Saturday, August 27, 2011

晴遊閣大和屋ホテル 箱根町宮ノ下地内(138m)

○公式HP
 タイトルをclick!

○DATA
 ・三線往復式
 ・開業:'58/02/06

○場所
 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下66
 宮の下駅から徒歩数分
 tel.0460(82)2261

○走破記
 筆者はこのロープウェイで普通索道完乗となるので、事前に当ブログで同行者を募集したところU君さんとe46さんの2名に同行していただきました。ご参集くださいましてありがとうございます。
 この日、集合は現地1100ということで、筆者は贅沢にも前泊地(対星館)からゆっくりの出発です。全員集合ののち先ずはこの日までの運転となった、対星館の専用ケーブルカーを改めて見にいきました。外から見るのもなかないい雰囲気です。
 さて、大和屋ホテルでは日帰り温泉と昼食のコースを予約していて、それが始まる時間が1100〜ということで、それに合わせて専用ロープウェイに乗り込みます。前回ものぐさ太郎さんと来たときには乗れなかったので乗るのはこれが始めてです。筆者ホームページには前回の写真が掲載されていますが、所要時間が変更になっていたり、国道にある広告がリニューアルされていたりと時間の流れを感じさせてくれました。
 ホテルの方のお話によれば、当ホテルのロープウェイは箱根ロープウェイよりも古く、箱根ロープウェイの建設時には同ロープウェイ方々が見学に来られたのだとか(大和索道という会社と親戚関係にあるという話もありますが、事実関係を確認していません)。
 予約した、日帰り温泉は露天風呂と内風呂の両方に入る事が出来ますが、筆者らは露天風呂でもう十分満足でした。満腹になってから名残惜しくもありますが、この地をあとにします。夢のゴンドラのストラップを買って自分の携帯につけました。次は絶対に泊まりで行きたいと思う筆者であった。

(個人的なメモ)
 筆者はこの索道の走破で普通索道完乗となりました。お次ぎは…
 鉄道の方は’94年02月11に新千歳空港で完乗を果たしているのですが、その後同年3月30日に開通した桜通線(今池−野並)によって、未乗線が出来て以来未だ再完乗を果たしていません。思い出したように少しづつ乗ってはいるのですが、なかなか追いついていかない。特にムダに沖縄に行かなきゃなんないのが、なんだか鬱(^ ^;)。

(’09年05月31日第2回取材、’02年11月30日取材)

Sunday, August 07, 2011

対星館 専用ケーブルカー(300m)

○公式HP
 タイトルをclick!

○DATA
 ・単線二両交走式(762mm)
 ・開業:'30/??/??

○場所
 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下72
 宮の下駅から徒歩数分
 tel.0460(82)2281

○走破記
 対星館のケーブルカーが廃止となり、新しく嘉穂モノレールのスロープカーによる渓谷電車に生まれ変わるという。筆者はこの路線には前々から乗ってみたかったのだが、当該のホテルはなかなか高級で二の足を踏み踏み切れないでいた。しかし旧ケーブルカーが5月いっぱいで廃止となってしまうともう二度と乗る事が出来ない。このニュースを知ると同時に対星館へ予約のメールを入れた。
 この日、東京の自宅を出たのは早朝だったが、なぜか筆者の手には神奈川中央交通バスの一日乗車券が握られており、えっちらおっちらこの乗車券で行くはめに。秦野でようやくバスをあきらめて、電車移動で箱根登山鉄道の宮ノ下に到着。駅から数分の対星館の案内所でこのケーブルカーを呼んでもらい乗り込む(この時の動画はこちらです)。結局、この旅館に到着したのは、17:30までにチェックインをしてくださいと言われていたのにも拘らず既に17:30を若干過ぎていた。
 翌朝、チェックアウト時は混む事が予想されるので、朝食前に一往復することにした(旅館にしてみれば、朝の忙しい時に本当にいい迷惑かもしれない)。ケーブカーはまだチェックアウトラッシュの前で、筆者がうろうろしていなければ、忙しく動いていることもないであろう時間。そんな中旅館で出たゴミをこのケーブルで運搬する珍しい様子が見られた。山頂駅の案内場に到着するも、特にやることもなくそのまま下りのケーブルカーに乗り込み部屋にとんぼ返りした。部屋に戻ると既に朝食の準備が出来ていた。
 朝食を済ませ、チェックアウトを済ませ、再びケーブル乗り場へ行く。今度は先ほどの静寂が嘘のように大混雑していた。旅館から出るにはこれしかないのだからこれは致し方ないところ、おとなしく順番待ちして、山頂駅(案内場)へ出てきました。いつまでもなくならないでほしい趣きのあるケーブルカーであった。新しい渓谷電車でもぜひその趣きを引き継いでいただきたいところ。

(メモ)
 この旧ケーブルカーは’09年05月31日で営業を終了し、新しいモノレールタイプのケーブルカーへの切替え工事に入りました。約一ヶ月で完成する予定とのことで、その間対星館は臨時休業になった。
 その後の情報によれば、渓谷電車の工事は一ヶ月では終わらず、その工事終了までの期間は同じ箱根堂ヶ島温泉の大和屋ホテルの”夢のゴンドラ”での代行輸送となったらしい。

(’09年05月30、31日第2回取材、’02年11月30日取材)