Friday, September 30, 2016

観音岩温泉 モノレール

○公式HP
 (温泉は既に閉鎖になっています)

○場所
 熊本県阿蘇郡小国町下城4112
 天ヶ瀬駅から19km
 (温泉は既に閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・休止中(1):モノレール(?m)(遊覧鉄道)
          登坂方式はシュトループ式の一種
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 熊本旅行は2日目、この日は阿蘇市からスタート。阿蘇の外輪山から雄大な阿蘇山を眺め、道の駅おぐにから旧宮原線は廃線跡を少し辿りながら、この日最初の目的地のここ観音岩温泉家族風呂へ。ここは半露天風呂の個室を部屋ごとに貸し出す形式の温泉で、一般的には家族風呂と呼ばれるものです。大浴場などの設備はなく個人で行っても家族風呂への案内となります。料金は部屋単位となっているので同行人数が少ないと割高となってしまいます。また取材時にはなかったのですが、ネットの情報ではお犬様温泉なる施設があり、ペット(犬だけ?)と一緒に家族風呂に入れる部屋もできているようです。
 で、筆者も早速入浴。まずはカウンターで部屋を選びます。どことなくラ○ホテルのようという感想は内緒にしておきます。グレープフルーツのたくさん入ったお風呂の部屋を選びました。誰にも邪魔されることもなくゆっくりを個室で温泉に入れるのはとっても贅沢。しばし時を忘れて入浴できました。
 温泉から上がって、戻ろうとしますが、聞いていたモノレールの施設が見当たりません(なにせ本当の目的はそれですからね〜)。施設内を歩き回ったが見当たらず、諦めて外に出ると受付カウンターの後ろに大きな案内幕が出ていました、”モノレール→”。そのモノレールは入場料が必要な施設の外に、お食事処”五風十風”へ行くためのものとして設置されていました。まさにエレベータの代わりで乗車料金も無料です。とりあえず上に行ってみてメニューを見ることにしました。モノレールはかわいい黄色の2人乗りのとっても小さいものでした。筆者がその乗り場へ行くと、家族連れの方がやはりモノレールに乗って動画撮影をされていました。
 家族連れの方がちょうど降りてきて、誰もいなくなったので、筆者も写真撮影もしながら、動画なんかを撮ってみました、こちらです。さて、モノレールにも乗れて満足なので、先へ行くことにしましょう。

(メモ)
①この路線、名称はモノレールですが。どう見ても線路は2本あってモノレールには見えません。他の方のHPを見ると、このモノレールのメーカーさんの永進産業さんの商品名と書かれていました。そこでその会社のホームページで取り扱い商品の項をみましたが、それらしい乗り物の取り扱いはなく。謎は謎のままで、このモノレールの貴重さを確認しただけでした。
②今年(’16年初頭)に発生した熊本地震の影響からか?施設はすでに閉鎖になっているようで、公式HPも見当たらなくなっています。

○モノレール 観音岩温泉駅
 モノレールはここから乗ります、せっかくの施設なのに、バリアフリーになっていないのはちょっと残念な感じです。

○モノレールの路線
 路線長は何メートルでしょうか・おそらくは歩いた方が早いでしょうね。

○モノレール 五風十雨駅
 そして山頂駅の五風十雨。ここにあるレストランの名前です。こちら側にも施設の出入り口があり、駐車場もあります。

(’12年04月29日取材)

Saturday, September 17, 2016

阿蘇山スキー場 阿蘇山スキー場

○公式HP
 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○場所
 熊本県阿蘇市黒川1802-2
 阿蘇駅から14km
 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・廃止(1):古坊中観光リフト(287m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 この日は早朝から熊本空港におり、高千穂あまてらす鉄道、ETOランド速日の峰、昭和国鉄の高千穂未成線遺産群などに寄りながらやっと着きました。
 某サイトでは、廃墟となったスキーセンターが案内されていて現存するかもとの期待から立ち寄ってみました。しかし現状は既にキレイに撤去されたあとでした。リフト跡はブッシュに囲まれていて立ち入ることができなそう、ゲレンデあとは遠景で見るとよくわかりました。ここがスキー場だったとわかる唯一の痕跡は県が設置した観光案内板だけでした。
 このあと、阿蘇山ロープウェイに立ち寄ってみますが既に営業時間が終わっていました。これにて本日の活動は終了です。

○駐車場
 阿蘇山スキー場の駐車場です。この正面にはかつてのスキーセンターがあったはずですが、跡形しかなくなっていました。
 また駐車場は解放されていませんでした。
○スキーセンター跡地とゲレンデ
 これが跡形です。熊本県による観光案内のボードが建てられていました(上の写真)。文章が光ってしまって読めなくて申し訳ありません。地図には阿蘇人工スキー場(休止中)との文字が見えます(本当に休止中なんでしょうか?)。

○ゲレンデ
 こちらがかつてのゲレンデです。この写真を見るとかつてのリフト跡なんかもわかりますね。
 少し探索が足りなかったかもしれません。どちらにしてももうブッシュでそこには立ち入れないですけどね。

(’12年04月28日取材)

