Saturday, December 15, 2012

スマイルスキーリゾート 六日町スキーリゾート

○公式HP
タイトルをclick!

○場所
 新潟県南魚沼市小栗山2910-114
 六日町駅から5km(土日には無料シャトルバスがあります)
 tel.025(773)3311

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):第1クワッド(1066m)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):第1ペア(701m)、第2ペア(469m)
        第3ペア(704m)、第6ペア(532m)
 ・廃止(1):八箇第1ペア(712m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 翌朝、浦佐駅のBHを出て電車で2駅の六日町駅にて下車。六日町駅前には”六日町リゾート”と書かれたシャトルバスが停まっていた。筆者はうろ覚えで今日の行き先を六日町ミナミスキー場と記憶してきたので、このバスの運転手氏に聞いてみる。筆者:”六日町ミナミスキー場ですか?”、運転手氏:”はいそうです”という応答があったので乗り込む。あとで手元の資料をよく見たら、はっきりと”六日町リゾート”と書いてありました。なんで昔の名前で覚えていたんだろ?
 ゲレンデに着くも、更衣室やロッカーがどこにあるのか良くわからずうろうろしたら。リゾートホテルの1階にそれを見つけて利用する。外来客がそこを利用してよいのか悪いのかさっぱりわからないけど、そこしかないようだったので、多分間違いないのだろう。ゲレンデではスキー板のニューモデル(’10ー’11年シーズン用)の試乗会をやっていてこれには後ろ髪を惹かれたが、この日は風が強くベースで躊躇している間に、ゲレンデ閉鎖になっても困るので急いで第1クワッドリフトに乗り込んだ。
 その流れでまっすぐ第6ペアリフトに乗り込んで、ゲレンデのトップへ到着。遠景に米どころの南魚沼(六日町)の市街地が望めた。しかしますます風が強くなってきて安閑とはしていられない。ゲレンデには落ち葉?常緑樹の枝?が宙に舞いはじめ、リフトも一旦強風の為運転に合わせになった。でもなんとか、そのあと少し風が弱くなって一回りだけすることが出来た。第2ペアリフト、第3ペアリフト沿いのコースは少しなだらかで練習用かな?と思った。ガイドでは中級コースとなっています。
 ゲレンデベースまで滑り降りて、ふと見るとこの日動いていなかった、第1ペアリフトが試運転していた。これはこれから動くのかな?と思ってしばらくその試運転を眺めていたのですが、いつまで経っても営業運転の気配がなかったので、これを諦めてスキー場を後にすることにしました。では、次のスキー場へ急ぎましょう。

(メモ)
 ’09–’10年シーズンより経営主体がオーハシアーキテクトからスマイルスキーリゾートへと変り、スキー場名も六日町ミナミスキー場より変わって現在の名前となっています。

(メモ2)
 手持ちのゲレンデガイドに載ってなかったので’09–’10年シーズンに取材漏れの八箇ゲレンデ側の八箇第1ゲレンデは’11ー’12年シーズンに国道253号線を走っている途中に立ち寄って撮影しました。国道側のホテルの営業ももう止めていて物悲し感が増していました。


○第6ペアリフト、山麓駅
 第6ペアリフトの山麓駅です。’12–’13年現在のゲレンデガイドには掲載されていない(廃止になった?)リフトです。このスキー場の最高所へ行くリフトです。リフト沿いのコースは中上級コースです。

○第1ペアリフト、山頂駅と第2ペアリフト、山麓駅
 奥に見える第1ペアリフトの山頂駅と手前に見える第2ペアリフト山麓駅です。その間にある建物はセンターロッジです。

○第3ペアリフト、山頂駅
 第3ペアリフトの山頂駅です。

(’10年03月21日取材、八箇ゲレンデのみ’12年03月31日取材)

Saturday, December 01, 2012

奥只見観光 奥只見丸山スキー場

○公式HP
タイトルをclick!

