Friday, September 23, 2011

近畿日本鉄道 葛城山地内(1421m)

○公式HP
 公式HPはありません。近鉄のHPへリンクします。タイトルをclick!

○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'67/03/26

○場所
 奈良県御所市櫛羅2503-1
 tel.0745(62)4341

○取材記
 前日宿泊したBHがJRなんば駅の至近だったので、今日はJRで行ってみることにする。行き先はここ。ブログのタイトルは鉄道要覧の記載どおりになっていますが、それは勿論、近鉄葛城山ロープウェイのことです。
 筆者はこの地には’99年08月に訪れていますが、この時はろくろく写真も撮らずにただ乗って往復していたのでろくな写真が残っていない。今回はもう少し綺麗な写真を撮ろうとすることにする。
 さてJRは高田までは乗換えなしでいい調子したが、高田で和歌山線が50分待ち。だんだんと雨も強くなって来て気分もブルーになる。無人のJRの御所駅に着いて、近鉄の駅前から出る葛城山ロープウェイ行きのバスに乗る為に近鉄の駅まで歩くと、そのバスは目の前で行ってしまった。次の40分後のバスまで待つ気にはならず、その足でタクシー乗場へ行き、ロープウェイの山麓駅まで行ってもらう。さすがにタクシーは俊足で路線バスを追い越して、山麓駅には9時前には着いた。
 ロープウェイは始発が9時10分らしく、まだ駅員さんが始業の準備をしていた。少し雨が小降りになってきたので駅の廻りを撮影しなどして時間をつぶした。開店した売店をひやかすなどして、暇を持て余し始めたころやっと改札が始まる。あいにくの天候で客は少ないかとおもったが、そうでもなく、登山(いやトレッキング)らしき団体様が同乗し結構な大賑わいとなった。筆者はすれ違う搬器を撮影しようとするが霧が深く対向する搬器が全く見えなかった。
 山頂駅に着くと雨は小雨だったので、葛城山頂まで行ってみることにする。山頂の白樺食堂までは木陰が続き雨も小康状態だったけど、ここから山頂に向けて歩き始めたところ、だんだんと雨が強くなって来たので、山上の標示までなんとか行って、タッチアンドゴーして急いでロープウェイの山頂駅まで戻って来た。駅に着く頃にはすっかりどしゃ降りとなっていた。このまま駅にいてもすることがないので、そのままロープウェイで下山ことにする。下山の搬器内でビデオを廻してみたが、どこまで行っても霧で真っ白な動画が撮れただけだった。
 天候に恵まれず、綺麗な写真は撮れなかった。搬器もろくろく撮影出来なかったのでせめてもと思い、山麓駅の駅員氏にお願いして、駅構内から撮影させていただきました。ご協力ありがとうございました。
 このあとは吉野へ行こうと思う。路線バスに乗り近鉄御所駅に着く頃には何故か太陽が出て来ていた(なんだかな〜)。

 
(’09年08年09日第2回取材、’99年08月13日取材)

Saturday, September 17, 2011

生駒山上遊園地 スカイシャトルいこま(?m)

公式HP
タイトルをclick!

○DATA
 ・オートチェアー
 ・開業:'??/??/??

○場所
 奈良県生駒市菜畑町2312-1
 0743(74)2173

○走破記
 阪神なんば線から、近鉄線とそのケーブルを通り抜けてやって来ました。なんとか日没アウトを免れました。
 このスカイシャトルいこまは、生駒山上遊園地を通り抜けた先の、信貴・生駒スカイラインの駐車場につながる通路に設置されています。現在は生駒山上遊園地は無料ですのでゲートは解放されていますが、そのゲート(らしきもの)の外側にあり、純然たる?交通機関として設置されていることがわかります(公式HPの扱いも遊具とはなっていません)。
 さて、このスカイシャトルは沢山のチェアが並んで軌道の上を走る交通機関です。同様の交通機関として、筆者などはカーレータが真っ先に思い浮かびます。この施設の見た目は大変にカーレータによく似ています。しかし、仕組みが全く違い両側のレールの上をキャビンに取り付けられた車輪で走るので、カーレータとは乗り心地は随分と違います。
 さて、筆者は電車で来たため、山頂側からのアクセスとなりました。山頂側の駅には往復の設定がなかったので、片道を買って乗り込み山麓側に降りました。山麓側駅で自動販売機を見ると往復の設定がありました。
 この日は大阪で花火大会があるということで、この山上遊園地から花火がよく見えるらしく、夕方のこの時間でも登りのスカイシャトルは意外と混雑していました。浴衣での利用者が多いのが象徴的でした。
 さて、筆者は園内見学しながらを通り抜けて帰路に着きましょう。明日に備えて大阪市内に泊まります。
 
(’09年08月08日取材)

阪神電気鉄道 阪神なんば線 西九条−大阪難波(3.8km)

○公式HP
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○DATA
 ・普通鉄道(1435mm)
 ・開業:’09/03/20

