑走式のリフトに乗ろうと思う。現在(’14ー’15年シーズン)のゲレンデガイドには安比ゲレンデの中段にTバーの掲載があり、いつでも動いているとの標示まで付いています。これは乗ってみたい!と思った。ちなみにTバーは2人乗りの滑走式のリフトで、コレが国内で動いているのは、ココと北海道のかもい岳の非常に貴重なものとなっています。
 さて、この取材時はもう季節は春の3月になっています。ところがさすがは安比高原スキー場。ほとんどのリフトが動いている、フル稼働状態。それなら全部のリフトに乗ろうと思う。ちなみにこの日動いていたリフトは、(安比ゲレンデ)安比ゴンドラ、セントラルクワッド、第2A、第3A、第3C、第4、Tバー、(西森ゲレンデ)西森、(ザイラーゲレンデ)ザイラーゴンドラ、ザイラークワッド、(セカンドゲレンデ)ビスタクワッド。逆に運休は(安比ゲレンデ)第1A、第2B、第3B、ザイラー連絡、(ザイラーゲレンデ)ザイラー第2となっていました。
 さて、その肝心のTバーですが、とにかく長く、そして滑走式にしては結構な急斜面。途中でカメラを取り出して写真なんぞを撮っていたら、脱落しそうになってしまうが、なんとか持ち堪えて終点まで乗れました。
 このリフトの山麓側には、2本並列の第2シュレップABが残されていますが、取材時のコースガイドには掲載がなく、休止中となっていました。とっても残念。
 さて、今回の旅行はこれまで、また新幹線で家まで帰ろうと思う。

○安比ゴンドラ 搬器
 スキーセンター前にあるゴンドラリフトです。

○ザイラーゴンドラ 搬器
 いちばん衝撃的なのはコレ。’22ー’23年シーズンは運休だそうです。

○セントラルクワッド 山麓駅
 グリーンパスで乗車できる唯一のリフトです。それにしても’81年製のリフトで、緑に塗られていますが古さが目立ちますね。

○ザイラークワッド 山麓駅
 ザイラーエリアの稼働リフトが限定されすぎて、ゴールドパスでないとろくにスキーもできない???

○ビスタクワッド 搬器
 セカンド安比エリアのビスタクワッドです。このエリアにはこのリフトしかない不思議エリアです。

○Tバー 山麓駅
 今回はこのTバーを主目的に取材しました。このわずか数年後にはTバー、シュレップともに撤去されてしまいました。

(’15年03月22日取材)