Saturday, August 20, 2016

高千穂あまてらす鉄道 高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)

○公式HP
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○場所
 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1
 高森駅から35km
 tel.0982(72)3216

○リフト(取材日現在)
 ・遊覧鉄道(1):高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)(軌間1067mm)
   天岩戸~高千穂橋梁間は未乗
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 更新は本稿からやっと?夏モードに入ります。
 ’12年のGWは九州へ行きました。まずは早朝の便で熊本に降り立ちレンタカーを借りて一路目指すは延岡…。
 途中阿蘇の外輪山を抜け、高森駅も無視して走りますが。この高森〜高千穂間には鉄分多めの施設がいっぱいあって心惹かれます。そして誘惑に負け休憩を兼ねて旧高千穂駅へ立ち寄ってみる。いちよう高千穂あまてらす鉄道の存在は知ってはいたが、そんな毎日営業しているものでもないだろうし、駅前で食事でもできればと思い軽い気持ちでレンタカーを横付けしました。車を降りるとちょうど米良美一氏が駅前でTVロケをしているところにちょうど出くわす。まさにバッタリ目の前に出てしまいカメラに映ったか?と思ったが特に声をかけられることもなくやり過ごした。
 気をとりなおして旧高千穂駅へ行ってみると、駅はシャッターが開けられていて営業中の様子だが、駅には誰もいない。改札口の方を見るとスーパーカート運転中のためしばらくお待ち下さいとの立て札が立てられていた。駅構内に入るのは有料なのか?展示車両は見学しても問題ないのか?全く様子がわからないので係員氏が戻るのをしばし待ちます。そして待つ事数分。
 軽い気持ちで聴いてみる。このスーパーカートというやつには乗れるのですか?そうするとすぐにご案内しますとの事でした。予備知識なく軽い気持ちで乗ったのですが、どうせその辺の数百メートルを往復しておしまいの子供だましだろう?とたかをくくって乗ったら”ま〜これがすごい”本当にどこまで行くんだよ〜と思ってしまった。時速15kmぐらいの低速のはずなのですが、オープンエアーのスーパーカートはスピード感抜群で、まるで高千穂線が復活したのか?と思えるように走りに走り、結局天岩戸駅に到着。高千穂橋梁の手前でしばし休憩タイムです。休憩中は旧天岩戸駅をウロウロしたり、フェンスで立ち入りが抑止されている高千穂橋梁の方へカメラのレンズを向けたりしながらしばしの時間を過ごす。
 筆者を案内してくださった運転手氏は、今この高千穂橋梁をこのスーパーカートで渡れるようになるように、橋の所有者である高千穂町に懸命な働きかけをしているところだよ〜と熱く語ってくださいました(更新日現在では既に渡ることができるようになっています)。
 運転手氏の”さてそろそろ戻りますか?”との呼びかけに応じて、この便の唯一の乗客である筆者はスーパーカートにふたたび乗り込み、一路旧高千穂駅へ戻りました。旧駅では高千穂鉄道の保存車両などがあり、これらも見学することができました。
 さて次へ向かいましょう。

 動画も撮りましたご覧になりたい方はこちらです。

(メモ)
 06/03/17 高千穂あまてらす鉄道設立
 10/04/29 高千穂~1.6km地点までの運行開始
 10/08/09 高千穂~天岩戸(2.1km)の運行開始
 13/07/20 高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)の運行開始
  さらに日之影温泉駅までの延長を目指しているのだとか…

○筆者取材時のスーパーカート
 2人乗りスーパーカートに連結された、客車?車両の組み合わせ。筆者はこの客車の方に乗りました。乗客は筆者以外にはなく貸切でした。

○天岩戸駅
 天岩戸駅に横付けされたスーパーカート。現在はこの車両ではなく軽トラックを改造した23人乗りの大きな車両が使われています。

○高千穂橋梁
 この取材時にはまだここを渡ることはできませんでした。筆者を案内してくださった運転手(おそらく社長)はここを渡れるように町に働きかけているところだよ〜と熱く語ってくださいました。とりあえずは最初の目標が叶って本当におめでとうございます。そして、高千穂橋梁を渡るようになってからは、連日のように全便が満員となる乗客が詰めかけているとのことです。

(’12年04月28日取材)

Wednesday, August 10, 2016

神立高原スキー場 神立高原スキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町神立4121-1
 越後湯沢駅から4.0km
 tel.025(788)0111

