○公式HP
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○場所
熊本県球磨郡球磨村大瀬1122-1
球泉洞駅から1.0km
tel.0966(32)0080
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(1):球泉洞リフト(155m)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
八代のBHを出て、この日は特急くまがわに乗り、一勝地で降りる。
一勝地の一つ手前の駅は球泉洞で、これから行くところの最寄り駅なのですが、この特急は停まらないのでここで降りた。しかしながらその駅からは公共の交通機関とかは見あたらなく(今考えれば対岸まで歩いてバスに乗れば良かったのかな?とも思う)、ここはタクシーを利用する。
さて、それで球泉洞へ直接乗り付けるが、観光リフトがある様子がない、ひととおりうろうろしてみたがわからず、球泉洞の切符売場で聞いてみた。そうすると”この国道を渡って反対側の川の方へ少し行くとありますよ”と教えていただいた。そしてそのロケーションを見てやっと理解した。この観光リフトは対岸にあるJRの球泉洞駅から歩いて吊り橋を渡り、そこから河岸段丘の上にある球泉洞へのアクセスの為に設けられているリフトだと。だから筆者のように直接目的地にタクシーなどで乗り付けてしまうとそれに乗る必要はなくなってしまうのです。
筆者はそれでも小雨の降る中、このリフトへ向かいました。山頂駅に着くと2人の係員氏が付近の掃除をしていました。まだリフトは動いていなかったのですが、近づいていくと、わざわざ筆者だけのために動かして下さいました。そして無駄に小雨の降る中貸切で1往復しました(ありがとうございました)。考えてみればこの時間、八代方面からのJRが球泉洞に停まるのは2時間後までなく(だから筆者は特急に乗ったわけだし)、リフトはこの時間には開店休業状態なのだと思われる。
そのあと、球泉洞も観光をして、路線バスで人吉まで出ました。ちょうど着いた時に”いざぶろう号”が出発したばかりの時間で、次の電車まで3時間の待ちとなり、その間にSLの出発などを見て時間をつぶしました。そしてこの日は隼人まで移動してBH泊としました。
○球泉洞リフト、搬器
川沿いにあるリフト、少し怖いぐらいに眺めはいいです。
○球泉洞リフト、山頂駅
あまり見慣れない原動機室です。’80年05月01日運輸開始の貴重な品物です。
○球泉洞バス停前の森林鉄道
産交バスのバス停前には写真のような森林鉄道の展示が、球泉洞の観光施設内にも旧駅名標やSLのプレートやヘッドマークの展示があったりして、鉄分が濃くなっていました。
(’11年05月03日取材)
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