Saturday, September 28, 2013
酒田市 松山スキー場
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○場所
山形県酒田市土渕字大平1−6
余目駅から10km
tel.0234(62)2633
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(1):シュレップ(300m)
・ロープトゥ(1)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
家を出るのが遅くなって、大急ぎで羽田へ向かう、なんとかカツカツで空港に着いたが、チェックイン機(カウンター)が混んでいる。”まずい!”、”もうだめか?”。と思ったがその場にいた係員氏に相談して、なんとか乗ろうとしていた飛行機に乗れた。
庄内空港からはレンタカーを借りて、一路、松山スキー場へ。駐車場に乗り付け準備をしていくと、何故かゲレンデの山頂側に出る?。よくわからないので山麓まで滑ってからリフト券を買おうとすると、このリフトに乗って山頂側のレストハウスで買うように案内された(笑)。ふたたび先程うろうろしたゲレンデの山頂側を見ると、先程見逃していたレストハウスに切符売場があった。
ここで数枚のリフト券を購入して、ふたたびゲレンデへ。さっきの係員氏に”どこからきたのか?”などと聞かれたので、”東京から来ました”と答えたら驚かれた〜w。”東京に戻ったらしっかり宣伝してくださいよ〜”と言われました。いま、しっかり宣伝してますよ〜(自慢じゃないけど知る人は知っているブログなんですよw)。このスキー場のリフトは今や絶滅危惧種のプラッターリフト(シュレップ)である。しかっと堪能。シュレップのみのゲレンデはいまやとっても珍しい。
ちなみにこのスキー場にはロープトゥの設備がありますが、そちら側はサマーゲレンデ(グラススキー)専用として営業しているようで、夏場には逆にシュレップが運休になるとのことでした。
さて、では次のスキー場へ向かって出発しましょう。
○シュレップ、山麓駅
シュレップの原動機が山麓側にあります。仕様掲示は運転室に貼ってあります。”傾斜長は300.93m、高低差は65.40m、運転速度は2.27m/s"などやたらと詳しい数値が挙げられています。
○シュレップ、山頂駅
殆どの設備は山頂側にある、ちょっと変わったスキー場です。レストハウス、チケット売場、管理棟、そして温泉施設兼宿泊施設の”眺海の森さんさん”、そして駐車場はすべてこの山頂側にあります。
○ロープトゥ、山麓駅
別側のゲレンデにロープトゥがありますが、こちらはサマーゲレンデ専用になっていて冬期は動いていません。圧雪はされてませんが滑走はできるようです。
(’10年12月29日取材)
Thursday, September 26, 2013
東京都北区 飛鳥山公園モノレール 公園入口−山頂(48m)
○公式HP
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○DATA
・跨座式の一種(登坂方式はラック式鉄道のシュトループ式の一種?)
スロープカー
・'09/07/17開業
○場所
東京都北区王子1-1-3
王子駅下車すぐ
tel.03(3908)9275
○走破記
今日は桜の名所として有名な飛鳥山公園に行こうと思う。ここにもスロープカーが出来ているらしい。
自宅から地下鉄に乗りさらにバスに乗り換えて王子に到着。その場所は王子駅の駅前で、正直な所あまりに近くて驚かされた、スロープカーでこんなに交通至便なところは珍しいのではないかと思う。
さて、乗車しようとしますが、これが場所柄か実に多くの利用者がおり、スロープカーはひっきりなしに往復しているが、次から次に人々が並んでこのスロープカーに乗って山頂駅に上がってどこかへ行っている。いったいどこに行っているのだろうとの疑問がわき、乗っている乗客の行き先を追ってみようとするが、これがみんなてんでバラバラに公園内に消えているようで、改めてその場所柄に脱帽する。それと見ていて面白いのは、この場所実にいろんな交通機関が走っている。JRや新幹線そして都営バスや都電などだ、見ようによっては(強引だが)都電と都バスはこのモノレールと並走しているようにもみえる。
さて、筆者もこのモノレールに乗って山頂へ向かおうと思う。山麓駅と電車内では満員の乗客を捌くためにか?常に係員が付いているが、筆者が乗った電車もやっぱり満員で運行していた。こんなに多くの人々が利用するスロープカーはめずらしいのではないだろうか?
