Sunday, August 26, 2018

大蔵村 湯の台スキー場

○公式HP
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○場所
 山形県最上郡大蔵村南山4096
 新庄駅から24km
 tel.0233(76)2636

○リフト(取材日現在)
 ・ロープトゥ(2):山麓側(?m)、山頂側(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今日も米沢のBHより活動スタート。今日は山形県北部の大蔵村にある湯の台スキー場へ行こうと思う。カーナビの距離で片道約130kmのドライブです。ナビに従い西川町側から国道458号線を北上して行こうとするが、除雪されていない道に案内されてしまいアウト。流石に明日からもう4月だから道も大丈夫だろうと思ったのは甘かった。ということで見事にUターンでさらに1時間の回り道。こんなことをしておいて言うのもアレですが、この大蔵村は豪雪地帯で有名。そしてこのスキー場はロープトゥオンリーの地元密着スキー場でありながら、なんとゴールデンウィークまで滑れる恐ろしいところなのだ。
 そんなこんなでなんとか、昼前にスキー場に到着。少し離れたゲレ食の建物の中にある、リフト券売り場でリフト券を買おうとするが、その係員氏が言うには、”今日はノルディックの大会があるので、スキー場をやっているのかどうかわかりません”とのこと。結局そこではスキー場の営業は分からず、”とりあえず、ノルディック館へ行って聞いて見てください”とのことで、今来た道をトボトボとノルディック館へ戻る。で言われた通り聞こうとしますが、こちらは、今度は大会運営でごった返していて、何かを聞いていいような状況には見えない。さて誰に聞いていいのやら?どうしていいものか?仕方なく諦め建物の外に出ると、たまたまこの大会の審判員の方々が集まっていたので、その方々に伺って見ました。
 この審判員の方はなかなか親切で、担当者を捕まえて連絡を取ってくださろうとしてくださいました(大変にお世話になりました)。ところがこのスキー場の担当者がなかなか捕まらず、そこで約15分担当者と連絡が取れるまで待たされます。やっと担当者が現れ、こう言われました、”アルペンのスキー場のロープトゥのところに、スイッチボックスがあるので、それを開けてスイッチを自分で入れて勝手に滑っていて下さい”とのこと。そしてその担当者も”安全確認のためにあとで見に行きます”とのことでした。おおらかと言うのかなんと言うのか。と言うことで今度はスキー板を抱えて、アルペンのスキー場へとトボトボ歩く、ノルディックスキー場の向こう側にあるのですごく遠いんですよね、スキーセンター側ではノルディックの大会が行われていて大変賑やかですが、このアルペンのコースはそれは別世界で実に静かなもの…。
 アルペンのゲレンデに着くと、既にロープトゥが動いている。見ると数人の先客がいました。その先客の方のひとりが言うには、”今日は係員がいないんだな〜”って実に慣れたもので自分でスイッチを入れて滑っておられました。筆者もその輪に加わって滑走します。ところがだんだんと皆さん疲れてきたのか、ひとり減りふたり減りして、結局筆者だけが取り残されそうになる時。その最後のひとりが帰ろうとしている時に、筆者にこうお願いされました。”帰るときには、安全バーを押してロープトゥを停めてから、帰って下さい”と(もちろんこの方は係員ではないですよ。実に慣れたものですw)。
 そしてその後も、筆者は数回滑走、その間に新しいスキーヤーは現れず、結局セルフサービスでロープトゥを停めてスキー場を後にしました。
 さて、この日のスキー滑走はここまで、米沢まで戻って新幹線で帰京することにします。

○山麓側ロープトゥ 山麓駅
 延々歩いてやっと山麓駅まで着きました。登り坂をスキーブーツで20分近く歩くんですよ。結構キツイです。

○山頂側ロープトゥ 山麓駅
 すぐに山頂側のロープトゥに乗り換え。ロープトゥの乗り換えは登りがあったりして結構大変ですよね。ここに限ったことではないのですけどね。

○山頂側ロープトゥ 山頂駅
 せっかく山頂まで来たのですが、結構ガスってますね?
 
