Sunday, July 25, 2010

屈曲式特殊索道に乗ろう8(三角式+滑走式)

北上市 北上市民和賀スキー場(434m) 

○DATA
 ・単線固定循環式
 ・開業:'74/12/25

○交通情報
 横川目駅から徒歩20分。または横川目駅から煤孫経由北上駅行きの岩手県交通バスに乗車して(平日のみ運転、1日2往復)瀬畑下車徒歩10分。

○取材記
 ’05年末に教えて頂きました情報にもとづいて行ってきました。しかもこれまた珍しい滑走式(シュレップ)という二重の稀少品であるらしいということで、わくわくしながら訪問しました。ところが、筆者の取材したこの’05年−’06年シーズンには搬器がついておらず既に廃止になっていました。ということで残念ながらこのリフトの滑走は叶いませんでした。本コマでのご紹介は、この時スキー場内で撮影したこのリフトの様子と、後日再訪(’10年04月)しスキー場内にて撮影した、リフト支柱(まだ残っていました)になります。
 このリフトはスキーセンターのすぐ上脇にあり、その手前の建物でリフト券を販売しています。ここには、このリフトの他はロープトゥが1本あるだけ。しかもこのロープトゥは、このリフトの屈曲部より遥かに下側で終点となってしまうため、シュレップの屈曲部や山頂駅付近はデジカメの遠景で撮影するしかありませんでした。山麓側から見るとシュレップの途中から急勾配となっていて、上側の滑走にはテクが必要そうなゲレンデでした。
 後日再訪した時も、雪がないにもかかわらず、この上側は本当に急勾配、おまけに草木が生い茂り、足下が悪いのでシュレップ跡沿いに山頂駅まで登る事をあきらめ、別の入りやすそうなルートから歩いて入りました。やっと辿り着いた山頂駅で、このシュレップに特徴的な三角形状に配置された滑車を見て満足しました。それにしても、筆者がゲレンデを歩いてよじ登っていたら、山麓側から軽トラが筆者を追いかけてゲレンデの真ん中にある舗装された道を登って来た時は焦りました。その車はただの地元の山菜採り方々だったのですが、それがわかるまで筆者はゲレンデでおとなしくしていましたとさw。



(Special thanks to)
 この情報を下さいました、スキー場四方山話のさいと〜さん、索道観察日記のこぶこぶさん、本当にありがとうございました。

(’06年02月20日取材、’10年04月30日追加取材、未走破)

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