○公式HP
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○DATA
・跨座式の一種(登坂方式はラック式鉄道のシュトループ式の一種?)
スロープカー
・開業:'97/??/??
○場所
新潟県魚沼市湯之谷芋川字大鳥1317-3
小出駅から35km
tel.025(795)2684
○走破記
東京から朝いちの上越新幹線に乗車。今日の目的地は奥只見である。
朝早かったので新幹線でひと眠りしたころ、浦佐に到着でバスに乗換。ゆっくり歩いてバス乗場へ行くと長い行列が出来ていたのでそれに並んだ。少しすると場違いな長い行列を見た通行人の方に声をかけられた。
通行人:”この行列はどこに行くバスですか?”
筆者:”奥只見です”
通行人:”へ〜、すごいとこ行くんだね〜”
と感心して去っていきました。
そうこうしているうちに”特急奥只見行き”のバスが来た。バスは途中、湯之谷小学校前で数人の乗客を拾って座席定員が満員になってシルバーラインへ。車内からは”トンネルばっかりだね〜”との声があがる。シルバーラインは延長約20kmのうち約18kmがトンネルになっているので無理もないかな。
終点奥只見ではバスはスロープカーの山麓駅前に横付された。すぐに発車するスロープカーに乗車すると、奥只見ダム発の湖内遊覧船か又は尾瀬方面へ遊覧船に接続ということで、このバスの乗客の多くがいそいそとスロープカーへと消えていきました。筆者は急ぐ旅ではないので、その人波を見送ってからスロープカーに乗りました。乗務員氏のお話では、紅葉シーズンなどのピークには1日千人以上が利用することもあるのだとか。
山頂駅ではダムサイトの見学ののち、近くにある奥只見電力館を見学しました。そしてスロープカーでふたたび山麓へ戻って、奥只見ターミナルで軽食をとりながら帰りのバス待ちをしていました。ゆっくりとしていたら山向こうで山火事発生らしく、ダムサイトを使ってヘリコプターでの消火活動が始まる様子が見えました。ヘリコプターに吊られた防火用水の頼りなさに”あんなので消えるのかな?などと思ってしまいました。無事に消すことが出来たのでしょうか?
さて、昼前のバスを拾って秘境奥只見をあとにすることにしました。
(余談)
ここまでの路線バスは南越後観光の特急(又は急行)奥只見行きですが、かつて只見線には”急行奥只見号”というのが運転されていました。冷静に考えるとこれに乗車すると奥只見には行けないという不思議な電車でした(そういう意味でないって?)。
(’10年09月04日取材)
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