Sunday, November 25, 2012

花巻市 鉛温泉スキー場

○公式HP
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○場所
 岩手県花巻市鉛字中平36-1
 岩手県交通:鉛温泉スキー場前下車
 tel.0198(25)2711

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3):第1ペア(361m)、第2ペア(591m)、第3ペア(675m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 志賀来スキー場を早めに切り上げて、県道1号線を今度は南下します。地図を見るとむしろ北上して県道12号線へ行った方が道が良さそうでしかも近いのですが、この道は冬期除雪がされてなく通行出来ないので、北上線沿いの国道107号から県道37号線をかっ飛ばして法定速度を遵守して急いで行きます。県道37号線から曲がると緩い峠道になります、そして本格的な峠道になる前にスキー場に出ます。
 意外な事に駐車場がいっぱいのようで、躊躇していると係員が空きスペースへ誘導してくれました。案内された場所はスキー場を通り過ぎた先にある”臨時駐車場”でした。名前に違わぬ未舗装の駐車場でしかも除雪が充分でなく、歩くのに苦労しました。しかし割にゲレンデには近くでした。
 スキー場には錆び止め色に塗られた、日本ケーブルのペアリフトが3基あります。特に第1ペアリフトは年代もののようですが、いつのものかはメモしてきませんでした。鉄道要覧によれば1から3の順に、’64年、’65年、’87年運輸開始となっていますがどうなんでしょ?第2ペアリフトの年代が合ってないような気がします(よくわかりません)。いずれにしても骨董品です。
 スキー場は当たり前ですが、上へ行く程コースが急峻になります。一番上側へ行く第3ペアリフト沿いのコースは、このコースきっての急峻なコースです。しかしながら圧雪してあります。現地にあるコース案内には中級コースとありますが、このコースへの入口の所に注意喚起の看板があります。筆者はこの上級コースを使って繰り返し滑ることにしました。圧雪してあるので油断して滑っていたら、手持ちのカメラを破壊するのでは?と思うほど、激しく転倒して焦りました…。ま、体もカメラもなんともなく無事でよかったです。
 さて、回数滑ってお腹がすいた所でゲレ食へ。食事をしながら、ひといき入れました。休憩したらもう一回行こうと思っていたのですが、すっかり休んでその気がなくなってしまいました。今回のスキー旅行はここまでと、帰路に着くことにしました。では新幹線の北上駅に向かって出発です。

(メモ)
 花巻市は、いわゆる平成の大合併により’06年01月01日に石鳥谷町、大迫町、東和町との間(1市3町)で合併し新しい花巻市となっています。


○第1ペアリフト、山頂駅
 スキーセンターの目の前から出る第1ペアリフトの山頂駅です。このリフト沿いのコースは初級コースになっています。

○第2ペアリフト、山麓駅
 第2ペアリフト山麓駅です。このスキー場のおそらくメインとなる第2ゲレンデとサターンコースをカバーするリフトです。山麓駅付近はゲレンデ沿いではありませんが、山頂駅に近づくとゲレンデ沿いになります。

○第3ペアリフト、山頂駅
 第3ペアリフト山頂駅からの景色です。少し山深いところにあり眺望はよくありません。ここからスキーセンターまで真っ直ぐ降りるコースは中級コースとなっています。中級にしては斜度がありますが…。
 (ホームページのコース案内を見ると上級コースになっていますね)
 なお、このスキー場のリフトは3基とも、日本ケーブルです。

(’10年03月07日取材)

Saturday, November 17, 2012

西和賀町 西和賀町志賀来スキー場

○公式HP
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○場所
 岩手県和賀郡西和賀町沢内大野17地割165
 岩手県交通:新町局前下車徒歩2km
 ほっとゆだ駅から10km
 tel.0197(85)2914

○リフト(取材日現在)
 ・ロープトウ(2)山頂側は運休、筆者走破は山麓側のみ
 ・休止中(1):沢内村第1(270m)(シュレップ)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 湯田スキー場を早めに切り上げて、県道1号線を再び北上します。事前の情報によればスキー場への案内看板などはないとのことだったので、しっかりと目標を見ながら車を進めます。小さいながらも県道にも案内看板を見つけて迷う事なく到着しました(しかしあれは場所が解っている人しか見えないだろうね)。
 給食施設でもあれば昼食でも思って駐車場側の入口からスキーセンターに入っていきますが、自動販売機があるだけで残念ながら空振りでした。2階に上がっていくと地元の子供達が帰りの準備をしていました。そしてゲレンデ側の出口の手前にリフト券売場がありました。
 事前にリフトが動いていない事を確認しているので、スキー場が営業しているのかどうかを確認しながらリフト券を購入しました。普通に”やっているよ”という答えでした。筆者は勝手にじゃ〜シュレップも動いているのかな?と思ってしまいました。準備してスキー場へ行くと山麓側のロープトゥだけを動かしてくれました(おそらく常にこの状態なのでしょう、筆者はシュレップのどこかに1群の搬器でも着いているのか?と無駄な期待をしてしまいました。バカでした)。
 リフト券代金は1日券が600円、半日券は300円と破格です。しかしリフトの無いスキー場として考えると無料のところもあるので微妙なところです。やっぱりシュレップは動かしてほしいですね。もちろん1回券などというケチなものはありません。
 で、半日券を買ったのでがんばって回数滑ります。ゲレンデには筆者以外は誰も居らず貸切状態でした。それどころか監視係員もいないんですが…。さて、滑り飽きたところで次のスキー場へ出発しましょう。

