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○場所
北海道虻田郡喜茂別町字川上345
札幌駅から45km
tel.0136(33)3373
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(1):第1ペア(597m)
・休止中(1):第3ペア(851m)(単線固定循環式特殊索道)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
10月も後半になると早くもスキーシーズンの始まり。期初に早くオープンするスキー場はたいてい決まっていて、日本で一番早くオープンすることを売りにする”スノータウンYeti(静岡県)”を皮切りに、”狭山(埼玉県)”、ウィングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)”の順にオープンし始め、11月に入るとさらに”鷲ヶ岳(岐阜県)”、”ホワイトピアたかす(岐阜県)”、”スノークルーズオウンズ(北海道)、”軽井沢プリンスホテル(長野県)”…などと続く。
多くのスキー場は、この時期にオープンするためにICSを多用して人工雪を敷き詰める。そんな中、天然雪での11月初旬オープン(天然雪では日本で一番早い)を唱うのがこの中山峠スキー場だ。しかしこれはお天気任せの面が否めず雪が降らなければオープンが出来ない。実際、'13-'14年シーズンには極度の雪不足に悩まされ、オープンが11月下旬までずれ込んだ上に富良野スキー場と同日になってしまう、という不運な年もあったりする。しかもここは(ハイシーズンの入りが少ない為か?)'11-'12年シーズンからは、奥只見丸山スキー場(新潟県)と同様にハイシーズンにはクローズするようになった。だからその影響は深刻だ。
さて、筆者はこの日路線バスでルスツリゾートを出発し中山峠にて下車。バス停からはわずかに約500メートル程の歩きなのですが、この日は吹雪!これが大変だった。峠という地形から強風が吹きすさんでいて、”これはひょっとして行っても営業していない?”と思いながら歩く事しばし。途中で筆者を見かねた、車の方に”大変そうだから?乗って行きますか?”と声をかけられたりしますが、もうすぐそこまで来ていたので、有り難かったのですが、お断りしてしまいました。吹雪を体中にあびて雪まみれになりながら、なんとかスキー場に到着しました。
しかしスキー場はその吹雪とは全く関係なく普通に営業していて、スキー場の係の方に”この人どこから来た人?”という”?”いっぱいの眼でじろじろと見られてしまいました。更衣室で暖をとり体を乾かしてから、準備を始めます。この日のスキー場は第1ペアリフトのみが稼働していました。係員氏に第2ペアリフト(正式名称は第3ペアリフト)の様子を聞いてみます。それは”第2リフトは、おそらくもう動く事はないんじゃないかな?”といった回答でした。この時(年)の第2ペアリフトには搬器がついてなく、少なくともこの年の営業はしないようでした。
ゲレンデに出てみると、吹雪の影響で第1ペアリフトも止まりながらの減速運転となっていました。これに運休されるとせっかく来た意味が全くなくなるので大急ぎで乗り込んで滑走を堪能〜♪。止まるかなと思っていたリフトは意外と強くて、結局筆者が滑走している間、ず〜と動いていました。回数券を購入してガッツリと滑りました。
さて帰りも路線バス。先程吹雪の中を来た道を再び歩いてバス停でバスを待ちます。中山峠にはドライブインがあり、その中でバス待ちが出来るので本当に助かりました(このドライブインでは路線バスのトイレ休憩の時間が取られているので、中で待っていても乗り逃がすこともないですからね)。さて、そろそろバスの時間になり名残惜しいけど空路帰宅します。
○旧中山峠高原ホテル スキーセンター
現在はホテルとしての営業はしていなく?。スキーセンターだけの営業です。趣のある建物ですが、中は古い感じです。
昭和好きにはオススメかも?
○第1ペアリフト 搬器
ホテル前から出発する、第1ペアリフトの搬器。山麓側が原動緊張とかは気にせずに滑りましょうね〜。
○第1ペアリフト 山頂駅
豪雪地帯の中山峠スキー場の山頂駅。
残念なのは第2ペアリフトが動いていないと、スキー場の半分が使えない?形になることですね。
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