Sunday, September 28, 2008

コクド 函館七飯スキー場(3319m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・'85/12/18開業

○交通情報
 大沼駅、大沼公園駅(函館七飯プリンスホテル)からシャトルバスの便があります。料金は無料です。取材日現在の時刻表を下記にまとめました
→大沼駅発、七飯スキー場行き(所要15分)
 915,1135,1410
→大沼公園駅発、七飯スキー場行き(所要10分)
 910,1010,1110,1210,1320,1440,1550,1710n,1820n
 n:ナイター営業日のみ運転
※このバスは全て函館大沼プリンスホテルが始発です
←大沼駅行き、七飯スキー場発
 1215,1315k,1500,1640k,1710
 k:大沼駅経由大沼公園駅行き
←大沼公園駅経由函館大沼プリンスホテル行き、七飯スキー場発
 1025,1130,1235,1345,1505,1615,1730,1845n,2000n,2100n
 n:ナイター営業日のみ運転

○走破記
 函館駅でリフト券がセットになったスキップを購入して列車へ。列車はキハ40を主体とする編成で実に3両編成である。車内にはスキー置き場があるがそれがいっぱいになっている。しかも駅毎にスキー客が増え大沼到着。ほどなくプリンスホテルのバスが来て函館七飯スキー場行きのシャトルとなる。乗客は圧倒的に地元の高校生?が多そうだ。(大沼駅は特急停車しないし、このシャトルはプリンスホテルには行かないので余計そうなのかもしれない)。
 さてスキー場は実にシンプルな、ゴンドラが1本、低速リフトが1本、高速リフトが1本でしかも雪不足のため高速リフトは本日(’04年1月2日)運休している。さてゲレンデへ。とはやる気持ちを抑え今日は手ぶらなのでスキーを借りなくてはならない。ファンスキーと呼ばれる120cmぐらいの短い板を借りてみる。このファンスキー慣れないと滑りにくいので、リフト1本乗車して脚ならし。好調好調。
 ゲレンデは初級と中級コース主体のロングコースが1本。その他のコースは雪不足の為閉鎖になっている。しかもそのコースはカチカチに圧接してあり、これはスピードが出そうだ。結局この日筆者は、ファンスキーで目一杯飛ばして滑ることにする。ゲレンデは濃霧でゴンドラも徐行運転だがそんなことはおかまいなし。ファンスキーも飛ばして滑ると面白いね。これはこのスキー三昧旅行の成果かな?多少スキーが上手くなったような気がした。
 さて、夢のような旅行も終わり帰りの時間。シャトルバス、列車、リムジンバス、飛行機、そしてリムジンバスを乗り継いで自宅のある大阪に到着。さっきまで北海道でスキーをしていたのがうそのような平常生活のはじまりはじまり。とりあえず疲れたから寝よう。

○筆者走破線区
 ゴンドラ、リフト
 高速リフトは運休でした

(’04年01月02日取材)

Sunday, September 21, 2008

(こぼれ話)有珠山ロープウェイへの路線バス

 有珠山ロープウェイへは、路線バスでは洞爺湖温泉BTから、登別温泉行きの道南バスで所要15分(運賃300円)です。
 この路線は夏期にはもう少し便数(’08年実績は4往復)があるようですが、筆者が行った冬期にはわずか1往復しかありません。しかもこの1往復が曲者で、写真を拡大してみてもらうとわかりますが、道南バスのゆーとぴあラインという路線の一部になっています。
 ゆーとぴあラインは札幌駅を出ると、中山峠を越え、ルスツリゾートを通って、洞爺湖温泉駅へ至ります。ここまでは普通の洞爺湖行きのバスと同じです、しかしこのバスはここで終点ではありません、引き続き、昭和新山を通って登別温泉に至り、さらに千歳空港を経由して札幌駅へ至る一周の路線バスとなっています。またこの路線は逆ルートも存在します。
 筆者が利用した洞爺湖からの路線は、その中山峠経由でやってきた路線バスを洞爺湖温泉駅で捕まえて乗って、有珠山ロープウェイに乗って降りてきたら、今度は千歳空港を回ってやってきたこのゆーとぴあラインの逆方向のバスに乗って洞爺湖温泉駅へ戻ったということになります。
 実はこの日、札幌駅から乗ったバスも、この路線の一部でした、筆者は事前にそんなことを知らなかったので、洞爺湖温泉で一度バスを降り、そこで再びやってきた”同じ”バスに乗り込んで、ロープウェイへ向かっています。事前に知っていればおそらく、通しで切符が買え降りなくてもよかったんですよね。まだまだ修行がたりないようです。

