Saturday, September 30, 2017

猿払村 猿払村営スキー場

○公式HP
 公式HPはありません。村のHPはここです

○場所
 北海道宗谷郡猿払村鬼志別西町238
 南稚内駅から44km
 tel.01635(2)3540

○リフト(取材日現在)
 ・シュレップ(1):猿払村営スキー場(315m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今日も稚内のBHからスキー場巡りの予定、ところがこの日は朝から稚内地方に大雪警報が出されていて、かなり雲行きがあやしい。ホテル前の駐車場に停めた雪に埋もれた車を苦労してやっと掘り出し、この日のスタート。朝モスのドライブスルーでもしようかと試みるがドライブスルーへの進入路が雪で路面が全く見えないので危険な状態と判断しこれを諦めて、スキー場方面へ出発することにします。ゲレンデには食べるものぐらいあるだろう?と期待しながら。
 今日も宗谷岬経由で運転。岬に近づくほど雪が小降りになって来ました。とりあえずひと安心。これでスキー場が営業しているかもしれない確率が高まりました。そして予定通りスキー場に着きました。係員氏がいたので聞いてみると今日(新年最初の営業)は予定通り13時からということ。そして給食系の設備は全くないようなので、一旦国道沿いに戻り食堂を探すことに、そして結局、北海道では困った時にはお世話になるセイコーマートで食材の調達となりました。
 スキー場に戻ってみると、折からの大雪で従業員氏の車が雪で埋もれて出せなくなってしまったようで、車をピステンで綱引きしていました。ピステン頑張れオーエスオーエス。ピステンはこういう時に便利ですね?
 リフト券を買おうとすると、ここは1日券しかないとのこと、で勿体無いと思いましたが1日券を買って滑走することにしました。ちなみにその料金は500円でした。ただ猿払村民はリフト券が無料とのことでした。いいな。
 あーだこーだで色々あってやっとゲレンデへ、ここはシュレップ1本の一枚バーンのゲレンデ。傾斜はシュレップがあるぐらいですから比較駅ゆるく初級ゲレンデといったところでしょうか。そして滑っているのは筆者のみ。先ほどの事情から1日券を買ってしまったのでシュレップを堪能し飽きるまで滑ることにします。そうしているうちにひとり、スノーボードのお客様が来ました。それにしてもスノーボードの方はうまくシュレップを乗りこなすものだな〜と関心しました。
 さて、次へ行きますか。

○猿払村営スキー場 山麓駅
 このスキー場、山頂側にスキーセンター他の主要施設があり、山麓駅側には何もなく行き止まりになっています。いやその先にもゲレンデがあるみたいだぞ?ちびっこゲレンデだろうか?
 ここまで滑って来てリフト券がなかったら…と思うとゾッとします。

○リフト 搬器とゲレンデ
 山頂駅付近から望むゲレンデ、ゲレンデの(山頂から見て)右側にはシュレップの線路があります。見える青い標識には”ポールよし”とあります。ポール練習しても良いということかな?

○リフト 山頂駅
 シュレップに乗って山頂駅まで戻って来ました。シュレップに乗れるスキーの技量がなければ戻ってこれませんw

(’13年01月04日取材)

Sunday, September 24, 2017

天塩町 天塩町民スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道天塩郡天塩町字ウブシ4365-2
 幌延駅から16km
 tel.01632(4)3056

