Showing posts with label 遊覧鉄道. Show all posts
Showing posts with label 遊覧鉄道. Show all posts

Tuesday, September 15, 2020

入鹿温泉瀞流荘 鉱山トロッコ電車(紀州鉱山坑内電車)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 三重県熊野市紀和町小川口158
 熊野市駅から25km
 tel.0597(97)1180(瀞流荘(ナビ用))

○路線
 ・遊覧鉄道(1):鉱山トロッコ電車(1100m?)(軌間610mm)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 特急南紀に乗り熊野市に着きました。ここから熊野市の自主運行バス熊野古道瀞流荘線に終点まで乗り瀞流荘を目指します。
 12時過ぎに瀞流荘に着いた。早速駅で、次の電車の時刻表を見ると13時とあるので、適当に撮影して周り時間を待つ。しばしのち13時になりトロッコ電車に乗り湯ノ口温泉に向かい、温泉に入ろうと思う。電車はトンネルの中をひたすら進んで温泉に着きました。
 温泉では折り返しまで1時間の余裕がとられている。入浴券付きの電車の乗車券を温泉のカウンターで提示して、ゆっくりとお風呂をいただきました。そして時間になり折り返しの電車に乗る。当然のことながら往路と同じ顔ぶれの乗客。筆者の他には鉄道マニアらしき2人組だけ(わら)。
 再び路線バスに乗り、熊野市から電車に乗り、本日の宿へ向かう。この続きはお伊勢参りとなるので、このブログでは登場しません。

(メモ)
 こちらに’87年訪問時の記録が、少しだけですがあります。


○瀞流荘
 熊野市ふるさと振興公社の運営する。入鹿温泉ホテル瀞流荘です。とても立派なホテルです。


○トロッコ電車、機関車と客車
 機関車は日本輸送機(ニチユ)のバッテリーロコBL4t-H型と復元客車です。


○瀞流荘駅
 写真右側が湯ノ口温泉駅方向で、写真左側は現在使われていませんが、かつて選鉱場のあった板谷方面への線路です。


○客車車内
 復元された客車車両。主に坑夫を輸送したはずなので、車内はおそらくドロドロであったことでしょう。
 この復元車両はとても綺麗です。


○湯ノ口温泉駅
 紀州鉱山稼働時には、ここは湯ノ口駅でした。
 この先はトンネルに入り湯ノ口竪坑、上川竪坑などの銅山へ繋がっていますが、現在は使われていません。

(’14年04月13日取材)

Saturday, September 05, 2020

桑名工業高校 桑工ゆめ鉄道(旧ウィステリア鉄道)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 三重県いなべ市北勢町阿下喜687
 西藤原駅からすぐ
 tel.0594(46)2806(西藤原駅(ナビ用))

○路線
 ・遊覧鉄道(1):桑工ゆめ鉄道(?m)(軌間127mm)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記

 北勢線阿下喜駅前にある。軽便鉄道博物館から伊勢治田まで歩き、電車に乗り西藤原に着きました。
 電車に乗っているうちに、激しい雨が降り始めました。この雨のおかげでウィステリア鉄道の運転は取りやめになっていました。駅前には車で乗りつけた家族連れが、運転再開を待っている様子が伺えました。筆者も駅舎で長い時間待ちましたが、残念ながら再開の様子が見られないので、次に行くことにしました。


○桑工ゆめ鉄道 現役車両と保存車両
 西藤原駅前に広がる桑高ゆめ鉄道。一番奥が現役の車両で元西武鉄道の101系、その手前が保存車両の蒸気機関車E102号
 桑工ゆめ鉄道はその手前に広がる周回軌道。


○ウィステリア鉄道の案内板
 前身のウィステリア鉄道時代の案内板です

○保存車両 蒸気機関車E102号(右側)
 写真の右側が、保存車両の蒸気機関車E102号。左側は懐かしい車両ですが保存車両ではなく、現役の車両です

○保存車両 ディーゼル機関車DL25
 三岐鉄道創業時に活躍した車両とのこと

○保存車両 電気機関車ED500
 この車両は、すでに解体されたようです。
 因みに1号機が大井川鐵道で現役で活躍しています

(’14年04月06日取材)

Tuesday, August 25, 2020

ASITA 軽便鉄道博物館(ミニ電ホクさん)

○公式HP
  ここをclick!