○走破記
 甲陽園のラックスカーを見てから次の目的地は生駒山上遊園へ行こうと思う。
 大阪という所は交通が便利なようで不便なところがある。というのもどうやっても必ず通って乗換るべき場所がある。その一つが梅田(大阪)駅である。京阪神地区(いわゆる東海道ー山陽線沿い)から大阪市南部(いわゆるミナミ)及びその以遠へ行こうとすると、必ずここでの乗換が発生する場所である。つまり、梅田(大阪)駅を通らずして行けないような交通体系になっている。
 ところが、この阪神なんば線の開通によって事情が随分と大きく変わった。筆者のこの時も阪神西宮から電車に乗り、阪神尼崎で乗換ると、もう近鉄の電車の快速急行奈良行きだった。あまりにあっけなく阪神なんば線は走破となった。
 またこの線は、大手私鉄どうしが地下鉄線を介さずに直接乗入れる始めての線でもあるらしい。
 近年の新規開通線ではめずらしく、業績は好調とのこと。ま、充分に予想は出来たが。
 
(’09年08月08日取材)

Saturday, September 10, 2011

イーストビレッジ西山 ラックスカー(?m)

○公式HP
 公式HPはありません

○DATA
 ・跨座式の一種(登坂方式はラック式鉄道のシュトループ式の一種?)
  ラックスカー
 ・開業:'03/??/??

○場所
 甲陽園駅から徒歩10分
 (ご迷惑をおかけしないように、詳細な場所の公表を控えます)

○取材記
 東京から新幹線に乗り、神戸市営地下鉄、阪急に乗継いで、一目散にやってきました。甲陽園駅を降りてここまで徒歩でそんなにかからないはずですでした…
 下調べも事前にしてあり、場所も確認済みだったのですが、なんと間抜けな事に地図を印刷して持ってくるのを忘れてしまい、炎天下にこの甲陽園の住宅地をそこら中歩き回る羽目に陥る。歩き疲れて、もう諦めかけたころにやっと発見!
 このモノレールは、”ちぐさ技研工業”が平成15年に設置した、住宅団地用のものです。モノレールは搬器の両側に出入口があり1解から4階?までの両側にそれぞれの住居が直結しており、全部で8戸の住宅地を結んでいます。座席は折りたたみ式で全部で4席あって、折りたたむことで車いすでの乗車も可能になっています。
 歩き回って少し写真を撮りました。どなたか利用されないかな?と期待したのですが、その間に利用者はなく動くところは見れませんでした。この後はふたたび歩いて甲陽園駅に戻って、阪神バスで阪神西宮駅に抜けて生駒へ行く予定です。

(メモ)
 このモノレールは住民専用です。見学される方はくれぐれも住民の方々にご迷惑をお掛けしないように願います。

(’09年08月08日取材、住民専用、未走破)

Saturday, September 03, 2011

箱根ロープウェイ 大涌谷−姥子−桃源台(2516m)

○公式HP
 タイトルをclick!

○DATA
 ・複式単線自動循環式(循環式フニテル)
 ・開業:'59/12/06
  Ⅰ期線:'02/06/01(フニテル方式での運行開始)
  Ⅱ期線:'07/06/01(フニテル方式での運行開始)

○場所
 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
 (アンカーは駅を指していません)
 同箱根ロープウェイⅠ期線より連絡
 tel.0460(84)8437

○取材記
 大和屋ホテルに引き続いて、U君さんとe46さんに同行していただいてます。
 一行は箱根登山鉄道、鋼索線を経て、ここ箱根ロープウェイを目指します。ここの読者ならご承知のとおり、箱根ロープウェイは老朽化と輸送力不足の改善の為に、循環式フニテルに架け替えられています。このうち、筆者は大涌谷〜桃源台間の’07年に架替えられた区間(Ⅱ期線)には、まだ乗ってないので行ってみることにした。
 先ずはⅠ期線に乗り大涌谷駅を目指します。天気は晴天とはいきませんでしたが、視界は良好で大涌谷がちょっと怖いほど良く見えていました。同乗のグループからは歓声?が上がっていました。
 大涌谷で乗換え、(本ページの目玉の)いよいよⅡ期線に入ります、新しく作られた乗換え通路を通って新しく出来た乗場へ、こちらの乗場は人が入り込まないようにガラス張りになっています。こちらはⅠ期線区間に比べて乗車する人が少ないようで、たいした待ちもなくすぐに乗れました。搬器はⅠ期線のものと同じように見えて意外と違っています。一番大きく違うのは扉ですかね(仕様の比較も公式ページにありますね〜)。さて姥子で途中下車。
 姥子には、駅前に開業時からのゴンドラ保存されており、この為の整備も終わったらしいと聞いたからだ。保存車両には数年前まで現役だった車両があり、なつかしくもあった。
 このあと桃源台まで、引続き乗車してこの日の目的は達成となった。一行はそのまま折り返して東京へ向かうはずが、途中で焼売が食べたくなり横浜で一杯やったとかやらなかったとか…

(メモ)
 公式HPが至れり尽くせりの仕様になっていて、フニテルとはなにか?に始まり、歴史、オリジナルグッズの通販から、フリー画像のご提供まで、とっても、くすぐられます。
 実は前からずーとほしい、’"電動"くるくるゴンドラパーク’が通販で売られてる…
 (取材日にも売場で相当悩みましたがw)
 
(’09年05月31日第2回取材、’97年10月19日走破(旧線))