Saturday, July 31, 2010

草山温泉 スロープカー(?m)

○公式HP
こちらです

○DATA
 ・跨座式の一種(登坂方式はラック式鉄道のシュトループ式の一種?)
 ・開業:?

○場所
 兵庫県篠山市遠方石ン堂41−1
 神姫バス:草山温泉(終点)バス停からすぐ
 tel.079(592)0211

○取材記
 篠山口駅でレンタカーを借りて、今日は草山温泉を目指しますが、その前にかつての国鉄篠山線の終点である福住に立ち寄ってから行く事にしました。
 こ一時間かけてやっと、草山温泉に到着しました。草山温泉には宿泊施設?として温泉施設の前にはモンゴルの遊牧民が使うゲルが数棟、そしてこのスロープカーを乗った先にはバンガロー?が数棟立っている。また、このスロープカーの山頂駅付近には大菩薩観音様がいらっしゃってそこへの足ともなっているらしい。
 さて、乗車しようと思ったら動いていない。残念ながら乗車は出来ないようだ、その線路を良く見ると錆び付いておりもう暫く動いていないようだった。あきらめて温泉施設内に入ってスロープカーの案内を探したがそれさえもなく、素直に温泉に入って帰りました。温泉はとってもいい温泉でした。
 
(メモ)
 現在の公式ページには、スロープカーのすの字もなく、きれいに消されています。

(’06年03月05日取材、未走破)

Sunday, July 25, 2010

北上市 北上市民和賀スキー場

○公式HP
 タイトルをclick!

○場所
 岩手県北上市和賀町山口23地割
 岩手県交通バス:瀬畑バス停から徒歩10分
 tel.0197(72)3310

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):シュレップ(434m)
 (既に廃止)
 ・ロープトゥ
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
宿泊した盛岡のホテルを早めに出て東北新幹線に乗車。スキー板を抱えて上りの新幹線に乗車する。なにやってるんだか、そこから北上線に乗車して横川目で下車。ここからは調べておいたバスがあるのだが、まだその時間まで1時間近くある。せっかくだから歩いてスキー場の方へいってみると思いのほか近く、意外と早くスキー場に到着しました。ちょっと疲れたけど。しかもまだ開店前だったので、スキーハウスの前で着替えたりしてたら、係員さんが到着しました。
 さて、今日ここに来たのは、先週柳津温泉スキー場で見た屈曲式の滑走リフトがあるというのでやってきたわけですが、残念ながら今期はこれは動いてませんよぉーと言われて、今日の目的は終了しました。せっかくなので唯一動いているロープトゥーを使って思う存分滑りました。因にお客は筆者だけでプライベートゲレンデのようでした。途中で回数券はこっちであずかっておくようぉーといわれました。
 適当に滑って、のんびりして、今日の飛行機で帰阪します。帰路にはさらに時間が余ったので途中花巻温泉に立寄り日帰り入浴しましたと。

○スキーセンター
 ここスキー場としての役割は明らかにスキーセンターです。その正式な名前を和賀勤労者野外活動施設といいます。
 既に’09−’10年シーズンにはロープトゥの方も営業もなかったという噂があり、この中核施設などの今後の動向が気になります。


○シュレップリフト山麓駅
 スキーセンターの少し上側に屈曲で有名な?シュレップリフトがあります。写真には山麓駅は勿論ですが、中間屈曲所、山頂駅を含むリフトの全線が写っています。


○ ロープトゥ山頂駅から
 ロープトゥ山頂駅からの景色はこんな感じ。中央に見えるのが勤労者野外活動施設ことスキーセンターです。写真ではよくわかりませんが、このスキー場は秋田自動車道”のトンネル上にあります。注意して見ていると自動車道からもそれがわかるのだとか。


(’06年02月20日取材、’10年04月30日追加取材)

屈曲式特殊索道に乗ろう8(三角式+滑走式)

北上市 北上市民和賀スキー場(434m) 