○場所
 三重県いなべ市北勢町阿下喜687
 阿下喜駅からすぐ
 tel.0594(72)2478

○路線
 ・遊覧鉄道(1):ミニ電ホクさん(?m)(軌間381mm)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記

 今回から更新は、夏モードに入りました。
 今日の目的地は、北勢線阿下喜駅前にある。軽便鉄道博物館です。西桑名から北勢線にのり約50分コトコト揺られてやってきました。ちょうどこの時に乗った電車は200系で3両の連接車両という珍しいものでした。
 阿下喜では多数の子供たちに囲まれて、ミニ電ホクさんの運転が行われていました。筆者もこれに混じって乗せてもらうことにします。乗車は無料とのことで大変申し訳ないので、お土産をたくさん買うことにしました。近くのスーパーで購入したお弁当を食べながら、ミニ電ホクさんを眺めます。なんだか長閑で微笑ましい。
 この後、コミュニティバスに乗って西藤原へ抜けようと考えていましたが、時刻表を見間違えていて、日・祝運休とあるので仕方なく歩いて伊勢治田まで行きました。

(メモ)
 現在コロナの影響により、休業が続いています。早く正常化するといいですね。


○軽便鉄道博物館
 軽便鉄道博物館の母屋です。


○展示車両 220系電車
 ’31年製の車両が展示されています。
 しっかり手入れがされていて感心させられます。

○ミニ電ホクさん 270系電車
 北勢線の主力車両です。
 本物の車両はナローゲージとしては珍しい15m車とのことですが、このホクさんは何メートルでしょうね?

○ミニ電ホクさん 200系電車
 この日、筆者が乗車してきた200系電車。
 客車の方は、270系の色になっています。

○ミニ電ホクさん 200系電車
 こちらは展示用のようで、自走はしません(多分)。

(’14年04月06日取材)

Saturday, June 15, 2019

ネオパーク沖縄 沖縄軽便鉄道(1.2km)

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 沖縄県名護市名護4607-41
 那覇空港から77.4km
 tel.0980(52)6348

○路線
 ・遊覧鉄道(1):沖縄軽便鉄道(1.2km)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 沖縄3日目。台風はどっかいってしまったようで天気はとても良い。ちなみに本日は今回の沖縄旅行最終日。幸いなことにこの日乗る予定の帰りの飛行機は早々と飛ぶことが発表されたので、安心して遠出しようと思う。
 とりあえず美ら海水族館に行き、”ジンベイザメでか!”と言って出てきました。やっぱ沖縄に来たらここには行かないとね。そして二ヶ所目がここ(むしろ本題?)ネオパーク沖縄。
 このネオパーク沖縄には、かつて沖縄県を走っていた県営鉄道のレプリカ?のケイビン(沖縄県営鉄道)と呼ばれる施設がある。沿線は動物園のようなジャングルパークのようなところをガイド付きで走る。1周20分の遊園地のアトラクションと言っていいでしょう。しかしこの鉄道、(もちろん鉄道法の適用ではないが)シュガートレインのない今、沖縄県に走る唯一の2本レールの鉄道となっている
 列車は30分おきで、結構待ち時間がある。そんなに混雑もしていないので、出発まで歩いていける範囲のフラミンゴの湖まで行って、フラミンゴに餌なんぞやってみた。途端にフラミンゴの大群がやってきてえらいことになりそうだったので、足早に退散。
 やっと時間になり、ケイビンに乗車。先ほどのフラミンゴなどの動物たちを電車から、眺めることができて楽チンでした。
 ということで、時間いっぱい。レンタカーで那覇空港まで直接乗り付けて帰宅の途につく。