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(3):夢沢高速(1003m)、池の平高速(1031m)、
           大中平高速(963m)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):戸沢ペアA(605m)、戸沢ペアB(605m)、
           戸沢ペアC(605m)、白板山ペア(862m)
 ・廃止(1):滝の沢トリプル(485m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 スキー場ツアー2日目、まずはルーデンス湯沢スキー場に行き、そのあと中里スノーウッドスキー場、湯沢中里スキー場とまわり、ここが今日4か所目。
 3本並列の連絡用のペアリフトの戸沢ペアABCを有するスキー場。その前に鎮座する大きな建物は立派な温泉施設もあるスキーセンターで首都圏からの早朝の車での到着需要に備えた広い仮眠室のある施設。近年は経営難が囁かれここ何年かで経営者がコロコロ変わるという憂き目にもあっていたが、このブログ更新時にはマックアースリゾートの手に渡りもっと安定的な発展をするのでないかと期待してしまいます。
 話を戻してこの3本並列の連絡用ペアリフトはフル稼働する時があるのだろうか?そして筆者は一体いつこの全部に乗れるのだろう?(笑)と思う。ちなみにこの日の筆者訪問時に動いていたのはCリフトのみでした。次回来る時には朝一番のスキー客が溜まった時を狙う必要があるのかな?ちなみにAリフトには搬器がついていなかったので今季は動いていないものと想像できます。でも休止線にはなっていません。
 他のリフトは夢沢高速リフトが既に今季の営業を終えていましたが、4月だというのにゲレンデ内には雪が降り、ミルキーウエイ以外のほぼすべてのコースが滑走可能でした。
 それにしても神立高原は初めて来たが4月だというのに意外と雪質がいいのに驚いた。先ほどの雪の関係だろうか?それと夕方まで開いているゲレ食は便利でいいですね。朝からスキー場巡りを優先したのでここまで飯抜きでした。早速ゲレ食に駆け込みブランチ兼ねる夕食をいただきました。さて、今回の旅行はこれまでまた帰京して明日から仕事だぞ〜

○大中平高速リフト 山麓駅
 3本並列の連絡ペアリフトの戸沢ペアを降りると、すぐ前にはこの大中平高速リフトです。初中級コースの斜面が連なるコースを抱えていて楽しみながら滑るにはこのコースはいいかもしれません。逆にここ以外のリフトに乗ると必ず骨のあるコースがそこには待ち構えています。それらのリフトに乗るのも、まずはこれに乗ってからですね。

○池の平高速リフト 山麓駅
 神立高原スキー場の特徴は高速リフトの率が非常に高いこと。山麓からの連絡リフトの戸沢ペアと、最上級コースに行く白板山ペア以外は全てが高速リフト。リフトに長い列が出来ていてもどんどんはけていっていいのですが、なにせ滑走しない休み時間が短い短い、このスキー場で気合いを入れて滑りすぎると死にます。お気をつけを。

○白板山ペアリフト 山麓駅
 そしてこのスキー場の一番上へ行く白板山ペアリフト。この先は泣く子も黙る上級者コースです。もちろん下り線乗車はできませんよ〜。

(’12年04月01日取材)

Saturday, August 06, 2016

スマイルスキーリゾート 湯沢中里スキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽5044-1
 越後中里駅すぐ
 tel.025(787)3301

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):第1高速(641m)
 ・単線固定循環式特殊索道(8):第1ロマンスB(585m)、第2ロマンス(429m)
          第2A(296m)、第2B(296m)、第3ロマンス(1006m)、
          第4ロマンス(599m)、第5ロマンスB(379m)、第6ロマンス(532m)
 ・廃止(2):第1ロマンス(432m)、第5ロマンス(606m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 スキー場ツアー2日目、ルーデンス湯沢スキー場、そのあと中里スノーウッドスキー場に行き、そこから連絡コース伝いに来たここが3か所目。
 スキー場は繋がっていますが、リフト券は共通ではないので(共通券とかあるのかな?)、改めてリフト券を買い直します。もう午後になっていたので午後券を購入。するとこの日は今季営業最終日ということで、来季に使える1日券の引換券をくれました。うむこれは採算あっているのかな?(ちょっと得した気分でしたが、結局この引換券は使わずじまいでした)。また、動いているリフトは少なめで、第1Bロマンス、第2ABと第6ロマンスが運休で、動いているリフトは第1高速と第2ロマンスから第5ロマンスまでの各リフトでした。
 ゲレンデには子供用のアトラクションが多く、ファミリーランドにはカルーセル、ジョイトレインなどがあり年齢制限がなければ乗ってみたいな〜と思う楽しそうなアトラクションが多めで、動いているのをボーッと眺めるというちょっと危ない人になりました。
 肝心のスキーコースはスキー場の中央部に緩斜面が多く、春シーズンのベタ雪では正直滑りにくいところがあった。そしてひととおり巡って、車を駐車している中里スノーウッドスキー場側に戻ろうとする。
 ところが、この連絡コースに入るためのリフトである、第2ABリフトがこの日は運休となっていた。その為に連絡コースに入るには、非圧雪のこのスキー場随一の急斜面でしかもコブコブのコース(ジャイアントコース)を降りる必要があった、しかしこのコブの深すぎるコースは筆者の力量にはとても手に負えず、リフト沿いのこのコースのほとんどを横向きに歩いて降りるというハズカシイことをしてしまった。
 そんなこんなでなんとか、駐車場まで戻ったので今日はもう一か所回ろうかと思う。

○第2ロマンスリフト 山麓駅
 このスキー場には第2と名前のつくリフトが2か所にあり、一つがスキーセンター前にある、この第2ロマンスリフト。第1ロマンスABと第1高速リフトのすぐ隣にあります。

○第2Bリフト 山麓駅
 そしてもう一か所の第2リフトが、中里スノーウッドスキー場への連絡リフトの役割も果たすこの、2本並列のシングルリフトです。いかにも骨董品ぽくていい味出していますね。
 乗りたかったのですが、この日は残念ながら止まっていました。

○第5ロマンスリフト 山頂駅
 そして山頂駅。この日動いていた一番北側のリフト(つまり、中里スノーウッドから一番遠い側)のリフトがこれ。
この先にはこの日動いていなかった、第6ロマンスリフトがあります。

(’12年04月01日取材)