Saturday, May 18, 2013

みよりふるさと体験村 みよりファミリースキー場

○公式HP
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○場所
 栃木県日光市中三依407-1
 中三依温泉駅からすぐ
 tel.0288(79)0262
 (電話番号は男鹿の湯のものです)

○リフト(取材日現在)
 ・ロープトゥ(1):ロープトゥ(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 霧降高原スキー場から塩原温泉へ向かう途中、中三依温泉駅で。車窓には”みよりファミリースキー場”が見えたので撮影しました。
 このスキー場、地元の方々の熱意で運営されていて、運営は中三依自治会で、小中学校のスキー授業にも使われ、その際には地元のPTAの方が休暇を取ってその監視を引き受けるのだとか。ロープトゥもきちっとあるとの情報もありますが、詳細はよくわからず。
 市のHPでは、詳細は男鹿の湯にお問い合わせ下さいとのこと。

○スキー場、全景
 電車の車窓から見た、みよりファミリースキー場の全景です。

(’10年05月08日取材、未走破)

日光市 霧降高原スキー場

○公式HP
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 (公園は引き続き営業していますが、リフトはすでに廃止になっています)

○場所
 栃木県日光市所野1531
 日光駅から11km(日光駅から東武バスに乗り霧降高原下車)
 tel.0288(53)5337
 (リフトはすでに廃止になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):第1(456m)、第3・1(389m)、第3・2(469m)、
                 第4(356m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 自宅から東北線を通って宇都宮で日光線に乗換。たまたま来た日光線が鹿沼行きだった、とりあえずそれに乗って終点の鹿沼で下車。駅前に出ると1日1往復しかない新鹿沼行きの関東バス来たのでそれに乗る。バスの終点新鹿沼で降りてからは東武線を利用して…東武日光に着いた。
 駅前の横断歩道を渡ってバス停へ、待つ程もなくJR駅の方向から霧降高原行きの東武バスがやってくる。終点の霧降高原までは約30分の乗車。バスを降りると「↑リフト」の案内看板に従って山道みたいな階段を登ってゆくと、かつてのスキー場の駐車場の跡でしょうか、市営売店(営業はしていない)と公衆トイレが並んでいるところに出て、さらに霧降高原道路をくぐる方向に矢印が出ているので、さらにそちらへ山道を登ってゆくと、薮?の中に第1リフトの山麓駅が見えてきました。
 ここで終点までの往復となる、6回券を買ってリフトに乗り込みます。(夏山リフトなのに)”6回券って!”と突っ込みを入れながら。というのも、ここ霧降高原スキー場はかつてはスキー場としての営業が主体でしたが、近年の暖冬とリフトの老朽化によってスキー場としての営業をやめ、取材日現在は夏山リフトだけの営業となっている観光地です。日光キスゲに代表される高山植物が大変美しく、花の最盛期には大変な混雑になるのだとか。
 この日はカタクリの見頃とのことで、多くの観光利用の方がリフトに乗っていました。山頂に展望台などの目立った施設のない夏山リフトとしては、大変盛況と言っていいでしょう。係の方のお話によれば”先週はもっと盛況だったとか”。しかしリフトの老朽化はもはや隠し難いものがあり、その老朽化を理由に夏山リフトの営業も今夏限りとなり、その後は撤去されるのだとか。
 かつてのスキー場の名残で、レストハウスが第3リフトの山頂側にあったり、スキーが沢山詰まったレンタルスキーの跡の施設が高原ハウスのところにあったりと、みどころもたくさんでした。筆者がこうやってリフトの写真ばっかり撮って廻っていたら係の方に”お花も見て下さいねw”って言われてしまいました。”ハイ、すみません(笑)”。
 さて、名残惜しいけど、霧降高原をあとにします。この日泊まる予定の塩原温泉まで移動しましょう。今言っても遅いけど、できればこの趣のあるリフトも残してほしかったところ。安全上どうしようもなかったのでしょうけどね。

(メモ)
 リフトには安全索道の銘板がついていました。

○第1リフト、山麓駅
 第1リフトの山麓駅です。
 薮?の中にある第1リフトの山麓駅です。スキー場時代にはこのリフトは登行リフトとして使われていたとか。ここまでスキー板を持って登ってくるのは結構大変そうですけどね。

○第3・1リフト、搬器
 第3リフトは2本並列で、動いていたのは第3・1リフト。
 山頂に向かって左側の第1リフトに近い側にあるのが第3・2リフトで、その右側が第3・1リフトです。
 第3・2リフトの方が若干長いのですが、そちらは動いていません。搬器が付いているので動かなくなってかなりの年月が経っているという風ではなかったのですが…
 
○第4リフト、山頂駅
 第4リフトの山頂駅です。夏山リフトの終着駅ですが、あっけないほど何もありません。豪華な展望台とかあってもそれはそれで困るのですけどね。
 ここから先は丸山と赤薙山への登山道になっています。尾根沿いで見晴らしがよく、筆者も丸山を目指して登ってみました。軟弱なんで途中であきらめましたけどね。
(’10年05月08日取材)