○DATA
 ・単線固定循環式
 ・開業:'74/12/25

○交通情報
 横川目駅から徒歩20分。または横川目駅から煤孫経由北上駅行きの岩手県交通バスに乗車して(平日のみ運転、1日2往復)瀬畑下車徒歩10分。

○取材記
 ’05年末に教えて頂きました情報にもとづいて行ってきました。しかもこれまた珍しい滑走式(シュレップ)という二重の稀少品であるらしいということで、わくわくしながら訪問しました。ところが、筆者の取材したこの’05年−’06年シーズンには搬器がついておらず既に廃止になっていました。ということで残念ながらこのリフトの滑走は叶いませんでした。本コマでのご紹介は、この時スキー場内で撮影したこのリフトの様子と、後日再訪(’10年04月)しスキー場内にて撮影した、リフト支柱(まだ残っていました)になります。
 このリフトはスキーセンターのすぐ上脇にあり、その手前の建物でリフト券を販売しています。ここには、このリフトの他はロープトゥが1本あるだけ。しかもこのロープトゥは、このリフトの屈曲部より遥かに下側で終点となってしまうため、シュレップの屈曲部や山頂駅付近はデジカメの遠景で撮影するしかありませんでした。山麓側から見るとシュレップの途中から急勾配となっていて、上側の滑走にはテクが必要そうなゲレンデでした。
 後日再訪した時も、雪がないにもかかわらず、この上側は本当に急勾配、おまけに草木が生い茂り、足下が悪いのでシュレップ跡沿いに山頂駅まで登る事をあきらめ、別の入りやすそうなルートから歩いて入りました。やっと辿り着いた山頂駅で、このシュレップに特徴的な三角形状に配置された滑車を見て満足しました。それにしても、筆者がゲレンデを歩いてよじ登っていたら、山麓側から軽トラが筆者を追いかけてゲレンデの真ん中にある舗装された道を登って来た時は焦りました。その車はただの地元の山菜採り方々だったのですが、それがわかるまで筆者はゲレンデでおとなしくしていましたとさw。



(Special thanks to)
 この情報を下さいました、スキー場四方山話のさいと〜さん、索道観察日記のこぶこぶさん、本当にありがとうございました。

(’06年02月20日取材、’10年04月30日追加取材、未走破)

Wednesday, July 14, 2010

プリンスホテル 雫石スキー場(第2ゴンドラ)(3227m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・開業:'89/12/23

○交通情報
 雫石駅から無料シャトルバス。盛岡駅から岩手県交通の路線バスがあります(所要50分、運賃1100円)。筆者取材時(’06年)には花巻空港からの直通バスがありました。最新のバス時刻表は公式ホームページにあります。

○取材記
 こんどは第2ゴンドラに乗車すべく、改札を通ろうとすると止められました。なんと筆者の持っている券はゴンドラに乗る事ができないというのです。そういえば発券のとき、提示した割引券がここでは使えないといわれて揉めたのを思い出した。こちらは使える事を事前に調べて持って来ているので、”よく調べてくれ”と係員に言い、さらに仕方がないので発券時の様子を説明すると、調べておくので今回は乗って下さいと言われた。実に不愉快である。しかも、あとでよく料金表をみるとな〜んと!1円も割引になっておらず、いったいなんの為に割引券を提示したのか、ゴンドラに乗車しているあいだに段々と腹がたってきた。発券の係員はよく割引券等を勉強しておいていただきたいものである。ちなみにこの割引券は西武グループ共通のもので、筆者はかつて津別スキー場でも使ったことがあり問題なく使えたのに、ここでは理解もされないという実にお寒い対応であった。係員の実名を公表してしまおうかとも思ったが、ここはぐっとこらえましょう。
 ということで不愉快なまま山頂駅に到着。今日乗車した3線の普通索道はこの旅行の初期に乗車したので、全くいい写真を撮っておらず今回はそのリベンジというところでしょうか。この第2ゴンドラ側のゲレンデはこのゴンドラしか架かっておらず、繰り返し滑ろうかとも思っていたのだが、先ほどのトラブルもあったので、残念ながら1回限りの乗車で引き返すことにした。なんだかなー(やっぱり不愉快)
 このあとロープウェイ側のゲレンデで本日運行されているリフトを乗車して廻った。
 さて、本日はこれにて、明日は北上市民和賀スキー場へ行きましょう。

(併せて走破した特殊索道線)
ロープウエイのコマで掲載済みなので省略です。
また、登山第1ロマンス、登山第2ロマンスは運休であった。

(メモ)
 ダウンヒル第1ロマンスを利用して、スノーボードクロスの大会が行われていた。時は折しもオリンピックの直後でした。スノーボードクロスって簡単だろう?とか思って(ないけど)実際に滑っているのを見ると本当に早いですねー。たとえ素人が滑っているといえども。結構驚きでした。

