Sunday, February 25, 2018

恐羅漢 恐羅漢スノーパーク

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 広島県山県郡安芸太田町大字横川740-1
 可部駅から47km
 tel.0826(28)7007

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(8):(立山エリア)第1A(644m)、第1B(637m)
                 第2(404m)、第3トリプル(399m)
                 (カヤバタエリア)カヤバタA(794m)
                 (ブナ坂、ヒエ畑エリア)第1ペアA(524m)、
                 第1ペアB(512m)、第3ペア(782m)
 ・休止中(2):(カヤバタエリア)カヤバタB(366m)、
       (ブナ坂、ヒエ畑エリア)第2ペア(812m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 広島市内のBHに前泊して今日も活動スタート。いきなり高速に上がって戸河内ICで降りる。思ったより早くてこれはローカル線は廃止になるはずだはとか思ったりする。
 引き続き国道191号線を北上すると”←恐羅漢スノーパーク”の案内があったのでこれに従って左折すると、これがとんでもない悪路で、この日借りていた二駆の車ではヤバイな?と思いながら なんとか抜けてスキー場へたどり着きました。正直あの道への案内看板はどうかと思った(地元の人には知っている事実なのかもしれないが、事情を知らない人もいるわけで)(県道内黒峠線というらしい)。スキー場は西日本のスキー場としては珍しく駐車料金不要でこれはとても良かった。
 スキー場には稼働しているリフトが全部で8本が、立山エリア、カヤバタエリア、ブナ坂、ヒエ畑エリアの3つのエリアに分かれて配置されていて、各エリア間の連絡は少し悪い。というのも元は別の2つのスキー場だったようでこれはいたしかたない。しかも掲載日現在ではカヤバタエリアは閉鎖になっているようだ。(公式HPにはのコースガイドにはいちよう掲載されているが)。
 筆者は車を止めたところが、ブナ坂、ヒエ畑エリアに近かったのでそちらから行くことにした。ここの山麓側には2本並列のリフトが、鉄道要覧では第1ペアAB線との登録になっているが、現地コースガイドの案内は、向かって左側がブナ坂第1ペアリフトA線、右側がヒエ畑第1ペアリフトB線となっていてややこしい、しかもこのリフト並列なのにメーカーが異なり、ブナ坂側が安全索道、ヒエ畑側が日本ケーブルとなっている。こんな2本並列はかなり珍しい
 ブナ坂、ヒエ畑エリアを堪能後、ブッシュのたくさん出るちょっと危険な連絡コースを無理やり通って、立山エリアへ移動、この立山エリアにも2本並列のリフトがある。鉄道要覧の登録は第1ABだが、ここでは立山第1AB線との案内がされている。しかもこの並列がまた特殊で同じ日本ケーブルの新旧対比となっていて乗っていてキョロキョロしてしまう珍しさ。こんなにリフトマニアの心をくすぐるスキー場はないかも〜♪
 立山エリアは第2ペアリフトが運休だったのが残念ですが、こちらも堪能後、今度はカヤバタエリアへ移動。こちらも年代の違う日本ケーブルの2本のリフトが並列となっているが、こちらは並列リフトなのに長さが全く違っていて、カヤバタAペアリフトの方には、B線の終着駅付近に中間駅が設けられている。その中間駅が仇となってか?B線の方は搬器が付いていなく休止中となっている(掲載日現在はAB線共に休止中)。そしてこのリフトの山麓駅には案内板があり、上級者以外は中間駅で降りるように促されている。
 西日本仕様の上級コースだから大丈夫だろう?とバカにして?終点まで登ると、そこからのコースが非圧雪、というかすごい深いモーグルコースとなっていてとっても降りるのに苦労してしまいました。モーグルならモーグルと書いておいてほしいところ。もっとも筆者は書いてあっても行きますけどね(笑)なぜなら…
 さて、広いスキー場巡りで時間がかかったけど、まだもう一箇所は行けそうな時間なので、早速移動することにしましょう。

○カヤバタABリフト(カヤバタエリア) 山麓駅
 掲載日現在、このカヤバタエリアのリフトは全て休止中となっていて、エリアごと閉鎖中です。

○第1ABリフト(立山エリア) 山麓駅
 立山エリアの山麓駅。
 この立山エリアは、三段峡観光の経営による恐羅漢スキー場。ブナ坂、ヒエ畑エリアは三段峡ホテルの経営による国設恐羅漢山スキー場と別のスキー場だったが、いずれも経営不振に陥ったため、’11~’12年シーズンより安芸太田町の住民有志による新会社による恐羅漢スノーパークとして一本化されている。
○第3ペアリフト(ブナ坂、ヒエ畑エリア) 山頂駅
 このスキー場の最高地点、第3ペアリフト(ブナ坂、ヒエ畑エリア)の山頂駅です。
 この背後の山は恐羅漢山と言い、広島県の最高峰です。

(’13年03月02日取材)

Saturday, February 24, 2018

あわすの 粟巣野スキー場

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 富山県富山市粟巣野1868
 立山駅から3.5km
 tel.076(482)1844

