○公式HP
ありません
○場所
高知県南西部
取材先にご迷惑がかからないよう、詳細な位置の公表を控えます。
○走破記
高知県南西部の国道をドライブして到達しました。その道は酷道として有名なあの道である。
この籠渡しは、個人宅と道路の対岸にある田圃への往復用のものである。対岸の農地へ行く道はこれ以外にはなく、何をするにもこれで往復しなくてはならないのだとか。時には農具とともに乗り込みバランスを崩して河に転落なんてこともあったのだとか(笑い話ですまなそうな災害ですよね?)。対岸には2軒分の農地があり、この籠渡しはその共有物だとか。
対岸の土地を農地として使おうとした時に、その2軒で話し合って移動手段を作ったのだとか。最初は個人で橋を掛けて、これがよく流されたらしい。最終的に”これだ!”と思い立ち、地中に大きなコンクリートの基礎を埋め込み、それに支柱と索条を固定したとか。一見よりははるかに大掛かりな製作時のご苦労が伺える物件でした。
事前に取材申込みをしてあったため、ご案内を受けながら利用させて頂きました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
(メモ)
なんでもあの馬路村にも同様の物件があるらしい。また行ってみたいな高知。
○個人用籠渡し全景
手前が道路側、対岸が田圃側になります。
○道路側乗り場と搬器
搬器の拡大図と道路側の乗り場です。道路側の乗り場は未舗装で少し草むしています。搬器はよく見ると手すりの下が空いていたりと足を滑らせると転落しそうです。
○田圃側乗り場
田圃側の乗り場は意外な事に?綺麗に整備されています。取材当日は強い通り雨があり、写真はその後の撮影ですが水たまりなどは出来ていません。
(’09年03月22日取材)
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