○公式HP
ここをclick!
(札幌市南区、南区再発見のページにリンクしています)
○場所
北海道札幌市南区藻岩山
西線16条駅から2.1km
○路線(取材日現在)
・廃止(2):第1スキートゥ(983m)、第2スキートゥ(?m)
(太字は筆者の走破線区)
○取材記
取材当時には廃止が予定されていた(現在はとっくに廃止)、寝台特急北斗星と夜行急行はまなすのお別れ乗車に札幌に行くことにしました。まだ発売されていた道南ワイド周遊券を購入して。
JR北海道バスの53系統に乗り啓明BT終点にて下車。寝台特急で札幌到着後、すぐに藻岩山で登山という人も珍しいと思うが、一目散に慈恵会病院登山口に向かって登り始める。実は本当にここが登山口への道なのか?わからずに、沿道にあるセイコーマートで道を聞きました。店員の方は登山口の存在を知らなかったようですが、なんとなく方向はあっているようでした。
(札幌市交通局の市営バスは’04年03月でバス事業より撤退し、市内のバス事業者に事業譲渡しています。琴似営業所の路線はJR北海道バスへの譲渡となったので、この地域の交通をJRバスが担うという他ではみられない形になっています。この結果、この地域の全てのバス路線を周遊券で乗り放題となり使いごたえがあったのですが、残念ながら周遊券の方が廃止になってしまいました)。
さて、ここには日本初のスキーリフトの基礎跡が残っているというので、それをまず見学し、それから元気があれば藻岩山山頂まで登ってしまおうという算段で登り始めました。北海道で11月といえばもうとっくに冬です。この日はたまたま暖かい日で良かったのですが、前週には雪が降ったということで登山道にはもううっすらと積雪があり、とても滑りやすく登りにくい道でした(実は大きく転んで泥だらけになってしましました)。そして登山開始から約30分(いやもっとかな?)でやっと到着しました。
この後はこのまま、藻岩山頂まで行く予定でしたが、やっぱり疲労が激しいので(というより軟弱なので)、山麓に戻ってロープウェイで行くことにしました。まあこのページは”つなわたり”ですしね。
(メモ)
藻岩レルヒ会の方々が、このスキー場の歴史を保存される活動をしておられます。
この中で詳しい解説がありましたので、ご紹介させていただきます。こちらです(それからこちらも)。
(メモ2)
このリフトは安全索道の施工で、その沿革にはこのリフトの搬器の写真が掲載されています。こちらです。
搬器は2人乗りで、2人が背中合わせに乗るタイプだったようです。後ろ向きに乗る人は乗降が大変だったでしょうね。
○第1スキートゥ 山麓駅
多分このこのへん、いやもう一つ先の交差点かな?どっちにしてもそんな痕跡はもう全く見当たりません。
唯一当時と同じ施設と思われるのは水道局のポンプ場ぐらいでしょうか。
○第1スキートゥ 山頂駅
写真右側の大きいのがアンカー基礎。小さいのがリフト(緊張機?)の基礎です。
ここからかつてスキーコースのあったと思われる場所を覗いてみましたが、鬱蒼とした森になっていました。
○第1スキートゥ 山頂駅
慈恵会病院登山口から約30分。きつい登りが少し緩み、尾根線の歩きやすい登山道に変わります。場所的に休憩に丁度よく多くの方が休憩場所として活用しています。
現在は日本初のスキーリフト跡との案内看板が取り付けられています。
(’12年11月10日取材)
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