Thursday, February 28, 2013

越後湯沢にみる鉄道風味なもの(というかゴンドラ)

○公式HP
 ありません

○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢
 越後湯沢周辺(越後中里駅、石打駅)

○取材記
 越後湯沢周辺にはゴンドラなどが点在しているところがあったので、ここでご報告します。
 先ずは、この右側有名な越後中里スキー場の休憩室として使われている鉄道車両です。

○越後中里スキー場、バス停
 その鉄道車両の道路側には、こんなものがいました。
 バス停として使われている廃ゴンドラです。銘版が下の方に付いていて大阪花博のものらしいです。

○石打駅前、お土産店
 石打駅前にあるお土産店です。看板として?廃ゴンドラが取り付けられています。
 ゴンドラは4人乗りのようですがどこのものでしょうね?地域的に考えると八海山?

○石打地区、個人宅
 石打地区には個人宅にも廃ゴンドラがありました。写真は越後中里スキー場と同じタイプの大阪花博のものらしいやつです。その上には何故か梅宮辰夫さんの漬け物屋さんで使われたと思われるマネキンが…
 コレクションかなにかでしょうか?他の写真もありますので、興味のある方は下も覗いて見て下さい。

(’10年03月21、22日、04月03日取材)

Sunday, February 17, 2013

エイチアールティーニューオータニ ナスパスキーガーデン

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2117-9
 越後湯沢駅から無料シャトルバスで3分
 越後湯沢駅から徒歩1.5km
 tel.025(780)6111

○リフト(取材日現在)
 ・単線自動循環式特殊索道(2):NASPA第3クワッド(718m)、
        NASPA第5クワッド(567m)

 ・単線固定循環式特殊索道(3):NASPA第1(308m)、NASPA第2ペア(463m)、
        NASPA第4ペア(514m)

 (太字は筆者の走破線区、第4ペアのみ今回新規に走破)

○走破記
 あのホテルニューオータニグループが誇るスキーリゾートのNASPAスキーガーデンです。スキー場はスキー専用ゲレンデになっていてスノーボードでの滑走は禁止されています。
 筆者はこの前日越後湯沢駅からシャトルバスに乗って、贅沢なことにこのNASPAに宿泊。ゆっくり寝てこの日の活動開始です。それにしてもホテルが贅沢過ぎて身の丈の合わないというかなんというか…
 スキー場は昨日にも増して春の日差しで、良く雪が溶けないなと思う程でした。既に動いているリフトは少なく、第2と第5が運休となっていました。どちらも既に搬器が外してあったのですが、随分と気の早いことで…ま、この日でこの’09−’10年シーズンの営業も終わりだから着実に終了の準備をしておかないと行けないのかな? 
 今シーズンも終わりに近づいて、筆者の体もだいぶ疲れてきたので、この日は第3リフト沿いにある中級コースを使って繰り返し滑ることにしました。今シーズンはこれで終わりかな〜などと終わりゆくシーズンを惜しみながら。家に帰ってから過去の(あやしい?)滑走記録と照らしあわせたら、前回来た時には第4ペアだけ乗ってないことになっていたので、一様併せ技一本で、NASPAスキー場のリフトを完乗ということだと思います。
 帰りもシャトルバスに乗って越後湯沢駅に戻って、電車で帰宅しました。

○NASPA第4ペアリフト、山麓駅
 初級コースに架かるNASPA第4ペアリフトです。
 支柱には"MITSUBISHI"の文字がありました。どうやら三菱のリフトのようです。

○NASPA第1リフト、山麓駅
 ホテルから一番近い位置にある第1リフト(トリプル)です。
 リフトから一番近い場所にはモーグルコースが作られていました。しかしよくみんなコブを上手く滑るな〜
 
○NASPA第3クワッドリフト、山頂駅
 この日はNASPA第2ペアリフトが運休だったので、スキー場で最も見晴らしのよかった場所はここだった。
 遠景に見えるスキー場は神立高原スキー場かな

(’10年04月04日取材、’96年01月20日走破)

Saturday, February 16, 2013

融和開発 カヤマキャプテンコーストスキー場

○公式HP
 ありません
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽2550
 (スキー場はすでに閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・廃止(4):第1(842m)、第2(535m)、第3(909m)、第4(553m)

