Tuesday, July 31, 2012

オーンズ再開、存続を願って 署名活動 を応援いたします

遅ればせながら、当サイトでも

先日、運営会社より廃業が発表された、

 北海道小樽市のスキー場”スノークルーズオーンズスキー場”

この再開、存続を願う署名活動を応援したいと思います。

以下は、その活動のHPです。

 http://f10000.onzesbs.net/

札幌市の竹原砂由里さんという方がその代表となって
5月末までに1万人の署名を目標に活動されています。
5月30日現在の署名数は4884名で圧倒的に不足しています。
ぜひ皆様のご賛同をお願いいたします。

(なお、署名期間は3ヶ月を予定とのことで7月中旬ごろまででしょうか)

もちろん、筆者も既に署名済みです。ネットで出来るので簡単ですよ。

注記:この投稿は7月末までトップに表示されます。

Sunday, July 29, 2012

五日町スキー観光 五日町スキー場

○公式HP
 タイトルをclick!

○場所
 新潟県南魚沼市寺尾1475
 南越後観光バス:五日町下車すぐ
 tel.025(776)2132

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):第1ペア(479m)、第5(488m)、
          高原第1(828m)、高原第2(513m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は浦佐のBHからスタート、浦佐駅に行くと上越線が運転されていた。しかも昨日までの不通とはうって変り時刻通りに電車が入って来たので”ラッキーと思いながら”乗る。ところが乗った電車は浦佐駅で25分足止め、25分後にやっと動き出した電車は、徐行で走り、しかも水上行きだった電車は越後中里で打ち切りとのことだった。見た事も無いような銀世界を走って次の五日町に到着。筆者はここで下車。
 歩いてスキー場まで行けるのだろうか?と不安になったが、風がそんなになく歩くには問題なさそう。除雪によって道路脇に積まれた雪が裕に2mを超える高さまであって、駅からは遠方に見えていたスキー場が、近づくにつれて見えなくなって、道に迷いまくってスキー場に着いた。
 スキー場は今では大変珍しくなった”スキー専用ゲレンデ”で、スキー以外のスノーボード等での滑走は禁止されている。これはひょっとして浦佐スキー場以上に硬派なスキー場かもしれない。山麓のレストハウスは木造の古風な建物でとっても昭和な雰囲気でなつかしくついつい長居してしまう。ゲレンデに出てみると多くのゼッケンを付けたスキーヤーがいて、”何かの大会?”と思ったが、第1ペアリフトを見ると、”歓迎 準指導員育成講習会・検定会”と書かれていました。すみません、妙チクリンなカメラマンがおじゃましております。
 相変わらず雪が激しく、写真にハッキリ雪が写るほど。ただ午後に向かってだんだんと良くなって、筆者がスキー場を引き上げるころには晴れ間も覘き八海山が綺麗に見えました。ゲレンデはスキーヤー専用となっているので、ゲレンデにはスノーボード特有の妙な荒れがなく、とっても滑りやすかった。
 リフトを乗継いでいくと、大会専用の高原第2リフトが動いていて、その隣のテクニカルコースではその例のバッジテストが行われていた。しかしそのコースは霧が激しく検定コースとしてはちょっとかわいそうな感じでした。山麓まで滑り降りて来てみると第5リフトで係員が雪下ろしと試運転をしていたので、隣の第1ペアリフトに繰り返し乗って様子見。しかしそのまま係員は第5リフトを動かすのをやめてしまいました。何かのトラブルでもあったのでしょうか?
 さて、スキー場の近くからは浦佐駅経由の小出行きのバスが出ているようなので、そのバスに時間を合わせてスキー場を出ました。次の目的地は小出スキー場です。

(メモ)
 五日町スキー観光での営業は採算悪化から’10−’11年シーズン限りとなり、’11−’12年シーズンより”特定非営利活動法人南魚いつかまち”による営業となっています。

○第1ペア、第5リフト、山頂駅
 第1ペアリフトと並列の第5リフトの山頂駅です。どことなく雰囲気が浦佐スキー場と似ていますね。スキー場に掲示の運転計画によればこの日は第5リフトの運転日でしたが、同リフトは搬器の雪下ろしと試運転をしただけでそのまんま運転休止となりました。とっても残念。
 この第5リフトは運輸開始が’77年12月28日ととってもクラッシックです。


○高原第1リフト、中間駅
 高原エリアの山麓側の高原第1リフトはこのスキー場で最も長いリフトで、中間駅もあります。


○高原第2リフト、山頂駅
 幻想的な山頂の高原第2リフト。一番山頂側にあるこのリフトはイベント専用開催時のみの営業となっています。筆者訪問時はこのリフト沿いのコースでバッジテストが行われていました。


(’10年02月07日取材)