ワカサリゾート 昭和新山-有珠山(1370m)

公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・'65/04/18開業

○交通情報
 洞爺湖からバスで登別温泉行きの道南バスで所要15分(運賃300円)。なおこの路線は時刻表に掲載されています。夏期にはもう少し便数(’08年実績は4往復)があるようですが冬期にはわずか1往復しかありません。

○走破記
 一夜明け新年。近くの吉野屋に入って「並2つ!」と頼みたかったが残念ながら少し寝坊気味で札幌駅へ急ぐ。宿泊したビジネスホテル最寄りの西11丁目駅へ行くと。元旦ダイヤが貼ってあり、始発が8時30とか書いてある。そういう大事な事は改札の外に書いておいてほしいもの。それでもその始発の電車に乗って札幌駅構内を猛ダッシュで走り抜けると、なんとかぎりぎりセーフでなんとかバスを捕まえることができた。しかもそのバスは約20分かけて筆者が前日宿泊したホテルのすぐ近くへ走り、しかもそこで客扱い。知っていたらそこから乗ったのに。
 バスは元旦で休みの中山峠を通り、ルスツリゾートを通って、洞爺湖温泉へ到着。ここで約1時間の待ちぼうけ。先ほど乗って来たバスが戻ってくるのを待つ。後で知ったことだがこの車内ではこのHPの読者?であるU君殿と一緒だったらしい。知っていればいろんな話もできたのにと残念に思う。
 よほどここからタクシーと思ったがこの旅行ですっかりタクシーは嫌いになってしまったので、バスをひたすら待つ。やっと来たバスの乗客はわずか2人、しかもわずか15分で昭和新山に到着。
 山麓駅から道路を挟んで反対側には昭和新山があり、ロープウェイが掛かる山はつい近年も噴火したばかりの有珠山で、どうしてここにロープウェイがあるのだろう?と思う程のロケーション。最も近年噴火した箇所は先ほどの洞爺湖温泉バスターミナルから洞爺駅への道のすぐ脇にあり、「え?こんなところ?」と思うようなロケーションにあり、今も噴煙をあげている。
 さてロープウェイには次から次にと観光バスが乗り付け、旗を持ったおねえさんが先導している。そんな間隙をぬって?筆者の乗車した搬器はがらがら(ラッキー!)で洞爺湖が見放題写真撮り放題。
 山頂は強風吹きすさぶ、有珠山もっとゆっくり見たいのだが、寒さがそれを許さない。それでもなんとか展望台までは歩いて豊浦湾と有珠山の噴火口を眺める。観光時間1時間(路線バスの都合)では不足かと思ったが、寒さの為どうしても足早になって結果的にそうでもなかった。
 さて、バスで洞爺湖温泉バスターミナルへ戻ると、元旦ダイヤの為、待てど暮らせど洞爺駅行きのバスはない。結局1時間待ってこの時間唯一走っていた「室蘭港行き」バスに乗車し、伊達駅通りでおろしてもらうことにした。明日はこの旅行最後の目的地函館七飯スキー場である。

(’04年01月01日取材)

Tuesday, September 16, 2008

札幌リゾート開発公社 定山渓高原札幌国際スキー場・スカイキャビン8(1979m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・'78/12/18開業

○交通情報
札幌駅(7往復)、新札幌駅(1往復)、白石駅(1往復)、新千歳空港(2往復)、小樽駅(2往復)から、札幌国際スキー場行きバスに乗車し終点下車。札幌駅からは所要100分、運賃1200円です。
取材日現在の路線バスの時刻表は”スカイキャビン6”の項へ掲載しました、ご参照願います。

○追加取材
 ’00年取材時の写真が思わしくなかったので、今回の追加取材で撮りなおしをしました。よろしかったらご覧下さい。

(’00年05月05日取材、’03年12月29日追加取材)

コクド 富良野スキー場(富良野ロープウェイ)(2330m)

公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・'82/12/18開業

○交通情報
 富良野駅(3往復)、旭川駅(8往復)から富良野バスの便があります。
 また、札幌プリンスホテルからのスキーバスパックが運転されています。このバスは途中、札幌駅を経由し客扱いをしています。これはプリンスホテルの主催旅行の扱いとなるツアーで要予約です。予約先はプリンスホテルの予約センターtel.011(820)8686となります。なお宿泊者以外は北の峰エリアにて降ろされます。
 以上の取材日現在の時刻表は”北の峰ゴンドラ”の項へ掲載しています、ご参照願います。
 北の峰エリアからは、北の峰ゴンドラと第8リフトを乗継いでそこから山麓まで滑り降りて来る必要があります。