(’06年02月19日取材、’00年01月08日走破)

Saturday, July 10, 2010

プリンスホテル 雫石スキー場(第1ゴンドラ)(3531m)

公式HP
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○DATA
 ・単線自動循環式
 ・開業:'80/12/17
  廃止:'08/03/30

○交通情報
 このゴンドラは現在廃止になっています。
 雫石駅から無料シャトルバス。盛岡駅から岩手県交通の路線バスがあります(所要50分、運賃1100円)。筆者取材時(’06年)には花巻空港からの直通バスがありました。最新のバス時刻表は公式ホームページにあります。

○取材記
 先ほどのロープウェイ側のゲレンデから第1駐車場側のゲレンデに降りてきました。こちら側のゲレンデは実にシンプルな構成で3kmを超えるながーいゴンドラが2本と第1高速リフトという3本のリフトがかかっています。その中で第2ゴンドラほ土、休日のみ一般営業となっています。実は筆者が大阪から一目散に来たのはこの第2ゴンドラの日程に併せてきたものでもあるのです。
 第1ゴンドラは先ほどの、サンシャインリフトのさらに上、現在のコースの最高地点までいくことが出来ます。時間があればこのゴンドラで滑りまくって遊びたいところですね。しかしこの頂上付近には、かつてのリフト跡がなんかいっぱい見えて、昔はもっと広いゲレンデだったんだなーと伺わせるものがあり、寂しい気持ちになります。さてここは一気に先ほどの第1駐車場まで滑り降りて、第2ゴンドラを目指しましょう。 

(併せて走破した特殊索道線)
ロープウエイのコマで掲載済みなので省略です。

(メモ1)
 このゴンドラ山頂駅付近は尾根線に掛けられており、強風運休の大変多いゴンドラであったとか。

(メモ2)
 既にこのゴンドラは廃止になっています。その最終日の様子が24年間のありがとうとともにスタッフブログに掲載されています。このブログ写真が大変美しく必見です。

(’06年02月19日取材、’00年01月08日走破)

Saturday, July 03, 2010

プリンスホテル 雫石スキー場(ロープウェイ)(930m)

公式HP
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○DATA
 ・四線交走式
 ・開業:'80/12/17

○交通情報
 雫石駅から無料シャトルバス。盛岡駅から岩手県交通の路線バスがあります(所要50分、運賃1100円)。筆者取材時(’06年)には花巻空港からの直通バスがありました。最新のバス時刻表は公式ホームページにあります。ここでは’09ー’10年シーズンの路線バス時刻表を以下に掲載します。

→盛岡駅西口発、雫石スキー場(スキーセンター前)行き
 820,940,1040,1120,○1220
←雫石スキー場(スキーセンター前)発、盛岡駅西口行き
 ◎1100.○1330,1430,1530,1630,1700
凡例、○:土曜、日休日のみ運行、◎:日休日のみ運行

○取材記
 つい先週福島県内のスキー場をうろうろしたばかりだが、この週は、大阪を早朝出て、一路花巻空港へ、そこから直通の雫石スキー場行きのバスへ乗継いで雫石スキー場に到着。スキー板は先週の猪苗代リゾートスキー場からこちらに送付済みなので、早速取りにいく。いくと筆者の書いた住所では別のカウンターに届いていたようで、係員の方がわざわざ取りに行ってくださった。次に更衣室は?と探すとそのわざわざ取りに行ってもらったカウンターの前を通った建物の奥だった。なんだかなー。
 さて、雫石スキー場はゲレンデ内の移動手段としては珍しく、交走式のロープウェイがかかっています。しかもこのロープウェイで登ったところに初心者用ゲレンデなどもあるとあって、子供連れなど様々な人が乗車しています。運行距離としては1kmにも満たない距離でちょっともの足りませんが、索道ファンとしてはこのアンバランスなところは楽しいのでいつまでも残してほしいものです。
 さてこのあと筆者は初級ロマンスリフトとサンシャインリフトに乗って第1ゴンドラを目指します。 

(併せて走破した特殊索道線)
(’00年訪問時)
 サンシャインB、登山第2、ファミリーロマンス、初級ロマンス
 プリンスロマンス、第1高速、雫石連絡ロマンス
(’06年訪問時)
 ダウンヒル第1A

(’06年02月19日取材、’00年01月08日走破)