Sunday, October 26, 2014

神埼市 高取山公園

○公式HP
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○場所
 佐賀県神埼市脊振町広滝1472
 神埼駅から9km
 tel.0952(51)9020

○路線(取材日現在)
 ・懸垂式モノレール(1):わんぱくライダー(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 天山ハイランドを後に、前回乗車できなかったモノライダーのある神埼市の高取山公園へ行こうと思う。天山ハイランドでは、だんだんと天然雪が降り始め、帰路に不安が出てきたので、ノーマルタイヤ車で来てしまったために、早めに切り上げざるを得なかったのだ。それで帰る準備ができて、さて帰ろうという時になると晴れてきて…、なんだかな〜
 それで神崎。ここは2回目ので、モノライダーのある場所も探索しなくても分かっているし、余裕でサクッと乗ってとか、ムフフ…な事を考えながら公園に着きました。ところが。
 車を停め、さて〜と思って見ると、そこには無情な看板が立っていました。これが、筆者にとって2つ目の新たな鬼門の誕生の瞬間でした。ちなみにもう一箇所の鬼門は奥祖谷周遊モノレールで、更にはパストルラルびゅう桂台などが、そのリストに入っていました。
 パストラルびゅう桂台(猿橋駅が最寄)には行きやすいこともあり、度々訪れましたが、結局のところ一度も乗れることもなく過去帳入りしてしまいました。現在の筆者の鬼門は旧モノレール工業さんの施設。筆者、何か気に触る事ようなことでもしましたでしょうか?
 なになに?用事もないのに無駄にモノレールだけ乗りに来ているって?
 さて、ここからは長距離の車移動になります。

○わんぱくモノライダー 看板
 看板は手作りです。いいでしょ〜♪

○高取山公園 案内図
 実は正直なところあまり写真を撮っていないので掲載に苦労しておりますw。<br/>
○わんぱくモノライダー 路線
 わんぱくモノライダーの全景です。
 前回来た時に歩いて山頂まで登ったので、今回はここで引き返しました。次に来れるのはいったいいつかな?〜

(’11年12月17日取材)

Friday, October 17, 2014

天山リゾート 天山スキー場

○公式HP
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○場所
 佐賀県佐賀市富士町市川2338-6
 佐賀駅から28km
 tel.0952(58)2336

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(2):第1(570m)、第2(913m)※
 (太字は筆者の走破線区)
  ※第2リフトの中間駅−山頂駅間は未乗
○走破記
 今日は遥々九州は、天山ハイランドにてスキーをしようとしています。2週間前に北海道に行ったばかりなので、 季節が戻ったような変な違和感があります。
 さて筆者は、この日は佐賀空港からレンタカーを借りて…と思ったが、手違いがあり予約が入ってなく、空港で名乗ったら、入っていません。と言われる"恥かしい人"になってしまいましたw。車の空きはありますか?ときいてみるが、残念ながら空きがなく、仕方なく佐賀駅まで路線バスで出る。
 駅前のレンタカー屋で聞いたら、車ありますと言う。ただ、スタッドレス車がなく、どうするか迷ったが、他に手段もないので借りることにする。店員氏に聞けば、今日は天山方面には初雪が降ったとのこと。幸いなことに路面凍結が激しくなく、無事スキー場に到着です。
 さてスキー場に雪はあるかな?と思ったが、流石はICSの威力、雪質は…だが滑走には十分であった。滑走中にもICSで一日中雪を降らせている。いやふらせていなければならないのであろう。これだけしても写真からもわかるようにゲレンデには至る所にブッシュが顔を出している。しかしそれ以上に近年のスキー場では珍しい程人が多く、むしろそのために滑りにくかった。場所柄スキーヤーのスキルレベルが低く、遅い滑走者を縫って滑ると”ヒヤッ”とすることが多かったです。先々週の北海道のスキー場とは環境がまったく違うね。
 この日は第2リフトの中間駅から上部のコースがクローズになっていた(つまり、第2リフトの半分が未乗として残ってしまった。半分ってw)。筆者は当然山頂まで行くつもりでリフトに乗っていたのですが、全員が中間駅で降りるので念のために、その場にいた係員氏に聞いて見ると。”ここで降りて下さい!”と叫ばれてしまいました。あわてて大急ぎでリフトから飛び降りることになりました。あとの滑走で良く見ると運転室の窓ガラスごしに、”ここで降りてください”と掲示が出ていました。いや〜あの掲示はわからないってw。
 さて、ゲレンデにはしきりに雪が降っていて、ノーマルタイヤでの帰路が気になって仕方がないので、早めに切り上げて、スキー場をあとにしました。ちょっと勿体なかったです。