Saturday, July 21, 2012

浦佐スキー観光 浦佐スキー場

○公式HP
 公式HPはありません
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○場所
 新潟県南魚沼市浦佐3197
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第1ペアA(447m)、第1ペアB(447m)
 ・廃止(1):第5(445m)
  (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 筆者は’09−’10年シーズンには比較的公共交通の便利な上越エリアのスキー場を電車・バスで巡る事を計画していました。ところが豪雪でその核となる上越線の不通(おそらく’10年01月初〜02月06日までずっと?)が長引いていて、なかなか計画がスタート出来ないでいました。いつまでも待っていても始まらないので、見切り発車で計画をスタートすることにしました。この日も浦佐駅に着いてみると上越線はやはり不通となっていて、さて明日からどうしようと思うが、とりあえず今日の予定はここだけなので吹雪の中歩いて浦佐スキー場に向かいました。
 浦佐スキー場は”無く子も黙ると言われる基礎スキーヤーの聖地”で”上手くなりたかったら浦佐へ行け”、”スキー道場”の名をほしいままにしていました。’11年シーズン限りで終了とのお知らせを聞いた時には、筆者はそのお知らせが信じられませんでした。’09年−’10年シーズン(筆者訪問時)の同スキー場の宣伝用のポスターには硬派なスキーヤーが滑る写真の上に”レベルアップは必然だ!”という言葉が踊っていました。
 やっとスキー場に到着しました。浦佐温泉の旅館街の背後にゲレンデが覗いているところまで来ましたが、どこがゲレンデの入口かわかりません。たまたまいた人に聞いてみると”スクールですか?スクールならここから入って左ですよ”とのこと、筆者は”いえ、一般のスキーヤーです”と言うと。その方は”一般の方は右の一番向こうのクローネというところですよ”と教えていただきました。偶然ですが実はこのやりとりがこのスキー場の性格をよく現しています。スキー場はスキースクールでの利用客が多く、その為にわざとリフトが架けられていないコースがあったりとスクール向けのコースバリエーションが取り揃えられています。
 準備をしてゲレンデに向かいます。久々のスキーなので午後券を買ってさて〜と思いますが。吹雪で出鼻をくじかれて数回の滑走であっさりあきらめて、近くに取ったBHにビールタイムとしけこみました。明日はちゃんと滑るぞw。しかしさすがに基礎スキーヤーの聖地で滑走している人のスキーが綺麗なこと。我流丸出しの筆者は正直滑っていて恥ずかしかったです。
 山頂にはリゾートホテル?の廃墟がありました。いつでも来れるや〜と思っていたから写真撮るのを忘れてました。

(メモ)
 浦佐スキー場は’11−’12年シーズンより閉鎖となっています。’11年シーズン終了とともにその閉鎖を発表しました。同年夏にはスキー場内のスキースクール前に広がる正面ゲレンデで土砂崩れが発生し、その土砂がスキースクールを直撃し名実共に再起不能となってしまいました。その様子は清水周一が語る!というブログにその詳細が掲載されています、こちらです。

(メモ2)
 新潟県県南魚沼市は’04年11月01日に六日町、大和町が合併して出来た新しい市です。のちに塩沢町がこれに加わっています。

○第1ペアABリフト、搬器
 浦佐スキー場の全域をカバーする2本並列のペアリフトです。山頂に向かって左側がA線、右側がB線です。このB線のさらに右側には第5リフトがあったらしく基礎が残されていました。
 リフト待ちが長くなるとA線を動かして調節するようです。02月28日の時は浦佐駅からスキー場を見るとA線が運転されていたので急いでこのスキー場へ行き準備をしてゲレンデに出るとそれは既に停まっていましたw。


○スキー場から見る浦佐駅
 浦佐駅からは本当に近く。東京方から来ると上越新幹線が浦佐駅に入る直前の左手に小高い山に架かる2本並列のリフトがよく見えました。


○第1ペアABリフト、山頂駅
 筆者が、このスキー場に最初に行った02月06日は吹雪で、山頂駅付近では時折激しい突風が吹いてリフトが停まったりしていました。


(’10年02月06、28日取材)

Saturday, July 14, 2012

研創 研創ファクトリーパーク ロープウェイ(87m)

○公式HP
 タイトルをclick!

○DATA
 ・四線往復式(普通索道)
 ・開業:'??/??/??