○ケイビン 始発駅(名護駅)
 沖縄で、2本レールの”鉄道”に乗れると思うと、なんだかワクワクします

○ケイビン 車両
 かつて沖縄県を走っていた県営鉄道の車両を、少ない資料を元に再現したものとのこと

○ケイビン 路線
 写真はフラミンゴの湖です。
 路線は名護駅を出発すると、フランミンゴの湖、水上鉄橋、アフリカのサバンナ、浮草鉄橋、シャマの丘/ペッカリー、オセアニアゾーン、アンマゾンのジャングル、多目的広場を経由して、終着の名護駅に到着する、1周20分の路線です。

○ケイビン 終着駅(名護駅)
 多目的広場を通って、間も無く終着駅に到着です。

(’13年10月06日取材)

Saturday, June 01, 2019

和木町 蜂ヶ峰総合公園

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 山口県玖珂郡和木町大字瀬田紺屋作260-1
 和木駅から3.4km
 tel.0827(52)3772

○路線
 ・遊覧鉄道(1):ミニSL(743m)
 ・リフトカー(1):ローラーすべり台用(54m)
 ・他:ローラーすべり台、観覧車など
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 この日は早朝に東京の自宅を出発し空路を経由、岩国城ロープウェイからバスで岩国駅まで出て、そこからタクシーで蜂ヶ峰総合公園に行ってもらうことにしました。
 タクシーには公園内の観覧車のところで降ろしていただいた。そこにミニSLの案内看板があったので、そっちへ向かう。このミニSLはバッテリー式機関車が牽引する客車列車で、人が乗車することのできる大きなものです。SLは20分毎の運転。運転コースが長く山あり谷ありで景色も良く楽しめました。この公園の看板施設なので乗る人も多く、かぶりつきには座れませんでした。
 このあとは、観覧車に乗車。観覧車に乗ったら車窓にリフトカーが見えた。そうそうすっかりと忘れていた。ということで観覧車を降りると今度は一目散にリフトカーへ。
 リフトカーはローラーすべり台専用のもので、この山麓駅にはそのように案内がされていて、ローラーすべり台は有料ですとのこと。ということで一旦このチケット売り場となる管理事務所まで戻って、その切符を購入。ローラーすべり台には専用の座布団が必要とのことで、お借りして再びリフトカーに乗り込む。
 ここも利用者がとっても多く、小さなリフトカーはピストン運転されていました。さてこのローラーすべり台ですが、先ほど購入したチケットで3回まで乗車できるとのことでしたが、筆者には1回で十分でした。ということで座布団を返却し、あいあいバスに乗って公園をあとにしました。
 岩国旅行はここまでです。次回更新からはまた別の旅行となります。

○ミニSL
 電動ですが、ミニSLがあります。

○観覧車
 高台の上にある公園なので、観覧車からの景色はいいですよ。

○リフトカー 全景
 全長54mとのことですが、もっと長いように見えますね。
 歩いて行くルートもないので余計にそう感じるのかもしれません。

○リフトカー 車両
 他では見られない独自の形状のリフトカーです。

(’13年09月24日取材)

Monday, October 08, 2018

赤沢自然休養林 赤沢森林鉄道

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 長野県木曽郡上松町小川小川入国国有林
 上松駅から14km
 tel.0264(52)1133