○第1リフト 山頂駅
 スキー場は営業してはいますが、写真のとおり至る所で地面が見ていていて、滑りぬくいことこの上なしでした。
 特にこのリフトの山頂駅付近はひどかったです。でも、ゲレンデの維持は大変なんだろうな〜と思った。

○第2リフト 山麓駅
 色んな意味で利用しやすく、人気の第二リフト。
 第1リフトに行くには歩きの距離が多く若干ですが乗りにくいので、相対的にこちらのル–トに人気があり、長めの列が出来ていました。

○第2リフト 中間駅
 第2リフトの中間駅から上部はクローズでした、
 ”ここで降りて下さい”はこのプレートなんですが、気がつきますかね。

(’11年12月17日取材)

Saturday, October 11, 2014

加森観光 中山峠スキー場

○公式HP
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○場所
 北海道虻田郡喜茂別町字川上345
 札幌駅から45km
 tel.0136(33)3373

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):第1ペア(597m)
 ・休止中(1):第3ペア(851m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 10月も後半になると早くもスキーシーズンの始まり。期初に早くオープンするスキー場はたいてい決まっていて、日本で一番早くオープンすることを売りにする”スノータウンYeti(静岡県)”を皮切りに、”狭山(埼玉県)”、ウィングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)”の順にオープンし始め、11月に入るとさらに”鷲ヶ岳(岐阜県)”、”ホワイトピアたかす(岐阜県)”、”スノークルーズオウンズ(北海道)、”軽井沢プリンスホテル(長野県)”…などと続く。
 多くのスキー場は、この時期にオープンするためにICSを多用して人工雪を敷き詰める。そんな中、天然雪での11月初旬オープン(天然雪では日本で一番早い)を唱うのがこの中山峠スキー場だ。しかしこれはお天気任せの面が否めず雪が降らなければオープンが出来ない。実際、'13-'14年シーズンには極度の雪不足に悩まされ、オープンが11月下旬までずれ込んだ上に富良野スキー場と同日になってしまう、という不運な年もあったりする。しかもここは(ハイシーズンの入りが少ない為か?)'11-'12年シーズンからは、奥只見丸山スキー場(新潟県)と同様にハイシーズンにはクローズするようになった。だからその影響は深刻だ。
 さて、筆者はこの日路線バスでルスツリゾートを出発し中山峠にて下車。バス停からはわずかに約500メートル程の歩きなのですが、この日は吹雪!これが大変だった。峠という地形から強風が吹きすさんでいて、”これはひょっとして行っても営業していない?”と思いながら歩く事しばし。途中で筆者を見かねた、車の方に”大変そうだから?乗って行きますか?”と声をかけられたりしますが、もうすぐそこまで来ていたので、有り難かったのですが、お断りしてしまいました。吹雪を体中にあびて雪まみれになりながら、なんとかスキー場に到着しました。
 しかしスキー場はその吹雪とは全く関係なく普通に営業していて、スキー場の係の方に”この人どこから来た人?”という”?”いっぱいの眼でじろじろと見られてしまいました。更衣室で暖をとり体を乾かしてから、準備を始めます。この日のスキー場は第1ペアリフトのみが稼働していました。係員氏に第2ペアリフト(正式名称は第3ペアリフト)の様子を聞いてみます。それは”第2リフトは、おそらくもう動く事はないんじゃないかな?”といった回答でした。この時(年)の第2ペアリフトには搬器がついてなく、少なくともこの年の営業はしないようでした。
 ゲレンデに出てみると、吹雪の影響で第1ペアリフトも止まりながらの減速運転となっていました。これに運休されるとせっかく来た意味が全くなくなるので大急ぎで乗り込んで滑走を堪能〜♪。止まるかなと思っていたリフトは意外と強くて、結局筆者が滑走している間、ず〜と動いていました。回数券を購入してガッツリと滑りました。
 さて帰りも路線バス。先程吹雪の中を来た道を再び歩いてバス停でバスを待ちます。中山峠にはドライブインがあり、その中でバス待ちが出来るので本当に助かりました(このドライブインでは路線バスのトイレ休憩の時間が取られているので、中で待っていても乗り逃がすこともないですからね)。さて、そろそろバスの時間になり名残惜しいけど空路帰宅します。

○旧中山峠高原ホテル スキーセンター
 現在はホテルとしての営業はしていなく?。スキーセンターだけの営業です。趣のある建物ですが、中は古い感じです。
 昭和好きにはオススメかも?