Saturday, May 11, 2013

栗原市 細倉マインパーク

○公式HP
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○場所
 宮城県栗原市鶯沢南郷柳沢2-3
 くりこま高原駅から25km(石越駅からミヤコーバスに乗りマインパーク入口下車)
 tel.0228(55)3215

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):細倉マインパーク(338m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 盛岡市内のBHを早朝に出て東北新幹線でくりこま高原まで移動。そこでレンタカーを借りました。
 当初の旅程は、昨日の岩木山からその日のうちに東京まで帰るはずでしたが、この旅行の最初に行った細倉マインパークが休業日(GW中の平日で休業の曜日だったようです)に当たってしまったので、リベンジしておくことにしました。
 細倉マインパークは、細倉鉱山の坑道を使って作られた、観光坑道を主体としたテーマパークです。パークは、観光坑道のあるアドベンチャーゾーン、スライダーパークと展望台のあるスライダーパークと、現在は休業となっているマウンテンコースターやゴーカートのあるドームゾーンの3つのゾーンから成り立っています。
 一般的にはここの目玉施設のアドベンチャーゾーンから行くのが普通かなと思ったのですが、先ずはスライダーパークへ行くことにしました。パークの案内看板によればどちらのコースもリフトで登り、Aコースはスライダー、Bコースはリフトで降ります。料金はいずれも500円で券売機でどうぞと書いてあります。筆者は、最近いろんな夏山リフトに行きスポーツスライダーにも慣れてきたので、Aコースで行くことにします。
 観光リフトは338m、スライダーは555mの路線長があり、リフトの山頂に向かって左側にはスライダーのつづら折りのコースが広がっています。リフトの山麓駅からは手前の小高い丘に遮られてその全貌がよく解らないのですが、リフトに乗って登っていくと、その全体が見渡せます。スライダーのスピードには個人差があって、はや〜い人から、後の人に追いつかれそうな遅い人までいて、見ていて飽きないものがあります。
 リフトの山頂駅からは、一旦展望台へ行って、360度パノラマ?を楽しんだあとスライダーで降りました。楽しかったので、その足で券売機へ行ってもう一回Aコースをおかわりしました。もちろん、そのあとにはアドベンチャーゾーンの観光坑道への行きました。
 さて、今回の旅行はここで終わりです。くりこま高原駅へ戻って帰京しましょう。

○細倉マインパークリフト、山麓駅
 細倉マインパークリフトの山麓駅です。
 細倉マインパークは、このスライダーパークと観光坑道の2つのゾーンからなるパークです。料金はそれぞれの施設で支払いとなり、パーク自体の入場料は設定されていません。

○細倉マインパークリフト、搬器
 日ケーのペアリフトです。ペアで輸送しなくてはならない程の需要があるとは思えませんが、ある時点(いつ?)からシングルリフトの新設は行われていないようです(真偽未確認)。
 
○細倉マインパークリフト、山頂駅
 細倉マインパークリフトの山頂駅です。観光リフト利用のために?ここから少し登ると展望台もあります。
 その手前にはスライダーの乗場があります。スライダーの線がリフトまで繋がっているのは、山麓から積み込んだスライダーをすみやかにスライダーラインに戻せるようになっています。
(’10年05月03日取材)

Thursday, May 02, 2013

岩木スカイライン 岩木山

○公式HP
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○場所
 青森県弘前市大字常盤野字黒森56-2
 弘前駅から30km(弘前BTから枯木平行きバスに乗り岳温泉にて乗換)
 tel.0172(83)2314

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):津軽岩木スカイライン(560m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 弘前市内のBHを早朝に出て弘南鉄道に1駅のり、弘前BTまで歩いて弘南バスの68系統枯木平行きに乗りました。BTに岩木山スカイライン8合目までの往復セット乗車券が発売されていたので、それを購入して出発。路線バスは約60分で乗換の岳温泉に到着し乗換となります。乗換のバスを待っていると多くのスキーヤーがバス停に集まってきました。しばし待つと”岩木山春山スキー”と標示された絶対に乗り間違えないバスがやってきました。これに乗って多くのスキーヤーともに岩木山スカイライン8合目終点を目指します。途中のスカイライン入口のところで(パークランドライドになっているのかな?)さらに多くのスキーヤーがこのバスに乗って満員となってスカイラインを登ります。路面には雪はないものの一面の雪景色の中に作られたスカイラインのヘアピンカーブを登って登って、やっと終点岩木山スカイライン8合目に到着です。
 8合目にはリフトの駅舎というかレストハウスがあって、観光用のお土産売場や春スキーコースの情報を提供していたり、休憩したり出来る施設となっています。春と言ってもここはまだ肌寒くストーブがしっかり焚かれていました。
 ここからさらに、リフトに乗って山頂駅へ向かいます。多くのスキーヤーに混じって”すみません観光客で〜す”という顔をしながらリフトに乗ります。リフトに乗ると登れば登る程に一面の銀世界になり山頂駅に到着です。降りてすぐのところの歩道が凍結していて、いきなりすってんコロリンしそうになりましたが、なんとか踏ん張って歩きます。風がとても強く寒いので写真を数枚撮ったところで、山頂駅脇にある休憩所(英語でレストハウス?)に入って休憩というか避難(笑)。いやスキーヤーって凄いなーと思い、ここで退散して下りのリフトに乗って戻ることにしました(そもそもスキーを借りてきていないし)。というか来る途中にスキーのレンタルとか見当たらなかったのだけど、どうするのだろう?という疑問が残った。
 さて、弘前からは高速バスに乗継いで盛岡へ出てさらに新幹線で移動です。