○路線
 ・遊覧鉄道(1):赤沢森林鉄道(1.1km)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 朝食後、下呂温泉ホテルくさかべアルメニア(わん泊亭)を出て、この日はひたすらドライブ。目指すのは隣の谷筋に位置する赤沢森林鉄道。直線距離ではそう遠くないが、車で行くとなると中津川を回っても、濁河温泉を回ってもどちらも100km近い。
 途中ちょいちょい休憩しつつ、中津川回りのルートでやっと目的地らしきところに着きました。その入口にゲートがあり、いきなり駐車料金600円を徴収される。この山奥で駐車料金はちょっと(いやだいぶ)意外でした。料金を支払うと”次の森林鉄道は12時発です”と案内されたので、準備もそこそこに森林鉄道の駅を目指します。
 駅が見えてきたのですが、チケット売り場がわからないので、近くに現れた係員氏に聞いてみると、上にある駅で買って下さいとのことでした。列車は北陸製作所のガソリン式機関車が5両の客車を曳く堂々としたものでした。列車は休みなく折り返し運転をしていて、前の便が駅に戻ってきて乗客が全員降りると、すぐに次の改札が始まりました。しかし天候が悪いから?なのか?この便に乗車したのは筆者だけでした。本当に動かしていただくのが申し訳ないぐらい。係員氏にお伺いしてみると、”この天気だからね〜”とのこと。そして”昨日は1日で400人ぐらいきたよ〜”とのことでした。
 路線は記念館駅と丸山渡駅を結ぶ1.1kmの路線で往復乗車が基本ですが、終点の丸山渡までは歩道が付いていて、往路のみの乗車でもOKとのこと(ただし料金は同じ)。あと復路のみの利用はできないようになっている。
 もちろんこの路線は、木曽森林鉄道の一部を復元した保存鉄道です。この森林鉄道は往時は上松〜赤沢と王滝村までの本線と多くの支線があり、総延長50kmに及ぶ路線網を持っていた。大滝村への路線は’75年まで動いていたらしい。
 この窓ガラスのない列車は、この日はちょっとひんやりして肌寒かった。終点の丸山渡では、側線を使って機関車を一番前から一番後ろに付け替えて、今来た線路をまた記念館駅まで戻ります。
 さて、この旅行はこの日で終了、このあと飯田まで出てから、高速バスにて帰京します。

○赤沢森林鉄道 客車車内
 シーズンが始まって間がなく気温も低いので車内はガラガラでした。

○赤沢森林鉄道 記念館駅
 さてさて、乗りますか。

○赤沢森林鉄道 丸山渡駅
 丸山渡では側線を使って、機関車の付け替えが行われます。
 それにしてもどっちの駅も似たような風景で整理していてかなり混乱しました。

(’13年04月30日取材)

Thursday, November 03, 2016

添田町 道の駅歓遊舎ひこさん

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 福岡県田川郡添田町野田1113-1
 歓遊舎ひこさん駅前
 tel.0947(47)7039

○リフト(取材日現在)
 ・モノライダー(1):モノライダー(?m)
     その他遊具類と、さくら号の旧車両の展示があります。
 ・廃止(1):ミニSL(?m)(遊覧鉄道)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 添田公園(岩石城)から再び車で移動してここにきました。なんとか日没コールドを免れました。
 ここ道の駅歓遊舎ひこさんは日田彦山線の鉄道駅を併設する道の駅で、その施設内にはわくわくこどもパークというお子様用の遊戯施設が設置されています。
 その遊戯施設は通常の公園にあるようなものと、有料の施設としてモノライダーとミニSLなどがある本格的なものとなっています。そしてその近くにはかつて添田公園で使用されていた、さくら号の旧車両が展示されています。
 さて、なんとかこのパークのオープンしている時間に到着した筆者は、モノライダーに乗ろうとその乗り場へ急ぎますが、モノライダーなどの有料施設は17時までの営業で、残念なが乗ることができませんでした。
 勝手に筆者が推測してみるに、ミニSLが廃止となり、どうもその代替施設としてモノライダーを作ったように見えました。というのも公園に掲示の案内図にはモノライダーの記載がなく、ミニSLの駅舎には営業時間や運賃の記載がありませんでしたから。
 さて、今日はここまで本日の宿に急いで行くことにしましょう。

○モノライダー 駅
 モノライダーの駅です。わくわくこどもパークの営業時間は18時までですが、係員の必要な遊具は17時には営業終了となります。典型的なお役所仕事というやつです。
 この駅のうしろには、添田公園スロープカーの旧車両のさくら号が展示されています。

○モノライダー 車両
 モノライダーの車両は遊具のような小さめのもの。現在はモノレール工業という会社自体がなくなってしまいましたから希少価値になっていくのかもしれません。

○ミニSL 車庫
 なぜかホームページには掲載されていないミニSLの車庫(兼、駅?)。もう廃止になってしまったのでしょうか?