○第1ペアリフト 搬器
 ホテル前から出発する、第1ペアリフトの搬器。山麓側が原動緊張とかは気にせずに滑りましょうね〜。

○第1ペアリフト 山頂駅
 豪雪地帯の中山峠スキー場の山頂駅。
 残念なのは第2ペアリフトが動いていないと、スキー場の半分が使えない?形になることですね。


(’11年12月04日取材)

Sunday, October 05, 2014

ルスツリゾート(加森観光)の期初オペレーション

○公式HP
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○場所
 北海道虻田郡留寿都村字泉川13
 倶知安駅から35km
 tel.0136(46)3111

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):イゾラ第5ペア(498m)
 (太字は筆者の走破線区、上記以外のリフトは第1回取材にて走破)

○走破記
 更新はウインターシーズンに突入します。初回の今日は久々のbasestationです。
 さて、ルスツリゾートには期初だけに運転される、ちょっと変わったリフトがあります。そのリフトの名前はイゾラ第5ペアリフトと言います。公式HPにOPEN時限定と明記されているあまり見られないものです(他のスキー場にもあるのかもしれませんが、ここまではっきりと唱っているのはここだけです)。
 このリフトは'06-'07年シーズンに完成し、12月には運輸開始しています。筆者はこのオープン当初にはあまり注目していなかったので、当初の事はよく知らないのです。すみません(詳しい方がおられましたらご教授願います)。噂?ではオープン当初にわずか一週間程動いただけで動く機会がないとか…。温暖化に備えてシーズン初めに雪が少なくても営業が出来るように考えられたものでしょう。しかし幸いな機会ことに?出番が全くないとのこと。
 そしてそれが次に動いたのは'10-'11年シーズンでした。この時も僅かに一週間程の営業で、すぐに本格的な雪が降りスキー場の全面オープンを迎えています。これは?乗車もままならない、スーパーA難易度のリフト?が出来たものだと、困惑し、筆者は期初にはこれに着目するようになりました。
 そんな、'11-’12年シーズンに、(スキー場にとってはとても不運なことに)、ついにそのリフトが本格的に動くシーズンが来ました。この時の営業パターンは土曜日曜はクワッドリフトを滑走リフトとして使うパターン(下図の①クワッドリフトパターン)。そして平日はゴンドラリフトをアクセス専用として使い、このリフト沿いのみを滑走ゲレンデとするパターンでした(下図の②ゴンドラパターン)。筆者はこのシーズンは乗車の絶好のチャンス!と思い立ち、土日の弾丸ツアーを計画し実行しますが、このパターンに嵌り?停まっているイゾラ第5ペアリフトをスキーをしながら眺めることになりました。(・_・;
 これは?毎年同じパターンなのかと、毎日のように期初の公式HPのコースガイドをチェックするようになります。'11-'12年シーズンは、前年と同じパターンでした。これは長い休みをとらないとこのリフトは乗車も出来ないなと思い始めた、'12-'13年シーズン。この年は期初には全く雪がない状態でした。週末滑走用のクワッドリフト沿いのコースの雪量の確保もままならないらしく、全日ともにゴンドラリフトをアクセスに使うパターンとなりました(下図の②ゴンドラパターン)。このパターンはなんと3週間も続き、このリフトは立派な役割を果たすことになりました。筆者もこの時に再訪し取材を敢行しました。
 自宅から空路で千歳に降り、レンタカーを借りて一路ルスツを目指す。スキー場に着き、急いで着替えて準備をして行くと、なんとか13時半発のノース正面(ホテル前)発のイゾラゴンドラ行きのシャトルバスに乗れました。そしてイゾラゴンドラを経由しスキー場へ。
 雪の少ないイゾラ第5ペアリフト沿いのコースは、ブッシュがところどころ顔を出し、ハイシーズンには見られない起伏の激しい難易度の高いコースに仕上がっていて。これはこれでありだなと思える満足な滑走感を味わえました。
 今年もスキーシーズンの始まりだね〜♪

①グワッドリフトパターン

②ゴンドラパターン

○イゾラゴンドラ 搬器
 イゾラゴンドラは2858mの路線延長があります。
 なにげなく動画を撮ったら12分以上ありました。こちらです。

○イゾラ第1クワッドリフト 搬器
 イゾラ第1クワッドリフトの山麓駅脇には、ケータリングの出来る設備があるので、単独営業には最適なのでしょう。
 こちらのリフトが営業している時には、イゾラ第5ペアリフトは必然的に運休となります。

○イゾラ第5ペアリフト 搬器
 そしてこれが噂の期初にしか動かない、イゾラ第5ペアリフトです。乗ってしまえば普通のリフトなんですけどね〜。見所は北海道のスキー場なのにリフト沿いはまだ雪が完全に積もってないところでしょうか?
 そしてハイシーズンには雪に埋もれてしまうリフトですからね。

(’11年12月03日、’13年11月30日第2回取材、’03年12月28日取材)