(メモ)
 西和賀町は、いわゆる平成の大合併により’05年11月01日に湯田町と沢内村の1町1村が合併して出来た新しい町です。

(メモ2)
 このスキー場に隣接する志賀来ドームは屋内型の体育施設(ゲートボール場)です。エコに配慮した作りとなっていて、なんと夏期の冷房を冬期に貯めた雪によって行うというものです。ひょっとしてその雪はスキー場の…?

○沢内村第1シュレップ(休止中)、山麓駅
 スキーセンターの目の前のある、休止中の沢内村第1シュレップです。搬器は付いていないのですが、ゲレンデは圧雪されていて滑走の跡まであります。どのような利用がされているのか大変興味があるところです。

○山麓側ロープトゥ、山麓駅
 現在はこの山麓側のロープトゥだけの営業となっているようです(予算が無いので山頂側のロープトゥは動かせないんだ〜、なんて書いているブログもあるようですが、本当のところはどうなのでしょう?)。
 コースは初級コース?だと思います。ただし3月になるとコースの雪が固まっていて、それにスキーの溝が出来ていたりして、とっても足の取られやすいコースコンディションです。

○山麓側ロープトゥ、山頂駅
 山麓側ロープトゥ山頂駅からの景色です。なかなかいいですね。スキー場の後に見えるオレンジ色のドーム型の建物が志賀来ドームで駐車場をスキー場と共用しています。その奥には(写真には写っていませんが)温泉施設の沢内バーデンがあります。

(’10年03月07日取材)

Saturday, November 03, 2012

西和賀町 西和賀町営湯田スキー場

○公式HP
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○場所
 岩手県和賀郡西和賀町湯之沢35地割
 岩手県交通:町営スキー場前下車
 tel.0197(82)2410

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ペア(705m)
 ・ロープトウ(2)山頂側は運休、筆者走破は山麓側のみ
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 前日にひめかゆから少し走って、リフト券の割引でもあるかな?と思って湯田温泉に宿泊。結果は空振りでした。一夜明けすっかりリフレッシュしてしまい遅いスタート。本日の最初はここ”西和賀町営湯田スキー場”へ向かいます。県道1号線沿いにあるレストハウスゆのさわ(右の写真の左側の建物)のところをスキー場の方へ左折し、スキー場に向かって車を走らせましたが、駐車場らしきものがなくあっけなく行き止まりとなりました。仕方がないので(停めて良いのかどうかわかりませんでしたが)レストハウスゆのさわの駐車場に停めさせてもらいました。ここで準備してゲレンデへ向かいます。
 ゲレンデにはリフト券売場がなく、仕方が無いのでリフトの係員に聞くと、まさかの答えが帰ってきました。「下のレストハウスゆのさわで売っています」とのこと。「回数券だけはここでも買ます」と言われて一瞬迷いましたが、今日も予定が詰まっているので、泣く泣くさっき来たばかりのところを、またレストハウスゆのさわまで戻ってなんとかリフト券を買えました。ヤレヤレ
 さて、気を取り直してリスタート。ゲレンデにはコースが2つあるようでしたが、山頂に向かって右側のコースは閉鎖されていてコースは1つしかありません。この1つしかないコースは意外と斜度があります。しかもリフトから降りてすぐの最も斜度があるところが、コース幅が狭く尾根沿いとなっています。筆者取材時には、この狭いコースの約半分(以上?)を使ってレーサーがポールを張り巡らせて練習していて、そのレーサーを避けながら滑走しなければならないという、難易度の高いコースとなっていました(余談:このコースのレーサーってどの方のブログを見ても必ず練習していますね)。
 そんなレーサーの方に気を使いながら、数回滑走して撤退としました。レストハウスゆのさわには、温泉施設の”ゆう林館”が併設されていて、温泉施設も充実という恵まれたスキーセンターとなっていました。入浴したかったのですが、先を急ぐので諦めました(本当はもう今日はここで終わりでもいいか!とか思い始めていた)。

(メモ)
 西和賀町は、いわゆる平成の大合併により’05年11月01日に湯田町と沢内村の1町1村が合併して出来た新しい町です。

○ペアリフト、山麓駅
 山麓駅から見える範囲が狭いので、ミニスキー場かと思ってリフトに乗ったら意外と奥行きがあって驚かされます。このスキー場にある唯一のチェアリフトです。

○山麓側ロープトゥ、山麓駅
 山麓側のロープトゥの山麓駅です。ロープトゥは2線あり、そのうち山麓側のロープトゥは斜度があまりなく初心者ゲレンデとなっています。
 噂によれば、ナイター営業ではロープトゥ2線だけによる営業になるのだとか。

○ペアリフト、山頂駅
 ゲレンデは南向きです。意外と高くて見晴らしが効きます。

(’10年03月07日取材)