(’13年03月31日取材)

米沢観光 米沢スキー場

○公式HP
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○場所
 山形県米沢市万世町刈安栃平道下
 米沢駅から11km
 tel.0238(28)2511

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(5):第1ロマンスA(890m)、第1ロマンスB(890m)、
         第2ロマンス(490m)、第5ロマンスA(939m)
         第5ロマンスB(939m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今週も山形県に来ています。今日は米沢のBHに泊まり早朝より活動スタート。最初は小国町のほぼ新潟県境にある横根スキー場に行きました。ホームページの情報では31日までの営業とのことでしたが、残念ながら既に今期の営業を終わっていて(先週の24日にて終了だったとのことでした)、地元の方らしき1人のオジサンが担ぎ上げでスキー滑走しているのをただ指を加えて眺めて来ました。ということで気を撮り直して、またそのまま米沢まで戻り、今日2カ所目はここ米沢スキー場です。
 米沢スキー場は国道13号の福島県境にあります(つまりは新潟県境から福島県境まで走って来たわけです)、こちらはさらに状況が悪いことが推察されたので、あまり期待せずに行ってみると、なんと営業中でした。予定どうりの31日まで営業しますとのこと。
 とりあえす長時間のドライブで疲れたので、ゲレ食に駆け込みラーメンを食す。さすがは米沢ラーメンで有名な土地だけあってラーメンはうまかった。さて、ゲレンデには全部で5本のリフトが架かっているが、2本の2本並列のリフトが架かる不思議なゲレンデ構成(米沢市街から近いので、ハイシーズンにはスキーヤーが多いのだろうか?)。で、この日運転していたのは、第1ロマンスA、第2ロマンス、第5ロマンスAで、この2本並列の片方のリフトはいずれも運休となっていた。ま当然と言えば当然ですね。平日だと第2ロマンスと第5ロマンスAのみの運転とホームページに記載があるので、これでもゲレンデとしてはフルオープンと考えて良いのではないでしょうか?
 肝心の雪質は?と思ったが、ゲレンデ整備が行き届いているのか、この外気温を考えなくてもとっても滑りやすい。ただもう既に午後なので、ボーダーさんが荒らしまくったところは足を取られそうになったりする。しかも所々ゲレンデには穴が空いている。面白買ったのは第1ロマンスリフト山頂からの林間コース、コースの両脇にペンションが立ち並ぶ普通の道路がそのコースとなっている。ペンションへのアクセスもこのリフトを使うようでどんな感じか体験して見たい気もする。それでなのだろうか?この第1ロマンスリフトはこの日もナイター営業があるのだとか。ゲレンデは穴だらけだけど危なくないのかな?
 さて、この日のスキー滑走はここまで、ちょっとかつての日中線の終点熱塩駅でも見に行ってからホテルに戻ることにします。

(メモ)
 ’17年には福島ー米沢間に東北中央自動車道が開通してさらにアクセスは良くなっているようです。

○第1ロマンスABリフト 山頂駅
 第1ロマンスリフトから林間コースを滑走すると、こんなペンション街の中を滑ることになり、ちょっと不思議な感じです。こんなところに泊まってスキーしたら楽しいでしょうね。そもそもペンションまでスキーを履いて行くのだろうか?謎が多いところです。

○第2ロマンスリフト 山麓駅
 米沢スキー場の命綱?第1ロマンスABの架かるゲレンデと、第5ロマンスABリフトの架かるゲレンデを繋ぐ唯一のリフトです。このリフトがないとスキー場が分離してしまいます。ここがむしろ2本並列の方がいいのでは?と筆者は思ってしまいます。

○第5ロマンスABリフト 山麓駅
 こちらのリフトもAB線とも搬器が付いています。
 両方動くことがあるのですかね?ちょっと見て見たいような気がします。
 
(’13年03月30日取材)

Sunday, August 05, 2018

プラネットワーク 栗子国際スキー&リゾート

○公式HP
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 (’16ー’17年シーズンより休業中です、公式サイトは生きています)

○場所
 山形県米沢市板谷529-24
 板谷駅から3km
 tel.0238(34)2340
  (’16ー’17年シーズンより休業中です)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3):第6(607m)、第7ロマンス(390m)、
         バレーロマンス(627m)
 ・休止中(2):クワッド(825m)(単線自動循環式特殊索道)
         第8(627m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)
 (データは取材時のもの)

○走破記
 今日も山形のBHをスタートして、1箇所目にザオウライザスキーワールドに行き、ここが2箇所目。蔵王からは結構距離があって着いたのがが営業終了直前でした。急いで準備してゲレンデに行きましょう。
 ゲレンデには稼働中のリフトが3基(ただし一番山頂側の第6リフトはこの日は運休)。休止中のリフトが2基あります。山麓側のクワッドリフトは休止中の届けが出されていますが、どう見てももう廃止のリフトにしか見えないですがね。
 リフト配置は稼働中のもので直列に3本のリフトが並んでいるのですが、このコースを一気に滑走する人はまずいないでしょうね。それだけ(良く言えば)個性のあるコースが溢れています。特に目につくのは上級コースの充実。まずはこの日運休だった第6リフトからの2つの非圧雪のコース、そして山麓側の第7ロマンスリフト沿いのレインボーコース。筆者のようなへなちょこは入れないようなコースが多いですね。ただこの日は第6リフトの運休でコースバリエーションが一気に狭まって、ロコスキー場のような感じになっていました。夕方のせいもありますがスキーヤーも本当に少なかったです。
 係員氏に聞いてみると、数日前にかなり暖かい日があり、一気に雪解けが進んだとかで、この日で今季の営業を終了するとのことでした。(筆者は来週に本来なら来週にここに来る予定をたてていたので、今日無理して来てよかったです。)ここまで来るともう太平洋側の気候と思えるほど暖かく無理もないですね。道路にはもう雪が全くないですからね。
 さて、今週の旅行はこれまで、とっとと帰京しましょう。