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):天塩町民スキー場(381m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今日も稚内のBHからスキー場巡りの予定、ところが今日行く予定のスキー場は新年最初の営業で13時開始という情報を得ているので時間に余裕がある。稚内市内でまったりしてから移動開始となる。ということで日本最北端のマックでゆっくりと朝食でもとり、それから昨日も行った稚内市こまどりスキー場でひと滑りしてから、南下開始。
 天塩町民スキー場へ到着、元日に情報収集に来た時には、道路からの入口から除雪されていなく入ることもできなかったので、どうかな?と思いつつ…どうやら除雪はされているようで無事駐車場に入れました。しかし、車の中からリフトが動いていないのが見える。”?”。というのも今のところ留萌地方には(ここは留萌振興局の一番北側の自治体です)には暴風雪警報が出されています。しかしここのスキー場は雪も風も穏やか。さて、今日はダメか?と思いはじめていたところ営業開始の13時になったところリフトが動き始めた(よかった)。
 リフト券を買おうと窓口に行くと、本日は無料サービスですと言われました。筆者は最近スキー場に行った記念にリフト券を持って帰るようにしているので無理を言って1回券を1枚売っていただきました(迷惑な客です)。1回券は天塩町民は30円それ以外の方は60円となっています。半日券はその10倍のそれぞれ300円と600円です。いいですね地元密着スキー場。羨ましいです。売り場にはお釣りの準備がなかったようで(無料サービスなんだから当たり前)、筆者はお釣りはいいですよ〜と言って断って来ました。
 数回滑走して、休憩室へ入ると先ほどの窓口の係員氏が追いかけてきて、お釣りを返してくださいました、”ありがとうございます”。
 リフトは日本ケーブルの’87年のもの。山頂駅でリフトを降りて左側へ行くと林間コース?(中上級コース)、右側へ行くと初中級コースとリフト沿いが中上級コースでどちらも変化がある滑走していて楽しいコース。なおかつ圧雪がきっちりしてあって、筆者のようなヘナチョコスキーヤーでも高速滑走ができました。町民の方々はスキーのレベルが高くコース外のゲレンデ中央の林の中にたくさんの滑走跡がついていました。
 ゲレンデが暗くなって来たので、本日も稚内まで戻ります。途中の豊富バイパスは吹雪がひどく、ここは非圧雪のスキー場か?と思うほど雪が積もっていて走りにくかったです。

○天塩町民スキー場 スキー場案内図
 スキー場に入って最初に目に入るのがこのデカイコースガイド。なかなかいい味出しています。

○リフト 山麓駅
 案内図の取り付けはこんな感じ、ここからはスキー場が一望できます。
 リフトは’87年に運輸開始の骨董品。メーカーは見ての通りの日ケです。

○リフト 山頂駅
 山頂駅です。
 この悪天候の中結構利用客があります。シャッターチャンスを待つ時間が長めでした。

(’13年01月03日取材)

Monday, September 18, 2017

稚内市 こまどりスキー場

○公式HP
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○場所
 北海道稚内市こまどり4丁目
 南稚内駅から2.0km
 tel.0162(22)4564

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):こまどりスキー場ペアリフト(296m)
                 こまどりスキー場第2ペアリフト(289m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今朝、稚内のBHを出発し、枝幸町三笠山スキー場を往復して、今日の2ヶ所目。帰り道も途中宗谷岬などに寄り道しながら、なんとか日没直前のここ、稚内市こまどりスキー場に到着しました。こちらも、本日が新年の初営業のはず。営業時間短縮の変則営業になってないか心配しながら、駐車場からの長いアクセス道をとぼとぼ歩いていく。どうやら通常営業のようでナイターも実施するらしい。ただゲレンデは17時で一旦クローズとなり、その後ゲレンデ整備が入った後にナイター営業となるようなので、その前に写真を撮りながら滑走することにしました。17時前までの短い時間なので、1回券を数枚購入しました。
 ゲレンデにはペアリフトが2基並列です。ただこの日は西側の第1ペアリフトが運休となっていました。(翌日に再訪したら今度は逆に第2ペアリフトが運休となっていました、よくわかりませんが交代で運転するのでしょうかね?)
 ここは日本最北端のスキー場(メモ欄参照)です。というと最果ての宗谷岬のような場所をご想像するかもしれませんが、意外なことに住宅街の真ん中にあり、山麓側にも山頂側にも道路が通り、その両側にロッジと駐車場があってスキー場へのアクセスが可能となっています。また山麓側には宗谷本線のガードと川が流れていて、立ち入り禁止の看板があります(なぜか”線路があります”が消されていますがなんででしょう?)。
 それにしても稚内でのナイタースキーは寒くて体にくるので早めに切り上げて、明日に備えることにしようと思う。

(メモ)
 日本最北端のスキー場
 北緯45度23分13秒にある。ここ稚内市こまどりスキー場は日本最北端のスキー場です。でも正確に言えば日本最北端のリフトのあるスキー場となります。ロープトゥだけのスキー場も含めると、真の日本最北端のスキー場は礼文島の久種湖畔スキー場(礼文町大字船泊村字沼ノ沢1001)で北緯45度25分46秒にあります。
 また、’06年までは同じ稚内市内の稚内ロープウェイで上がったところにある稚内公園内に稚内公園スキー場(北緯45度25分07秒)が、日本最北端のリフトのあるスキー場の最北端でした。今回、筆者はここが現在どうなっているのか車で訪ねようとしましたが、冬場は山麓から通行止めになっていて公園に入ることさえできませんでした。