○取材記
 湯沢パークスキー場からは隣接するカヤマキャプテンコーストスキー場が見えていたので撮影しました。
 この時はまだ閉鎖になるなんて話は聞いた事がなく、来期には行けるかな〜なんて思っていました。しかしながら’10–’11年シーズンにリニューアルに向けた準備をするとして休業となり、東日本大震災後の’11年夏に正式に閉鎖となりました。社長の加山雄三氏は「開場以来、赤字続きだった。東日本大震災の影響で運営資金の調達が困難になり、閉鎖することにした」と語ったと伝えられています。
 撮影日現在のゲレンデにはリフトが稼働されている様子が伺えます。やっぱスキー場が生きているうちに行きたかったな〜。

○スキー場の全景
 湯沢パークスキー場から撮影した、カヤマキャプテンコーストスキー場の全景です。

(’10年04月03日取材)

Sunday, February 10, 2013

サクセスリゾート 湯沢パークスキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町小坂
 越後湯沢駅から無料シャトルバスで10分
 岩原スキー場前駅から徒歩1.6km
 tel.025(787)4111

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(6):大源太第1ペア(362m)、大源太第2ペア(362m)、
        大源太第3ペア(550m)、大源太第7(306m)、大源太第8ペア(471m)、
        大源太第9ペア(471m)
 ・休止中(1):大源太第5(307m)
 ・廃止(1):大源太第6(496m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 二週流れて、ふたたび越後湯沢駅にて下車、シーズン始めあんなに沢山あった雪も、駅前からはすっかり消えて春の日差し。駅を降りてすぐの乗用車プールへ行ったら、手を挙げて”パークで〜す”と言いながらシャトルバスへ案内している人がいたのでその人にくっついて行ってシャトルバスへ乗り込みます。
 約10分で湯沢パークスキー場に到着。4月に入ったからかスキーヤーも少なく、ゲレンデの人影もまばらです。そんなことでこの日動いていたリフトは合計3本(第1ペア、第7、第9ペア)のみで少し気が抜けます。スキーヤーとしてはこれで充分なのですがリフト趣味としては…(笑)、ま、ぼやいていても仕方がないので、動いていないリフトも含めて見て廻ることにします。
 中央の北斜面となるゲレンデには、第3ペア、第5、第6の3本のリフトが架かっていますが、いずれも、運休、休止中、廃止となっていて動いてなく、一番奥の第8ペア、第9ペアのリフトの乗場まで一目散に向かいます。この斜面は西向きの斜面で日差しがとても強く、ゲレンデの雪も柔らかめでした。コースは中級コースとのこと。筆者は終わりゆくシーズンを惜しみながらこのコースで数回滑走しました。
 動いているリフトが少なめだったので、意外と早くゲレンデを廻りきってしまいました。早めに切り上げて次へ行くことにしました。
 ふたたびシャトルバスに乗って越後湯沢駅に戻り、駅から電車に乗って湯沢中里で降り、ここから板を抱えて歩いて湯沢ルーデンススキー場へ向かいましたが、(ホームページの情報と違っていて)係員が総出で焼肉打ち上げをしていました。筆者は勿論滑走をあきらめ路線バスで越後湯沢駅に戻って、今日の宿に急ぐことにしました(湯沢ルーデンススキー場に路線バスの便があることは、この時まで知りませんでした)。

○大源太第1ペアリフト、第2ペアリフト、山麓駅
 スキー場に入って最初に乗るリフトがこの第1ペア、第2ペアリフトです。ゲレンデは既に春でスキーヤーも少なく、この日稼働していたリフトは第1ペア、第7、第9ペアの3本となっていました。同スキー場は並走リフトが多いので、スキーヤーが少ない今となってはフル稼働することがあるのかどうかは不明です。

○大源太第7リフト、山麓駅
 パークスキー場の中央に位置する第7ペアリフトです。年代物のシングルのようですが、スキー場の人の動線上にあるため利用者が多くフル稼働しています。
 