さて、山頂駅に到着。飛鳥山公園を散策してから、またバスに乗って帰ろうと思う。
(メモ)
路線にはあすかパークレール、アスカルゴの愛称名が付けられています。
(’10年11月07日取材)
Wednesday, September 18, 2013
西武鉄道 狭山スキー場
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○場所
埼玉県所沢市上山口2167
西武球場前駅下車すぐ
tel.04(2922)1384
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(2):狭山リフトA(247m)、狭山リフトB(237m)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
今回から更新は冬モードに入ります’10ー’11年シーズン最初は狭山スキー場です。このスキー場は全国的にオープンが大変早い事で知られており、この年は既に先週末(10月24日)にオープンしています。
さて筆者は電車とバスを乗継いで最寄りの西武球場前駅に到着。とぼとぼ歩いてスキー場へ向かいます。スキー場は屋内にあり、建物に入ると1階のエントランスのところから内部の様子が伺える所があって、そこから覗くと結構賑わっています。そんななか筆者は朝食抜きで家を出て来たので、はやる気持ちを抑えて先ずは3階の中華料理の獅子へ直行してランチタイムw。
さて、気をとりなおしてスタート。スキー場は入場時間制で1日券と3時間券の2種類の券が売られていました。この日はナイター営業はなく18時で終了とのことで3時間券を購入します(もっともあってもナイターでは別の券を購入する必要があります)。更衣室やスキーレンタルなどは全てゲートを入った中にあり、その3時間の中には着替えやレンタル手続きの時間が含まれています。ただしその分の時間はチケットの時間にあらかじめプラスしてあり、3時間券は実際には3時間45分券となっています。筆者は、横着のため家からウエアだけを持ちスキーは置いて来たので、先ずはレンタルして、そして着替えます。
さて準備完了でゲレンデへ、ゲレンデの建物中は結構なモヤがかかっている。外気との温度差が高いシーズンの始めと終わりにはモやることがあるという。城内のアナウンスでも、”モヤが発生しており、視界が悪いので、滑走には充分注意して下さい”と放送していました、その割に混んでいて人々を避けながら滑ります。しかもこの時にはゲレンデ整備用の圧雪車が故障していてゲレンデがコブコブになっていますとの注意もありました。どんな難コースなんだか(笑)。筆者はそんな中デカイ一眼レフを持って滑りました。場内では無駄に目立っていたかもしれません。
さて、結局時間いっぱいまで滑って、今シーズン(’10–’11年シーズン)の初滑りを終了としました。
(メモ)
このリフトは場所柄か?コクド/プリンスホテルの経営ではなく、西武鉄道の直営となっています。単に”西武鉄道は完乗した”という場合にはこのリフトも含まれる事に注意が必要です(藁)。
(メモ2)
西武系のスキー場には中華料理の獅子が営業しているので、なかなか重宝なんです。ところが、ここでは心ないものの仕業による、”カレーバイキングのカレーに吸い殻が混入(’12年に発生)”するという事件によって、同店が閉店に追い込まれるという事態になっています。
こんな他の利用者全員が迷惑するような悪戯?は勘弁してほしいものです。
○狭山スキー場、全景
スキーブームが去った今となってはとっても珍しくなった屋内型のスキー場です。ここ数年の傾向として日本で一番早くオープンするスキー場が静岡県のイエティで、2番目がここであることが続いています。
○狭山リフトA、搬器
リフトはスキースロープと透明のビニル?カーテンによって仕切られた外側に位置しています。ゲレンデ内とは少し気温差があります。
○狭山リフトB、搬器
同じようなシングルリフトがスキースロープの両側にあります。山麓側から見ると向かって左側がA線、右側がB線で微妙に長さが違っているのが面白いですね。リフトは東京索道のものです。
(’10年10月31日取材)