○走破記
 北の峰ゲレンデから連絡コースを通って滑り降りて来ました。連日のスキー三昧でも筆者はすっかり絶好調、飛ばしまくりです。途中新富良野プリンスで休憩かと思いましたが、まだまだ元気なので富良野ロープウェイに乗り込みます。
 この新富良野プリンスホテルのある、富良野ゲレンデには2年前(’01ー’02年)のシーズンまでは4人乗りのゴンドラが掛かっていましたがリニューアルにともない、六日町八海山スキー場と同じ国内最速の10m/sec(時速に直すと36km/h)(現在は12m/secというロープウェイがあるようです)のロープウェイへの架け替えが行われました。時速36km/hと書くとたいした事ないと思いがちですが、ゲレンデでのそれは爆速と言っていいでしょう。このロープウェイ山頂駅付近には並走する単線固定式のリフトがありますが、それに乗っていると遥か後ろ、というか姿の見えないところからあっという間にロープウェイが抜いていってしまうので乗っていてあほらしくなります。
 それにしても、このスキー場、先ほどの北の峰ゲレンデからの連絡リフトを含めて、シングルリフトの多いこと。さて、各リフト1回づつ乗車して北の峰ゲレンデへ一回戻ります。帰りのバスの時間もあるので、預けた荷物に近い場所でゴンドラでも回数乗って滑降三昧をと思っていました。ところが北の峰ゲレンデに戻るとそこは吹雪。まだ15時前だというのに既にゴンドラの営業が終了していました。山頂に近いリフトも次々と営業終了し、筆者は山麓のリフトを数回乗って今年の滑りおさめ。
 スキー板は運搬の都合から、今シーズンもう一度来る予定の旅行で使うので屈斜路プリンスホテル(津別スキー場)へ回送し、筆者は実に身軽になって札幌へ戻ります。因に明日は有珠山の予定です。

○筆者走破線区
 北の峰ゴンドラ、第8、第7B、第1クワッド、第2A、
 富良野ロープウェイ、富良野ロマンス、富良野第1クワッド、第2、第3
 
 第2B、第7A、富良野ファミリーは運休でした

(’03年12月31日取材)

コクド 富良野スキー場(北の峰ゴンドラ)(2957m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・'86/12/14開業

○交通情報
 富良野駅(3往復)、旭川駅(8往復)から富良野バスの便があります。
 また、札幌プリンスホテルからのスキーバスパックが運転されています。このバスは途中、札幌駅を経由し客扱いをしています。これはプリンスホテルの主催旅行の扱いとなるツアーで要予約です。予約先はプリンスホテルの予約センターtel.011(820)8686となります。なお宿泊者以外は北の峰エリアにて降ろされます。
 以上の取材日現在の時刻表を以下に示します。

→富良野駅発ハイランド行き
 900,1300,1534
→ハイランド発富良野駅行き
 940,1320,1555
所要15分

→旭川駅発新富良野プリンスホテル行き
 935,1045,1145,1255,1515,1615,1715,1850
→新富良野プリンスホテル発旭川駅行き
 712,822,922,1032,1252,1352,1452,1627
所要1時間51分

→札幌プリンスホテル発新富良野プリンスホテル行き
 745(札幌駅発は800)
→新富良野プリンスホテル発札幌プリンスホテル行き
 1630
所要3時間10分、料金3900円

○走破記
 あらかじめ予約したおいた、富良野スキー場シャトルバスを札幌プリンスホテル前から乗り込む。このバスプリンスホテル宿泊者専用かと思われたが、札幌プリンスホテルのフロントで聞いて見ると、宿泊者でなくても利用出来るらしい。
 筆者はちょうど宿泊していたビジネスホテルが満室で今日で追い出され、今日は別の札幌プリンスホテル近辺のビジネスに宿泊するので大きな荷物を持って乗り込むはめになりました。
 バスは道北道を昨日帰って来たばかりの深川を遠て富良野へ向かいます。所用は約2時間半だ。列車よりは時間がかかるがスキー場横付けの魅力は捨てがたい。バスは富良野プリンスホテル宿泊者以外は全て北の峰ゲレンデ山麓駅で降ろされることになる。
 大きな荷物をコインロッカーに預けて。北の峰ゲレンデのゴンドラからスタート。どうせ最後はここに戻ってくるんだし最後でもいいかと思ったが、とりあえず乗れるうちに乗っておくことにする。(あとでこの判断が大正解であった事を知る事になる。)。ゴンドラの山麓駅にははっきりと明記されているが、ここのゴンドラの山頂駅からのコースには初級コースはありません。というわけでいきなりの中級コースを滑って、富良野ゲレンデへ連絡する第8リフトへ向かいましょう。天気はいまのところ快晴ではないがとりあえずおだやかである。