○大源太第8ペアリフト、第9ペアリフト、山頂駅
 湯沢パークスキー場の一番奥に位置する第8と第9ペアリフトの山頂駅です。すっかり春の日差しでスキーウエアでは暑いほどです。

(’10年04月03日取材)

Saturday, February 09, 2013

湯沢スキー場施設 湯沢布場スキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢596-13
 越後湯沢駅から徒歩8分
 tel.025(784)3326

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(3):湯沢第1ペア(240m)、布場ロマンス(253m)、
        布場ファミリー(240m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 湯沢一本杉スキー場の係員に(閉店してしまわないように)ことわりを入れて、スキーブーツのまま温泉街をとぼとぼ歩いてきました。意外と遠くてスキーブーツのソールの減りを気にしながら慎重に歩きました。
 ここ湯沢布場スキー場は、湯沢高原スキー場の温泉街に近い(ロープウェイ山麓駅の周辺に広がる)エリアのことです(正式には湯沢高原スキー場の一部と言ってよいでしょう)。しかもそのエリアもまた、布場ファミリーエリアと道を1本挟んで布場エリアの2つのエリアに分かれています。リフトの運転する会社も湯沢布場スキー場だけで2社からなっています。リフト券はロープウェイで上に登らないスキー客の為に湯沢布場スキー場のみの券が販売されています。
 筆者は湯沢高原スキー場では滑走したことがあり、このエリアをその下山コースの一部として滑走したことはあっても、この湯沢布場スキー場自体で滑走したことがなく課題となっていました。ロープウェイの山麓側に位置するために、高度が低くシーズン終了が(山頂のエリアより)早いので滑走機会を無理に作らないと来にくいゲレンデでもあります。
 さてこの日、筆者は先ずは布場エリアから攻めました。この布場エリアには下山コースの一部があります。だからか景色は見覚えがあるな〜と思いました。ゲレンデはどこを滑っても初級者コースです。筆者はその滑走中に今日一眼レフに入れたはずのフイルムが、正しくカメラにセットされていないことに気付いてショックでした(どこから空廻りだったんだろ?石打花岡からか…ヤベ)。
 2つのエリアを跨ぐ道を横断するため、一旦スキーを脱いで担いで歩いて、布場ファミリーエリアへ移動します。こちらは先程の布場エリアにもさらに増して緩斜面です。隣接する東映ホテルへの登行リフトとして使えるんじゃないかと思ったりするのですが、スキーを履かない客はリフトには乗車できないのですよね。
 さて、ひととおり廻ったので帰ります。その前にロープウェイの山麓駅にある日帰り温泉で汗を流すことにしました。

(メモ)
 スキー場は湯沢高原スキー場の一部で、布場ロマンス、布場ファミリーの各リフトはスノーリゾートサービスの運営で、湯沢第1ペアは湯沢スキー場施設による運営です。

(メモ2)
 昔の滑走記録を見直したら、この布場スキー場での滑走記録が出て来ました。当時はいっぱいリフトがあったんですね。
  ・単線固定循環式特殊索道(5):湯沢第1ペア(240m)、布場第3ペア(257m)、
        布場ロマンス(253m)、布場第7ペア(225m)、布場ファミリー(240m)
  ・廃止(4):布場第2A(244m)、布場第2B(244m)、布場第4ペア(274m)、
        布場第6(723m)
 (太字は筆者の’02年01月12日の走破線区、第7ペアのみ’01年12月31日走破)
 廃止になった布場第6に乗れば直接高原エリアに行けたのですね。

○布場ファミリーリフト、山麓駅
 布場ファミリーエリアの唯一のリフトです。布場エリア全体の中の一番南側に位置するリフトです。ゲレンデ内には湯沢高原ロープウェイが並走しています。このエリアは、布場エリアとは間に通りを1本挟む形で独立していてスキー滑走で直接往来することはできません。エリアはファミリーゲレンデとして子供遊びが出来る緩斜面主体で、しかもスノーボードの滑走が禁止されています。

○布場ロマンスリフト、山麓駅
 布場エリアの一番北側に位置する、布場ロマンスリフトです。このリフトかつては中間駅があったようですが現在はなくなっています。
 
○湯沢第1リフト、山頂駅
 布場エリアの中央に位置する湯沢第1リフトの山頂駅です。’12ー’13年シーズンのコースガイドには掲載がなく休止?となっています。

(’10年03月22日取材、’02年01月12日・’01年12月31日走破)