Sunday, September 15, 2013
筑波観光鉄道 筑波山鋼索鉄道線 宮脇−筑波山頂(1.6km)
○公式HP
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○DATA
・単線二両交走式
・'54/11/03開業
○場所
茨城県つくば市筑波1
関東鉄道(筑波山シャトルバス)、筑波山神社入口下車徒歩15分
tel.029(866)0611
○取材記
自宅から秋葉原に出てTX、さらにシャトルバス、そして同社のロープウェイを乗継いで山頂側からアクセスしました。
山頂駅付近でケーブルカーの撮影出来そうなポイントを探すが、あいにく良いポイントは見当たらなかった。それにしてもケーブルカー直営の回転式展望台はなかなかレトロでいいですね。しかもこの施設なんと2階から上の建物全体が回転する珍しい構造で、その屋上にある展望台も一緒に回転します。”VTR〜回転!(所さんの口調でどうぞ)"。
撮影ポイントが見あたらなかったので、対向車両が撮影出来る光のあるうちに下山することにした。電車の撮影出来そうなポイントに陣取るが、既に下山のピークの時間になっていて電車には満員の乗客が乗っている、この車内の人の熱気によって窓ガラスが曇ってこちらも失敗に終わり宮脇駅に到着です。
この宮脇という駅名は、あの乗り潰しの神様?宮脇俊三氏に敬意を表して名付けられたと言った話が伝わっているが、実はこの話は嘘で本当の名前の由来は公式HPに書いてありました。この駅で車両の写真を撮らせていただき、帰ることにします。帰りのシャトルバスとTXで秋葉原まで一直線ですね、便利になったものです。
(メモ)
公式HPの写真はすばらしいですね。
(’10年10月24日取材、’97年06月15日走破)
Saturday, September 14, 2013
筑波観光鉄道 つつじヶ丘~女体山(1296m)
○公式HP
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○DATA
・四線交走式
・'65/08/11開業
○場所
茨城県つくば市筑波1
関東鉄道(筑波山シャトルバス)、つつじが丘下車すぐ
tel.029(866)0945
○取材記
自宅からちんたら移動して秋葉原に到着。今日は筑波山へ行こうと思うが、なにせ天気があまりよくなく、写真撮影旅行としてはとってもいまいち。”どうするか?”とりあえず近くにあった中古カメラ店に入って物色(笑)。こんなことをしていても始まらないのでとりあえず”つくば”までは行って見ることにする。
乗った電車は区間快速のつくば行き。区快とは名ばかりで通過する駅はわずかに4駅で、しかも北千住までは各駅停車。ま、筆者TXはこの時が初乗りだったのでしかと堪能させていただくことにするが、それにしても延々地下区間。
しかし北千住を過ぎるといよいよ地上に出て速度が上がり130km/h運転?、通過する駅の駅名標が読めない程の高速でとっても新鮮な感覚。まさに飛ぶようにレールを軋ませて終点つくばに到着。
つくばからは直行の筑波山(つつじヶ丘)行きのバスが接続している。このホームページを作り始めてからそのアクセスが最も改善したのはこのロープウェイではないだろうか?筆者が前回来た時にはつくばセンターから筑波山への路線バスはなく、ロープウェイ山麓駅のつつじヶ丘へ行くバスは関東鉄道の筑波駅から平日のみのわずかに1往復だけだったと記憶している。オットー、昔話をし始めたらなんとやら。
路線バスの終点つつじヶ丘の目の前には、ケーブルカーと合併して筑波観光鉄道となったロープウェイが出ている。秋の行楽シーズンで利用客がとっても多く10分間隔の臨時運転をしていた。これに乗って山頂駅へ出発。車内で対向搬器を撮影と思ったが、窓ガラスのスモークがキツくまともな写真がとれない。一番上の窓だけスモークがなかったのでそこで撮ろうとするけどうまくいかず…なんてやっているうちに山頂駅に到着。
山頂駅からはしばし歩いて女体山山頂へむかう。山頂からはロープウェイの全景が見えていたので、撮影してみるがすでに西日(にしび)の時間で光量が足りずブレブレ写真量産でした。さて諦めて歩いて15分のケーブルカーの筑波山頂駅へ向かうとしますか。