(’12年04月29日取材)

Saturday, August 20, 2016

高千穂あまてらす鉄道 高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)

○公式HP
 ここをclick!

○場所
 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1
 高森駅から35km
 tel.0982(72)3216

○リフト(取材日現在)
 ・遊覧鉄道(1):高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)(軌間1067mm)
   天岩戸~高千穂橋梁間は未乗
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 更新は本稿からやっと?夏モードに入ります。
 ’12年のGWは九州へ行きました。まずは早朝の便で熊本に降り立ちレンタカーを借りて一路目指すは延岡…。
 途中阿蘇の外輪山を抜け、高森駅も無視して走りますが。この高森〜高千穂間には鉄分多めの施設がいっぱいあって心惹かれます。そして誘惑に負け休憩を兼ねて旧高千穂駅へ立ち寄ってみる。いちよう高千穂あまてらす鉄道の存在は知ってはいたが、そんな毎日営業しているものでもないだろうし、駅前で食事でもできればと思い軽い気持ちでレンタカーを横付けしました。車を降りるとちょうど米良美一氏が駅前でTVロケをしているところにちょうど出くわす。まさにバッタリ目の前に出てしまいカメラに映ったか?と思ったが特に声をかけられることもなくやり過ごした。
 気をとりなおして旧高千穂駅へ行ってみると、駅はシャッターが開けられていて営業中の様子だが、駅には誰もいない。改札口の方を見るとスーパーカート運転中のためしばらくお待ち下さいとの立て札が立てられていた。駅構内に入るのは有料なのか?展示車両は見学しても問題ないのか?全く様子がわからないので係員氏が戻るのをしばし待ちます。そして待つ事数分。
 軽い気持ちで聴いてみる。このスーパーカートというやつには乗れるのですか?そうするとすぐにご案内しますとの事でした。予備知識なく軽い気持ちで乗ったのですが、どうせその辺の数百メートルを往復しておしまいの子供だましだろう?とたかをくくって乗ったら”ま〜これがすごい”本当にどこまで行くんだよ〜と思ってしまった。時速15kmぐらいの低速のはずなのですが、オープンエアーのスーパーカートはスピード感抜群で、まるで高千穂線が復活したのか?と思えるように走りに走り、結局天岩戸駅に到着。高千穂橋梁の手前でしばし休憩タイムです。休憩中は旧天岩戸駅をウロウロしたり、フェンスで立ち入りが抑止されている高千穂橋梁の方へカメラのレンズを向けたりしながらしばしの時間を過ごす。
 筆者を案内してくださった運転手氏は、今この高千穂橋梁をこのスーパーカートで渡れるようになるように、橋の所有者である高千穂町に懸命な働きかけをしているところだよ〜と熱く語ってくださいました(更新日現在では既に渡ることができるようになっています)。
 運転手氏の”さてそろそろ戻りますか?”との呼びかけに応じて、この便の唯一の乗客である筆者はスーパーカートにふたたび乗り込み、一路旧高千穂駅へ戻りました。旧駅では高千穂鉄道の保存車両などがあり、これらも見学することができました。
 さて次へ向かいましょう。

 動画も撮りましたご覧になりたい方はこちらです。

(メモ)
 06/03/17 高千穂あまてらす鉄道設立
 10/04/29 高千穂~1.6km地点までの運行開始
 10/08/09 高千穂~天岩戸(2.1km)の運行開始
 13/07/20 高千穂−天岩戸−高千穂橋梁(3.0km)の運行開始
  さらに日之影温泉駅までの延長を目指しているのだとか…