○場所
 新潟県魚沼市湯之谷芋川字大鳥1317-3
 小出駅から35km(土日は無料シャトルバスがあります)
 tel.025(795)2684

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(5):第1ペアA(823m)、第1ペアB(823m)、
        第2ペアA(786m)、第2ペアB(786m)、山頂ペア(362m)
 ・廃止(1):第3(632m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 筆者は’09−’10年シーズンには比較的公共交通の便利な上越エリアのスキー場を電車・バスで巡る事を計画していました。ふたたびこの計画の続きへ戻り、最初のスキー場は奥只見丸山スキー場。
 浦佐駅から同スキー場のシャトルバスに乗り揺られること1時間半でやっとスキー場に着きました。この日は春シーズンのオープンの日。ゲレンデにはオープンを待ちわびた人々が多数で混雑していました。ゲレンデ中腹にある、ブナ平ヒュッテ横のステージではオープニングセレモニー(写真)が行われていて、新潟県知事、魚沼市長やレルヒさんなどによってオープニングのテープカットがされていました。この方々をどうやってここまでお運びしたのかはとっても気になるところです。
 豪雪の冬にはオープニング時にリフトの両側に雪の壁ができていて、その溝の中をリフトが走る(雪の大谷のリフト版)が見られることがあるらしいので期待して来ましたが、この年のリフトの様子は至って普通でした。
 ここでも2本並列の第1ペアリフトBが運休でした。こういう2本並列のリフトが両方動く事があるのか実に気になるところです、と思っていると第2ペアABリフトは両線とも動いていました。奥只見スキー場といえば、山頂ペアリフトが全国で2本しかない内燃式のリフトとの登録がされています。現場でこのリフトを見た時には排ガスの匂いがしていたので、その事実を疑っていなかったのですが、家で冷静になって写真を整理してみると’03年10月建設奥只見観光と支柱の上に貼付けている写真が出てきて、どうやら動力は電気で間違いなさそうです。その排ガスの匂いは近くでパークの整地をしていた重機のものでしょう。
 頂上付近のこの山頂ペアリフト沿いのコースが、このスキー場で最も斜度の緩い丸山ゲレンデ(初心者コース)で、そこへの往復のために各リフトは下り線乗車が可能になっています。またこのリフト沿いのコースにはボード用のパークもあります。
 そして山頂。奥只見湖、尾瀬燧ヶ岳を望む見渡す限りの銀世界…。山頂ヒュッテがあり、給食の設備もあります。このヒュッテは春シーズンの始めには1階部分が雪に埋もれていて低い建物に見えますが、シーズンが進むと立派な2階建てが顔を出すらしいです(建物が伸びるわけではありません)。
 一気にベースまで滑り降りて来たら、疲れたのでゲレンデベースにある、無料休憩所で休憩しました。無料休憩所は体育館にビニールシートを貼ったもので、広く気軽に休息がとれます。さて、もう一回と思ったのですが根性が足りず、あとは休憩所でうだうだするだけでした。帰りバスはまだかな?w

(メモ)
 奥只見丸山スキー場は超豪雪地帯にあるため、ハイスキーシーズンにはアクセス道の奥只見シルバーラインの除雪がされないこともあってクローズしてしまいます。オープンの期間は(初滑りシーズン)11月下旬から1月初旬と(春シーズン)3月末から5月中旬の2シーズンに分かれてとなります。
 このブログの掲載日’12年12月01日は’12–’13年の初滑りシーズンのオープンの日です。


○第1ペアABリフト、山麓駅
 第1ペアリフトABの山麓駅です。2本並列のリフトは片方運休が本当に多いですね。
 リフト乗車中の左手には首都圏を支える発電用ダムである奥只見ダムが見えます。

○第2ペアABリフト、山頂駅
 第2ペアリフトABの山頂駅です。第1→第2と2本並列のリフトが2本直列で並んでいます。
 このリフトの右側に見えるコースはこのスキー場きっての難斜面で非圧雪の急斜面Max37°が続いています。

○山頂ペアリフト、山麓駅
 山頂ペアリフトの山麓駅です。雲ひとつない晴天で心も洗われますね〜

(’10年03月20日取材)