Sunday, December 10, 2017

利賀ふるさと財団 スノーバレー利賀スキー場

○公式HP
 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○場所
 富山県南砺市利賀村上百瀬地内
 富山駅から44km
 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(1):第1高速クワッド(1108m)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第2ペア(495m)、第3ペア(817m)
 (太字は筆者の走破線区)
 (掲載日現在は全て休止中です)

○走破記
 風邪とか腰痛とかで少しあいだが開きました。
 前日に新幹線を越後湯沢で乗換えて、特急はくたかで富山へ向かいました(このルート自体今となっては懐かしいものですが)。大雪の影響で特急はくたかが2時間も遅れ、富山に着いたのは日付が変わってからになりました。そして一夜明け…
 富山からは、国道471号を通ってアクセスしました。このルートは、国道とは名ばかりのいわゆる酷道で、このスキー場のアクセス案内にも推奨されていない道です。流石に舗装はしてありますが、ところどころ行違いもままならないような狭隘路が続きます。そして前日の大雪の除雪がまだ十分でなく、筆者は車のおしりをフリフリしながら急なヘアピンカーブを登って行きました。いま前から車がきたらどうすんだ?と思うようなところをドキドキしながら走り抜け、なんとか利賀村へ着きました。
 道中には、除雪の作業車が谷に転落しているのを目撃してしてしまい(救出作業中でした)本当にコワクなりました。
 さてスキー場、’09年~’10年シーズンから?、土砂災害によりリフト支柱に歪みが発生して休止となっていたのですが、この’12~’13年シーズンには整備が完了して見事復活を果たしています。しかし既にこのシーズン限りでのスキー場閉鎖も発表されています。
 こんな奥地のスキー場でしたが、この日は盛況で車の駐車スペースを探すのにも難儀するほどでした。スキー場には全部で3基のリフトが架かっていて、その全てが東京索道製。山麓側の第1高速クワッドは東京索道のデタッチアブルです。ゲレンデのコースガイドにはコース整備がされない、コースに大きく×のサインがつけられちょっとイタイタしい感じですが、ゲレンデは広く、もちろん雪もいいです。
 筆者は、腰痛明けだというのに、コースガイドも見ずにゲレンデに入ってしまい、最初に第1高速クワッドと第3ペアを乗継いで、いきなり上級非圧雪のコースに入って立ち往生するという大失態でした。ここのBコース見ているよりも斜度があり、雪も深く筆者には手に負えませんでした。  そんな状態であっという間に疲れたので、たいへんに勿体無いのですが早めに切り上げることにしました。ゲレ食の利賀ラーメンはおいしかったです。

○第2ペアリフト 山麓駅
 中腹のこのリフトはかなり変わった形です。
 他のリフトと同じ’97年の運輸開始とあり、特別古いものではないようなのですが。

○第3ペアリフト 山麓駅
 最上部へ行くリフトはこの第3ペア。リフト沿いの正面のコースは非圧雪の上級コースで一回入ると疲れますw。

○第3ペアリフト 山頂駅
 そして山頂駅。利賀村が一望とはいかないのですけどね。
 リフトは東京索道です。


(’09年12月30日取材、’13年02月23日第2回取材)

Monday, December 04, 2017

九重森林公園 九重森林公園

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 大分県玖珠郡九重町大字湯坪612-1
 豊後竹田駅から32km
 tel.0973(79)2200

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3);第1リフト(490m)、第2リフト(319m)
                、第3リフト(396m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 阿蘇のBHを出発し、今日行くのはここ九重森林公園スキー場。阿蘇からは1時間超の距離ですが、この日も阿蘇の外輪山を超えるルートにはチェーン規制が出ています。つまりこれから走るルートはずっとチェーン規制ということです。しかし実際には路面の雪は溶けていて、このチェーン規制は大げさではないかな?と思い始めたころ路面が圧雪アイスバーンになって来ました。ここは九州だからなのかそうなって初めてチェーンをつけ始める車が多数路上に止まっていてかなり危険な状態となっている。チェーン規制なんだからちゃんと守っていただかないと事故りますよ本当に。
 ということで、スキー場に到着。まずはリフト券兼入場券を購入して場内に入り、さてレンタルは?と思ったらそれは施設の外に一回出てからとの案内を受け思いっきり時間を損する。というのも南国のスキー場の常なのですが、入場券が時間制のためロスタイムはダイレクトに滑走時間が短くなるという笑えない事実となっています。
 しかしこのスキーレンタルなかなかよくわからんシステムになっていて、受付は改札外にあるのですが、その受け取りは改札内とのことで一旦改札内に入ってスキーセットを受け取り、ところが靴のロッカーがこれまた改札外にあって、また改札の外に出て自分の靴をロッカーに入れ、そしてまた改札内に入場してやっとスキーができる状態になりました。本当にこのシステムは相当にダメです。おまけにこの大混雑でイライラしました。結局この手続きで滑走時間を1時間も無駄にしてしまいました。そしてゲレンデに出ると第1リフトの大行列…
 やっとリフトに乗れて滑走を始めると、今度は吹雪!。昨日の五ヶ瀬ハイランドで懲りたので、今日は普通に厚着をしていますが、それにしても寒い。というのもこの日のゲレンデの気温は−9度。滑走中に寒気を感じるようになったので、一旦スキーセンターに戻って暖を取りなおす。本当に筆者は九州にいるのだろうかと疑問に思い始める。本当に体調管理のために小一時間休憩して、ゲレ食でも入って腹ごしらえするかと思ったら、今度はゲレ食が大行列!いい加減嫌になってゲレンデをあとにすることにしました。このブログではなるべくマイナスっぽいことは書かないようにしているのですが、ここはちょっと酷かったです。
 そのまま車で熊本空港まで走り、帰路につきます。驚いたことに熊本空港はだんだんと雪が強くなってきて帰りの飛行機が飛ばないのではないか?と心配するほどでした。結局この旅行では風邪をひいてしまいました。

○第1リフト 山麓駅
 まずはこのセンター前のこのリフトに乗らないとどこにも行けません。撮影のために前の方まで行っていますが、なが〜い行列ができています。

○第2リフト 山麓駅
 このリフトだけ、山頂に向かって左側に架けられているせいか、ここだけ空いていていつでも乗れます。
 ここまで滑るのが面倒なのか?それともリフトが目立たないのか?よくわかりません。

○第3リフト 山麓駅
 中上級コースをカバーする第3リフト、第1リフトからすぐに乗り継ぎができるので、そのままなだれ込んでくるスキーヤーでこちらも大混雑です。 


(’13年01月27日取材)