(メモ)
 岩木山8合目レストハウスは’10年07月に建替えられて、現在は新しい施設になっているようです。


○津軽岩木スカイラインリフト、山麓駅
 津軽岩木スカイラインリフトの山麓駅です。岩木山のこの時期は春山スキーの時期で沢山のスキーヤーで賑わっています。
 GWなのにまだ肌寒く駅舎?内ではストーブが焚かれていて暖がとれるようになっています。中にはお土産屋さんがあり、案内所があり、食堂らしき設備はありますが、食堂の営業はしていませんでした。筆者はこばらが空いたので、カップラーメンの自販機を見つけ軽食を取りました。みんな考える事は同じなのか?カップラーメンが飛ぶように売れているようでした。お湯はお土産屋さんの方がサービスで提供してくれています。

○津軽岩木スカイラインリフト、搬器
 春山スキーとはいうものの、まだまだ冬景色ですね。天気がよくて良かったです。風が強くいつリフトが停まっても不思議ではない状態でした。
 
○津軽岩木スカイラインリフト、山頂駅
 岩木山春山スキーで公共交通で来ることが出来るのはここまでです。ここからは各コースのスタート地点に向かってスキー板等を持って雪を踏みしめて歩いていくことになります。多くの人がここで準備をして山道へ入っていっていました。筆者は…軟弱なのでスキーは遠慮しておきました(笑)。

(’10年05月02日取材)

青函トンネル記念館 青函トンネル竜飛斜坑線 青函トンネル記念館-体験坑道(0.8km)

○公式HP
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○DATA
 ・巻上式(914mm)
 ・開業:'88/07/09

○場所
 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜99
 三厩駅からバス40分
 tel.0174(38)2301

○取材記
 青森市内のBHを早朝に出て、津軽線の普通電車に乗ります。電車は特急つがるくずれのE-751系で普通電車にしてはとっても豪華でした。終点蟹田で乗換。ここからは非電化区間になり、電車?は国鉄形のキハ48でローカル線気分を満喫できました。
 終点三厩からはさらに外ヶ浜町営バスに乗り換えて約40分の乗車になります。バスは青函トンネル記念館前にも停まりますが、先ずは竜飛岬の観光にいくので、そのまま通過します。早朝の竜飛岬は強風で寒くて大変でした。ボタンを押すと”津軽海峡冬景色”が大音量で流れるモニュメントがバス停のすぐ近くにありました。
 (中略)
 竜飛岬からは徒歩で青函トンネル記念館に向かいました。時間的にだんだんと混雑しつつある時間だったので、ケーブルカーの予約をして、時間まで記念館を楽しみました。
 ケーブルカーは竜飛斜坑線と言われ、竜飛側の斜坑に設置されたもので、元々は資材運搬に使われていたケーブルカーを観光用に改修したものです。そのためかケーブルカーは巻上式の他には見られない方式となっています。通常のケーブルカーは1本のケーブルの両端に車両を取付け、そのケーブルを動かす事で2台のケーブルカーを同時に動かす方式となっているのが一般的ですが、ここにあるものは巻上式といい、山頂側に設置されたモーターを動かす事で単純に車両を上下させる方式となっています。
 ケーブルカーで下側にある”体験坑道駅”にて下車すると、ガイド氏にくっついて体験坑道内に設置された展示物を見てまわることになります。別行動は厳禁です。そしてまたケーブルカーに乗車して地上に生還となります。
 さて、また外ヶ浜町営バスに乗って帰ります。今日中に弘前まで移動しましょう。

(メモ)
 掲載日現在、北海道新幹線の工事のために既に吉岡海底駅が閉鎖となっています。新幹線が開通するとこの2つの海底駅と青函トンネル記念館がどのようになるのかとっても気になるところです。

(メモ2)
 鉄道要覧によれば軌間が1067mmから914mmに変更になっているようです。軌間の変更があったのかそれとも…(よくわかりません)

(’10年05月01日第2回取材、’97年11月02日取材)