○筆者走破線区
 北の峰ゴンドラ、第8、第7B、第1クワッド、第2A、
 富良野ロープウェイ、富良野ロマンス、富良野第1クワッド、第2、第3
 
 第2B、第7A、富良野ファミリーは運休でした

(’03年12月31日取材)

Tuesday, September 09, 2008

やはり読みにくいので


RFID ski pass checker
Originally uploaded by seanaes
 各ロープウェイは1記事による投稿に変更します。

既にアップロードしたものも徐々に遡って修正します。

以上、お知らせでした。

Sunday, September 07, 2008

旭川北インター開発公社 カムイスキーリンクス(2363m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・'85/12/12開業

○交通情報
 旭川駅(6往復)、旭川空港(1往復)、旭川市内(1往復)のバスの便があります。そのうち、空港と市内行の便はあらかじめ予約が必要です。これらの時刻表はすべて公式ホームページにあります。下記には’07-’08年シーズンの路線バス時刻表を掲載します。
 また、取材日には深川駅からの無料シャトルバスがありましたが、現在は廃止になっているようです。

→スキー場方面(旭川グランドホテル発、駅前発は下記の7分後)
 800,900快,1030★,1300★,1400,1530

→旭川駅方面(ホテルクレッセント行)
 905,1000,1140★,1500★,1600快,1700

凡例、快:快速便、★:土、日曜、祝日と12/23~1/15の毎日運転
所要50分、運賃620円

○走破記
 あ`ー寝坊した。
 今日はこの北海道旅行で最も忙しい、2つのスキー場を廻る予定のはずであったのだが。まあ仕方がないとりあえず札幌駅へ向かおう(因にもう一カ所行こうとしたスキー場は、嵐山市民スキー場で旭川駅からバスで行きます)。
 駅へ着くと丁度、スーパーホワイトアローが出発しようとしていた、大急ぎでみどりの窓口に入りS切符(JR北海道特有の往復割引切符)を購入する。みどりの窓口を出て券売機をよく見るとそこでもその往復切符は売られていた。さて列車内で予定を再確認。どうやら(深川駅からの)カムイスキーリンクスへの最終のシャトルバスには間に合いそう。
 この日は、昨夜からの寒波で大雪が降り積もっていた。だが幸いにも天候は穏やかで列車もシャトルバスも予定どおりの運行。シャトルバスは深名線転換バスの隣の乗り場から出発。一瞬手前の幌加内行きに乗車したくなるが、我慢してスキー場へ向かいましょう。シャトルバスは昨日までの全国区のスキー場の雰囲気とは一転して地元オンリーのロコスキー場の雰囲気。その乗客の殆どが子供(高校生?)だ。
 スキー場は朝方こそ、穏やかな天候だったが、時間が経つにつれ次第に吹雪が強くなってくる。それでもゴンドラを含めたリフトは運転され続けスキー場の営業には支障なさそう。しかしねえ、この極寒の地での吹雪の中のスキーは筆者にはとても過酷。場内のスキー場の有線放送が「ゲレンデは一面のPowder!」と絶叫。筆者はその絶叫に切れそうになる。次第に濃霧もひどくなり13時頃でスキーを切り上げ。レストハウスでビールをカッくらい管を巻く、帰りのシャトルが早く来ないと酔いつぶれちゃうぞ。
 さて、明日は富良野スキー場です。行程も残り少なくなって来たので、ここらでいらなくなった荷物を自宅に送り返しておきましょう。

○筆者走破線区
 ゴンドラ、第1ペアB線、第2ペアA線、第3ペア、第4ペア

 第1ペアA線、第2ペアB線、第5ペア(貸切運転)は運休でした

○あらら
 走破記にも出てきましたが、筆者の朝寝坊のおかげで、この日予定の嵐山スキー場には行けませんでした。取材は’04年シーズンへ先送りになります。
 でもおかげで、ゆっくり楽しんで滑れました。これはこれでよかったのかも

(’03年12月30日取材)