Friday, September 09, 2016

速日の峰振興事業団 ETOランド速日の峰

○公式HP
 ここをclick!
 (園は現存しますがリフトは既に廃止になっています)

○場所
 宮崎県延岡市北方町早中巳1183
 延岡駅から27km
 tel.0982(47)2700

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ETOランド速日の峰(202m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は早朝から自宅を出て空路で熊本、そのあと高千穂あまてらす鉄道などに寄り道しながら、ここETOランド速日の峰(えとらんどはやひのみね)に到着。
 ここはこの設備から見るとかつては本当にスキー場だったところなのだろうか?、近年の温暖化と施設の老朽化でスキー場としての営業がなくなったものなのであろう。現在はグラススキーとスーパースライダーそして観光リフトのみの営業となっています(更新日現在にはこのHPに、人工芝スキー・ボード、観光リフト、ミニコースター、スーパースライダー、草ソリ、レーザーガンゴルフは廃止になりましたとあります。さて何が営業しているのだろう??)
 宣伝文句には山頂からの景色は絶景で日向灘を望むことができるとありましたが、山頂駅に観光リフトで登ると正直なところどこを見れば良いのかわからなかったのでちょっと拍子抜け。展望台ぐらいあればいいな〜と思った。せっかくなので道具でも借りてグラススキーとでも思ったが、何となく気乗りもせず。スーパースライダーで数回滑走させていただきました。スーパースライダーは手軽に誰でも乗れるからいいですよね。そして園内の廃止となったミニローラコースターやゴーカートを見て回って次へ行くことにした。
 そうそう、園内には温泉施設もあり。これには興味をそそられましたが…。ま次へ急ぎますか。

○ETOランド速日の峰 人工芝スキーゲレンデ
 人工芝ゲレンデです。レンタルスキー、スノーボードなどの設備もあります。
 残念ながら更新日現在は現存していません。雪が降ると一時的に本物のスキー場になる珍しいゲレンデだったのですが。

○観光リフト 山麓駅
 リフトは安索です。このリフトの運輸開始は’96年07月07日ですがもっと古いもののような気がするのですが、どうなんでしょう?

○観光リフト 山頂駅
 そして山頂駅。このリフト観光リフトとしての営業もしていますが。山頂に来ても特に眺めが良いことはありません。そのへんをウロウロして帰るだけです(笑)。

(’12年04月28日取材)

Sunday, September 04, 2016

昭和国鉄の高千穂未成線遺産群

○神楽酒造 トンネルの駅
(公式HP)
 ここをclick!

(場所)
 宮崎県高千穂町大字下野字赤石2221-2
 高森駅から31km
 tel.0982(73)4050

○高森町湧水トンネル公園
(公式HP)
 ここをclick!

(場所)
 熊本県高森町高森1034-2
 高森駅から0.8km
 tel.0967(62)3331

○取材記
 ’12年のGWは九州へ行きました。まずは早朝の便で熊本に降り立ちレンタカーを借りて一路目指すは延岡…。
 高森からは高千穂線の未成線区間に並走する国道325号線を走ります。筆者はまだ高千穂線があった頃この高森〜高千穂間の路線バスに乗車したことがありますが、当時はその車窓に多くの橋脚や工事中の路盤があったように思いました。しかしそれらのほとんどは既に撤去されたようで、建設中の橋脚などはもう見られなくなっていました。そんな区間にこの遺産として残されている2つの施設がありました。一つは高千穂にある神楽酒造のトンネルの駅、そしてもう一つが高森町湧水トンネル公園です。
 神楽酒造のトンネルの駅は、高千穂の酒造会社である神楽酒造がこの未成線のトンネルを貯蔵庫として使っているところを公開している施設で、他にSLや高千穂鉄道の車両展示とトンネルの駅と称した、道の駅に準じた施設となっていて、ドライブ休憩などに最適で賑わっています。
 高森町湧水トンネル公園は、高森町が管理する、異常出水で工事が中断した高森トンネルを当時の姿で保存した公園です。トンネル内は遊歩道となっていて、工事中断した切羽まで行くことができます。また、トンネルの手前は高森駅が移転するはずだった場所で、トンネルの上部には湧水館と呼ばれるこのトンネルの資料館があります。

(メモ)
 22/04/11 改正鉄道敷設法の施行
      熊本県高森ヨリ宮崎県三田井ヲ経テ延岡ニ至ル鉄道として建設が決められる
 73/??/?? 高千穂~高森間着工
 77/02/?? 建設中の高森トンネル入口から2km地点で異常出水
      路線建設中断
 80/12/27 日本国有鉄道経営再建促進特別措置法の施行により建設中止

○トンネルの駅(神楽酒造)
 神楽酒造がこの未成線のトンネルを貯蔵庫として使っているところ。中には自由に入ることができます。

○高森町湧水トンネル公園(高森駅予定地)
 トンネルの手前は高森駅が移転するはずだった場所です。皮肉なことにここは今は高森町の水源地として使われているのだとか。

○高森町湧水トンネル公園(行き止まり)
 トンネル切羽からは今も大量の湧水が出ています。写真の手前にある白い光は、水玉が不思議な動きをする仕掛け噴水ウォーターパールです。

(’12年04月28日取材)