○筆者取材時のスーパーカート
 2人乗りスーパーカートに連結された、客車?車両の組み合わせ。筆者はこの客車の方に乗りました。乗客は筆者以外にはなく貸切でした。

○天岩戸駅
 天岩戸駅に横付けされたスーパーカート。現在はこの車両ではなく軽トラックを改造した23人乗りの大きな車両が使われています。

○高千穂橋梁
 この取材時にはまだここを渡ることはできませんでした。筆者を案内してくださった運転手(おそらく社長)はここを渡れるように町に働きかけているところだよ〜と熱く語ってくださいました。とりあえずは最初の目標が叶って本当におめでとうございます。そして、高千穂橋梁を渡るようになってからは、連日のように全便が満員となる乗客が詰めかけているとのことです。

(’12年04月28日取材)

Monday, November 03, 2014

熊本市 熊本市動植物園

○公式HP
 タイトルをclick!

○場所
 熊本県熊本市東区健軍5-14-2
 動植物園入口駅から0.8km
 tel.096(368)4416

○路線(取材日現在)
 ・モノレール(1):モノレール(610m)
 ・遊覧鉄道(2):新幹線(さくら)(?m)、子ども列車(?m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 熊本市内のBHを出発し、今日最初の目的地は熊本市動植物園てす。江津湖の辺にある市営の立派な動植物園です。アクセスには市電の駅の他に、市営バスの終点にもなっています。おそらくオンシーズンには多くの利用者がいるのでしょう。
 園内にはモノレールやぬ遊覧鉄道の路線があるとのことで、前々から行って見たかった施設なのですが、あいにくその機会に恵まれず、今まで来ることができていなかった施設でした。動植物園という名前ですが、その半分には遊具が並べられていて、遊園地のように機能しています。
 さて筆者は、”かわいいカピバラ”に目を奪われながら動植物園エリアをゆっくりと通り抜けて遊園地エリアへ。遊園地側の鉄道風味な施設を目指して行きました。その施設とはモノレール、子ども列車、新幹線(さくら)です。もちろんそれらに乗るために来ています。噂に聞いていた新幹線の遊覧鉄道ですが、九州新幹線の開業に合わせて、JR九州の協力を得てリニューアルされていて、さくら型のN700系を模したものになっているのには驚きました。そしてそれは、とてもよくできているいました(本家のJRさんの協力なんですから、あたりまえですが)。
 さて、今回の旅行は、このあと芦北海浜公園へ行ってから、東京へトンボ帰りとなりました。


○新幹線(さくら) N700系
 こちらがそのJR九州殿のご協力を仰いだという新幹線(さくら)です。プロの仕事だけに大変によく出来ています。なんでも時速300km/hの体感が出来るとか(脳内限定wですけどね)。見ていたら、誰も乗車していない時があったので、かぶりつきに乗って動画を撮りました。
 この新幹線ですが、現在のN700系(さくら)になる前は300系が走っていたとのことで、その車両が同じ園内に遊具として保存されていました。熊本ではいかに新幹線の開通が持ち望まれていたかが感じられる、新幹線の充実ぶりでした。

○子ども列車 弁慶号
 こちらが子ども列車という名前の遊具ですが、車体にはしっかりと弁慶号と明記されています。今は弁慶号と言ってもそれが何なのかはわからない人がほとんどなのかもしれませんね。
 池を渡る橋があったり、なかなか本格的な作りになっています。

○モノレール 路線
 園内(遊園地部分)の外周を一周するモノレールです。モノレールは4人乗りのタイプが全部で10両あり、時速8km/hで走行します。
 泉陽興業さんの作品で、商品名がモノレールです(そのまんまじゃん)。
(’11年12月18日取材)