(メモ)
 この栗子国際スキー&リゾートは’16ー’17年シーズンより営業休止となっています。リフト等の修繕費用を賄えないとか。新たに運営していただける事業者が見つかれば運営再開となる旨のアナウンスがされていますが、果たしてどうなりますか
(メモ2)
 スキー場の無料シャトルバスは峠駅からの運転です。峠に板持って降りる人はいるのでしょうか?かなり疑問。

○第7ロマンスリフト 山麓駅
 スキーセンター前の正面には、え?っと思ってしまうような急峻なスロープがあり、そこを登るこのリフト、この上はどんなコースなんだろ?とちょっと考えてしまうような光景です。
 実際はここではない初級、中級コースでも降りてくることができてちょっと安心します。

○バレーロマンスリフト 山麓駅
 スキー場中腹にある中級コースをカバーするバレーロマンスリフト。
 右隣にシングルの第8リフトが併設されていますが、こちらは休止中の届けが既に出されています。

○第6リフト 山麓駅
 このリフトに乗ってしまうと、山頂駅からは非圧雪のコースしか存在しない恐ろしいリフト。
 この日は運休でしたが、そもそもこのシーズンは動いていたのか?随分と怪しいと思いました。いちよう搬器は付いていたので動かしてはいたのかな?ちなみに’79年製の太平索道の骨董品のリフトです。動いているところも見たいですね。
 
(’13年03月24日取材)

Saturday, August 04, 2018

ヤマコーリゾート ザオウライザスキーワールド

○公式HP
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○場所
 山形県上山市蔵王坊平温泉
 かみのやま温泉駅から19km
 tel.023(679)2311

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):ライザペアⅠ(546m)、ライザペアⅡ(708m)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):ライザエクスプレス(753m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 今日も山形のBHをスタートして、メグラー活動を開始します。この日最初は昨日行った、蔵王猿倉スキー場より蔵王山頂側に位置する、ザオウライザスキーワールドです。冬季通行止めとなる蔵王エコーラインの冬季の山形側の終点にあります。驚くのはかみのやま温泉駅から、蔵王猿倉スキー場を通ってここまで無料のシャトルバス(コミュニティーバス?)の便があること。
 ここの売り文句は”樹氷にいちばん近いゲレンデ”。その宣伝文句にはあえてツッコミませんが、確かに昨日のゲレンデより標高が高く、まだまだ普通に滑走できそうな雪質で、春スキーというよりはレギュラーシーズンのような雰囲気でした。
 ゲレンデは固定式のペアリフトが2基と、4人乗りの高速リフトが1基、すべて直列に配置されていて、全部繋げて一気に滑走すると、とっても疲れるw構成となっています。ただし高速リフト沿いのコースが上級コースなんですが、コースバリエーションが多くあり、滑走して楽しく、多くのスキーヤーがここを中心に滑走していました。筆者もここで繰り返し繰り返し滑りました。
 このシーズンのスキー場としては、特筆すべきほど雪質が良く、名残おしいですが次へ行くことにします。

(メモ)
 このヤマコーリゾートは夏季には、蔵王のお釜への移動手段となる蔵王刈田リフトを運転しています。

○ライザペアⅠ 山麓駅
 最も山麓側の初級コース(中央ゲレンデ)をカバーするライザペア1です。
 スキーセンターから下の方に向かって滑り込むコース配置はちょっと独特ですね。
 あれ?下の方にも駐車場があるのかな?ちょっとわかりませんでした。

○ライザペアⅡ 山麓駅
 最も山頂側の中級コース(かもしかコース、パノラマコース)をカバーするライザペアⅡです。
 このスキー場、センターハウス前のクワッド沿いが最も傾斜がきついという謎の配置です。

○ライザエクスプレス 山麓駅
 そしてセンターハウス前にあるライザエクスプレス。山頂駅まで行くと上級コースで滑走することになります。一様迂回コースもあるようですが。

(’13年03月24日取材)