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第1ペア(655m)、第2ペア(303m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 富山2日目。市内のBHからスタートし、宇奈月温泉スキー場(宇奈月スノーパーク)へ寄って、今日ここが2箇所目。
 黒部から再び高速に乗って、ここ粟巣野スキー場(立山山麓あわすのスキー場)へ。このゲレンデにはリフト2本とサンキッドがあります。
 ここは立山山麓スキー場のグループです。立山山麓スキー場はらいちょうバレー、極楽坂とあわすのスキー場の3つのエリアに跨ったスキー場の総称です。かつてはらいちょうバレーエリアにゴンドラリフトがあり、筆者も以前にここで滑走したことがあります。その中で今日行くあわすのエリアだけは他のエリアとコースが繋がってない独立したエリアとなっています。そのため以前に来た時には、筆者も車で移動するのは面倒だからそっちに行くのはやめとくか〜と行かなかった思い出があります。
 そんなあわすのスキー場ですが、現在も立山山麓スキー場共通券の販売もありますが、らいちょうバレー/極楽坂を経営する大山観光開発から経営分離し、’07年~’08年シーズンより特定非営利活動法人あわすのによる経営となって、この記事の掲載日現在10シーズン目となっています。他に接続していないエリアを同時に経営するのはやはり難しいのでしょうか?
 スキー場には2本のリフトと紹介しましたが、山頂側の第1ペアリフトは、結構な急斜面に架けられたなかなか骨のあるコースでした。ちょうど筆者がこのスキー場についたころから急に雪が強くなり、この山頂駅に行くころには前が見えない吹雪になっていました、そしてその雪が斜面に積もって非圧雪のゲレンデを形成していました。そうでなくても急なのに降りるのは大変でした。結局筆者はこのコースの滑降はわずか1回で疲れて、ゲレンデベースへ戻りました。ヘナチョコスキーヤーですよ本当に。
 ここで今回のスキー旅行はおしまいで富山駅まで戻り、特急はくたかと新幹線を乗り継いで東京へ戻ります。予約していた特急より1時間以上前の便に乗りましたが、はくたかが大雪の影響で遅れていて、越後湯沢に着く頃には最初に予約した新幹線にちょうど乗れる時間になっていました。なんだかな〜。でも苦もなく座れるからこれでヨシとするか。

○キッズパーク サンキッド 山麓駅
 スキーセンター前にはこのサンキッドがあります。
 残念ながらキッズパークの中だったので乗ってあそべませんでした(笑)

○第2ペアリフト 山麓駅
 山麓側のなだらかなコースに架るリフトが第2ペアリフトです。
 ちなみにこのリフトの高低差はわずか39mとのこと(公式ページより)。

○第1ペアリフト 山麓駅
 中上級コースに架るリフトは、第2ペアリフトの架るなだらかなコースの真ん中から架けられています。


(’13年02月24日取材)

Sunday, February 18, 2018

黒部市 宇奈月温泉スキー場

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 富山県黒部市宇奈月温泉5738
 宇奈月温泉駅から4km
 tel.0765(62)1757

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第1ペア(369m)、第3ペア(300m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 富山2日目。富山のBHから宇奈月温泉スキー場(宇奈月スノーパーク)へ行きます。
 なんでも富山県で最初の’54年にスキーリフトが設置された歴史のあるスキー場らしい。しかし現在は登行リフトを除くと、設置されているリフトは1本の温泉街に併設のとってもコンパクトなゲレンデになっています。
 富山市内からは意外と距離があり、北陸道を経由して黒部ICで降りて約20分。途中には完成間近のドデカイ黒部宇奈月温泉駅の横を通り、そして温泉街を抜けてそのまま車でスキー場へ?と思ったら、案内看板があり、温泉街にある消防署横の宇奈月駐車場(立体駐車場)へ入れるように案内がされていました。Uターンして温泉街を回ってあれ?駐車場はどこだ?と迷いまくってやっと見つけました。駐車場に入口ゲートのところには、細かい字で”スキー場には…”の説明書きがあり、車を停めてじっくり読んだのですが、何を説明したいのかさっぱりわからず。スキーリフトの料金だけしか理解できました。
 3階に空きスペースを見つけて駐車し、そこで着替えてエレベータで1階まで降りたところで、携帯を忘れたことに気づき、車まで取りに戻って、そしてまたエレベータに乗って1階まで来たら、リフト券購入時に駐車券を提示し、スキー場で証明を受けてくださいと書いてあったので、またエレベータに乗って車に戻って駐車券を取ってくるというグダグダでした。これで強風でスキー場の営業が中止だったらイヤだな〜と思いながら、第1ペアリフトのところまで歩いていくと普通に営業していました。とりあえずヨカッタ。
 その第1ペアリフトは登行リフトで無料となっていて、これに乗ってゲレンデベースまで行き、やっとリフト券を購入。ところが1回券は販売していないとのことで、泣く泣く?w半日券を購入します。せっかく半日券を買ったから元を取るまで滑りますよ〜
 かつては広いスキー場だったようで、第3ペアリフトの山頂駅よりも上部に多くのコース跡がある。でもそこに行くリフトは無いんですよ。コースガイドにオフピステが描かれているのはその名残なのでしょうか?
 さて、今日はもう一箇所行くよ〜

○第1ペアリフト 山麓駅
 まずはこの登行リフトに乗ってスキー場へ向かいます。

○第3ペアリフト 山麓駅
 実質1本勝負のリフトの山麓駅です。
 機械室が透明なカバーになっているようですが、安索の古風なリフトです。

○第3ペアリフト 山頂駅
 山頂駅まで来ました。かつては広いスキー場だったのでしょうか。まだまだ上の方にコース跡がたくさん見えます。


(’13年02月24日取材)