(’10年10月24日取材、’97年06月15日走破)
Thursday, September 05, 2013
伊豆箱根鉄道 箱根園-駒ケ岳頂上(1783m)
○公式HP
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○DATA
・四線交走式
・'63/04/27開業
○場所
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根138
伊豆箱根バス、箱根園下車すぐ
tel.0460(83)6473
○取材記
大山ケーブルに行ったあと、伊勢原駅から小田急、箱根登山鉄道、そしてケーブルカーとロープウェイを乗継いで桃源台に着く。ところがここで箱根園方面へのバスを探すが、ちょうど良いのがなく”これは今日は無理か?”と諦めかけるが、少し冷静になって桃源台に程近い伊豆箱根鉄道系の終着バス停の湖尻まで歩いてみる。
湖尻バス停に着いて時刻表を見ようとした時、ちょうど”小田急山のホテル”行きのバスが来たので、これに乗り込んだ。
なんとか営業時間内に駒ヶ岳ロープウェイに着く。先々週の10月2日に来た時には強風で運休だったのですが、今日は動いている模様。次の発車時刻が1610で、山頂駅発の最終発車時刻が1650で山頂までは所要7分なので、山頂での散策時間はわずかに何分しかない。
その短い山頂での散策時間の中で、旧ケーブルカーの山頂駅(跡地)まで歩いて(走って?)往復しようと思う。帰りのロープウェイに乗り遅れたら今日は帰れないぞw。
駒ヶ岳山頂広場を全力で走って往復したら、意外と時間があって、山頂駅からロープウェイの搬器を撮影。筆者の隣には同じようにカメラを構える外人さんがいました。どうやら最終の直前に団体さんとして大型バスでここに来たご様子。その団体さんのおかげで、最終便では乗客を捌ききれず、最終便を10分延長した臨時便が運転されていました。
下山のロープウェイは満員でした、車内からはとっても綺麗な富士山を望めました。筆者の隣ででかいキャノンの一眼持ってシャッターをガタガタガタガタ切っている人がいたのですが、何を撮っていたのであろう?そんなこんなで無事下山できました。小田原までバスで出て帰ることにします。
(’10年10月02、16日第2回取材、’97年10月19日取材)
Sunday, September 01, 2013
大山観光電鉄 大山鋼索線 大山ケーブル-阿夫利神社(0.8km)
○公式HP
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○DATA
・単線二両交走式(1067mm)
・'65/07/11開業
○場所
神奈川県伊勢原市大山667
神奈川中央バス、大山ケーブル下車徒歩15分
tel.0463(95)2040
○取材記
小田急を伊勢原で降り、大山ケーブル行きのバスに乗ろうとする。早朝に出て来たはずなのだが、バス乗場には長蛇の列が出来ていてこれは違うバスか?と思ったが、バス停の標示を確認。どうやらこれらしい。
バスが来たので乗り込む、もっと近い場所なのかと思っていたが(というか時刻表ぐらい調べましょう>自分)、路線バスに揺られること40分、ずっと立席だったので疲れた。そこからさらにケーブル乗場までは15分程の登りで、参道風景のお土産やが並ぶ登山道を歩いて歩いて、やっと大山ケーブルの山麓駅に到着。
しばしの待ち時間のあとケーブルの改札。筆者は対向のケーブルを撮影出来る位置を陣取り、撮影しながら山頂(阿夫利神社)駅を目指します。途中の大山寺駅が良い雰囲気で下車してみたくなりますが、今日は予定が詰まっているのであきらめて先を急ぎます。
山頂駅に到着。多くの乗客が登山用の重装備で山頂に向かって出発する中、軽装の筆者は山頂駅近くにある、大山阿夫利神社へ立寄ってからいそいそと下山してしまいます(何のために来たんだかw)。その神社のところには工事用のモノレールが設置されていたので、ちょっと見て廻りました。平日にくれば動いているのが見られるのだろうか?
(’10年10月16日取材、’75年(以下不明)走破)