○場所
 広島県広島市安佐北区上深川町448
 上深川駅から徒歩10分
 tel.082(840)1001

○取材記
 千光寺山ロープウェイを切り上げて、広島市内には社員専用ロープウェイがある会社があるというので見学に行く事にしました。
 新幹線から芸備線に乗継いで上深川で降りました。広島市内の駅なのに無人駅でちょっとビビる。そこからとぼとぼ目的の会社を目指して歩く。研創(ファクトリーパーク)は近い筈なのですが道が曲がりくねっているのでなんだか遠く感じてやっと着きました。
 研創はサインシステムで有名な会社で、東証にも上場しています。その入口には立派なレタリングがあって、その先には関係者以外立入禁止との標示がされています。その入口前から会社の敷地の方を覗くとロープウェイらしきものが見えたので、ちょっとだけ入り込んで写真撮影だけさせていただきました。
 ロープウェイは丘の上にある会社の敷地と丘の下にある、第2駐車場を結ぶもののようです。今も現役で使われているのかどうかは不明で、取材日は休日でだったので出入りの人もなくよくわからずでした。ロープウェイは2人乗りの四線往復式という不思議な形式なもので国内唯一です。これは、同社のホームページにある、会社の紹介ビデオにも登場することからシンボル的な施設なのでしょうか?
 さて、見学も終わったので駅まで戻ろうとしたところ、この研創の丘の上から降りてくるJRバスが見えたので、このバスを拾って広島市内へ移動して引き上げることにしました(ところでこのバスの終点は会社の敷地内にあるのだが、そこまで乗れるのかな??)。

(メモ)
 この上深川駅前の研創にはJR中国バスの終点があります。この路線はその名前を雲芸南線といい、かつて陰陽連絡の使命の下に広島−三次−出雲市間で運転されていた国鉄の自動車線のなれの果てです。
 現在の雲芸南線は研創社内の社屋前(ロープウェイの山頂駅側)が路線の終点となっていて、上深川から先の三次方面の路線は全て廃止となっています。

(’10年01月09日取材、社員専用、未走破)

Sunday, July 08, 2012

尾道市 千光寺山麓-山頂(362m)

○公式HP
 タイトルをclick!

○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'57/03/25

○場所
 広島県尾道市東土堂町20-1
 尾道駅下車徒歩15分(おのみちバス長江口下車すぐ)
 tel.0848(22)4900

○取材記
(’10年01月取材時)
 ’10年最初のロープウェイは千光寺山としました。早朝の羽田から広島空港に降立ち、そのバス乗場へ行ったら白市駅行きの路線バスがいたので、早速乗って山陽本線の白市駅に出ます。ところが白市からの上り(三原、尾道方面)の電車が少なく長い時間(たしか40分ぐらいだったと思う)この駅でポケーと過ごして電車を待ちます。この白市駅は広島シティネットワーク(これは正式名称なのかな?)の東端の駅になっているので、下り(広島、岩国方面)は当駅で折り返して頻繁に発車して行きますが、上り方向は本数が少なめになっています。
 やっと電車に乗れて、途中三原で乗り換えて尾道に着きます。駅の観光案内に直行して割引券がないかとアサリますが路線バスとセットのものが販売されているようでしたが、尾道は散策にはとてもよい風光明媚な街並で、それを堪能しながら歩いてロープウェイ山麓駅へ行く事にします。ちなみにこの時歩いた道は思索の道w。
 ロープウェイで山頂駅まで行き、千光寺本堂まで降りる道すがら搬器撮影します。この時はまさか翌年には搬器が交換になることなど夢にも思っていなかったので、行っておいてよかったな〜と思いました。ロープウェイで往復後、広島市にある気になる場所を目指す事にしました。

(’11年12月取材時)
 ’11年最後のロープウェイは、’11年02月に搬器交換がされた千光寺山ロープウェイに行く事にしました。
 自宅より空路を経て一路尾道へ。広島空港からは三原行きの路線バス、そして糸崎行きの電車とさらに電車を乗継いでやっと尾道着(広島県は県のまんなかに県境があるんじゃないか?と思う程不便な区間がありますね)。尾道駅からは趣のある商店街と千光寺新道を含む古寺めぐりコースを歩いてやっと山麓駅へ到着。古寺めぐりコースは三重の塔のすぐそばを歩いたのでそこからわざわざ降りて来たことになる。
 山麓駅で往復の切符を買うと、係員に”帰りは歩いて降りる人が多いですけど本当によろしいですか?”と何度も念を押されてやっと売っていただく。筆者はつい数年前に来たばかりなので、その違いはどこか?と間違い探しのような感覚でイロイロきょろきょろしてしまいました。そして大阪車両工業2011の銘板を見てはデジカメを鞄から取り出してアップで撮影。そして最初からかぶりつきで乗り込み対向搬器を撮影して人目もはばからず変な人しました。
 ロープウェイ沿いに千光寺本堂まで降りて前回と同じように外からの搬器撮影をしました。奥には向島大橋、下には鞆の浦水道と山陽本線そして尾道市街の美しい街並と見ていて飽きることなく、本堂前で売られている抹茶を頂きながら、ついつい長居してました。さて行きますか。

(メモ)
 筆者の写真の腕がイマイチなのか?新しい搬器はシャドウになりやすく撮影が難しいですね。

(’11年12年23日第3回取材、’10年01月09日第2回取材、’00年01月03日取材)