(メモ2)
 筆者は久種湖畔スキー場へは行っていませんが、訪れた方の代表?としてdocatさんの訪問記を紹介させていただきます(こちらです)。

○第1ペアリフト 山麓駅
 第1ペアリフトは原動緊張機が山頂側にあり、山麓駅側はシンプルな構造となっています。

○第2ペアリフト 山麓駅
 こちらは第2リフト。01月02日はこちらだけの運転でした。ずっと交代で運転しているのかはよくわかりません。

○第1、第2ペアリフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。第1ペアリフトと第2ペアリフト山麓駅もほぼ同じ場所ですが、山頂駅もやっぱり隣り合っています。
 このスキー場は市街地の中にあり、この山麓駅側にもやはり駐車場があり、アクセスできるようになっています。

(’13年01月02日、3日取材)

Saturday, September 02, 2017

枝幸町 枝幸町国設三笠山スキー場

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 北海道枝幸郡枝幸町北幸町7020-1
 音威子府駅から50km
 tel.0162(62)1876

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):枝幸町国設三笠山スキー場(546m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今日は、2日前の12月31日のに行って営業していなかった枝幸町の国設三笠山スキー場へ行くことにします。
 稚内のBHからは約120kmのドライブとなる。もちろんこの区間に高速道路なんちゅう便利なものはないので(高速並みのスピードで飛ばすだろ?<自分、というツッコミはなしですよ〜)宗谷岬経由オール下道になります。天気も昨日ほどではないですが、やはり悪く雪です。その道は白い空、あれる白い海、白い平原、そして白い凍結した圧雪アイスバーン、とどこを見ても白く距離感がなくアクセルをいくら踏んでも景色が全く変わらない。それでついついスピードが出がちになりますが、滑るとアブナイのでやっぱりゆっくり走ることにします(たぶん草)。
 そんなこんなで、ここには9時半前に着きました。ところがリフトが動いていないので”?”と思ったが、準備をしてゲレンデへ行くとリフトが動き出しました。9時半からの営業開始だったようです。
 ゲレンデは北北海道のスタンダードか?ここもリフトが1本の1本勝負。真ん中にある森林が良いアクセントとなって、いろんなコースわけがされていて滑走にはバリエーションができています。リフトは日ケ。ちょっと気になったのは故障したリフトがそのままにしてあって、搬器にビニールテープで×が作ってあって乗りないようにしているものがあったり、搬器そのものを取り外してあって、搬器の間隔がやたら長くなっているものがあったりしている。間隔が長くなっている方は、”リフトなかなか来ないな〜”で済むけど、ビニールテープで乗れないようにしてあるものは、その時乗り場にいたらどうなってしまうのか?と心配になってしまいます(ただ筆者がこのリフトを利用した限りではこれの順番に当たることはありませんでした)。
 筆者はリフト券の購入の時に、北海道索道協会のスタンプラリーの台紙を一緒に提出したら、”スタンプどっか行っちゃったなぁ〜、また帰りに寄ってくださいね”と言われてしまいました”(帰りギワにはきっちっと押していただけましたが)。スキーセンターではオリンピアンの荻原健一氏のトークショーが行われるらしく、その準備が進められていました。
 そんな中、筆者はそんなものには目もくれず?ゲレンデで写真を撮影(笑)。ゲレンデはきちっとグルーミングされていて高速滑走に最適でした。そしてゲレンデから望む枝幸町越しのオホーツク海の景色はなかなかいいですね。残念なのはこの上にある展望タワー(三笠山展望閣)の冬季営業はしていなく、そこからのんびりと景色を眺めることできないことでしょうか。
 さて、今日の筆者は、朝来た道を引き返して、また稚内まで戻らなきゃいけないので、早めに引き上げることにします。

○枝幸町三笠山スキー場リフト 山麓駅
 営業開始直後の様子。まだゲレンデを滑走している方はいませんね。

○乗車禁止になっているリフト
 最初に見た時はなんだかわかりませんでした。他ではこんなのは見たことないです。
 その搬器の後ろに写っているのが三笠山展望閣です。

○枝幸町三笠山スキー場リフト 山頂駅
 山頂駅に着きました。山頂のスロープは山側を向いているので海が(微妙に)見えませんね。少しあっちに行くとすぐに見えるのですが。

(’13年01月02日取材)