Saturday, February 02, 2013

一本杉スキー場施設 湯沢一本杉スキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2511-1
 越後湯沢駅から徒歩3分
 tel.025(784)4440

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):ペア(280m)
 ・廃止(1):第2(249m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 石打花岡スキー場を早めに切り上げて、電車に乗って一駅の越後湯沢で下車。ここ湯沢一本杉スキー場はそこから徒歩わずか3分にあります。珍しい事に専用の駐車場がないのだとか、このロケーションではそれもありか。
 スキー場に着き、ベースに建つレンタルスキーを経営する1軒に飛び込んでコインロッカーに荷物を投げ込んでゲレンデへ。のんびりとした時間が流れていたであろうゲレンデに、突然あらしのように現れて、1回券を数枚購入してゲレンデを忙しそうに滑走して、しかも写真を撮る(いったいどんな人間だと思われているのだろうか?とっても心配)。そんな行為がとっても目立つこのゲレンデ、古き良き時代を感じる雰囲気が残っています。
 一面には湯沢グランドホテルがあり、そこに泊まって、ちょっと滑るか?と言って数本滑る、飽きるとゲレンデベースや部屋に戻ったりして、ビールでも飲みながらのんびり過ごす。日が暮れたら飲屋街へ繰り出す。なんかこんなことをしてみたいなと考えるゲレンデです。
 ただ実際はこんな場所にあるのに敷居が高くて、筆者はこの日まで滑走の機会がありませんでした。なんとなく見ながら通過してしまうところでもあるんですね。

○ゲレンデの全景
 ゲレンデは建物に囲まれていて、リフト沿いに見えるこの高い建物はライオンズマンション。リゾートホテルですらないことに衝撃を受けます。

○第2リフト、山頂駅
 現ペアリフトの山頂駅より南側に少しだけ高い位置まで行っていた、第2リフトの跡です。
 
○ペアリフト、山頂駅
 ここが冬のちびっ子パラダイスこと湯沢一本杉スキー場の山頂駅です。山麓側から見るとそんな高度がないように見えますが意外と見晴らしが効きます。

(’10年03月22日取材)

日本リフトサービス 花岡スキー場

○公式HP
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○場所
 新潟県南魚沼市上野297−4
 石打駅から徒歩10分
 tel.025(783)4895

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):花岡ペア(616m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 Mt.グランビュースキー場を早めに切り上げ、ふたたびとぼとぼ歩いて、ここ石打花岡スキー場に到着。
 石打花岡スキー場は石打駅から徒歩10分と同駅から最も近いスキー場で、石打花岡旅館街に位置しています。石打花岡旅館街では多くのスキー客を呼び込もうと、すぐ近くにあるメジャーなゲレンデである石打丸山スキー場への送迎バスも運行しています。バスだとわずか数分の距離ですが。ここに泊まるとどちらのゲレンデも選べるよということです。
 スキー場は、ファミリー・キッズにやさしいミニゲレンデを売りにしています。小さい子供連れなら、このゲレンデはのんびりしていいかもしれません。ゲレンデには難コースはほとんどなく、ポールトレーニングに使われる正面のバーンも中級コースといったところでしょうか。
 筆者はICカード式リフト券に1回券を5コマ入れてもらって繰り返し滑りました。リフトに乗って滑っているのは、筆者の他にはストイックなレーサーが数人で、”スキー場を正しく利用するってこういうことなのかな?”と変な感想を抱きながら、購入したコマ数がなくなるまで滑りました。
 スキー場の規模の割にはゲレ食は充実していて、3軒(だったかな)の食堂が並んで営業しています。しかも結構繁盛しています。中には子供だけをゲレンデで遊ばせて、保護者はゲレ食で子供を見ながら休むという光景も見られます。そのためだか、なんとなく客数の割に常に混んでいるように見えて、空席が見当たらなかったりします。ゲレ食以外の休憩所もあって、それにはコンテナハウスが当てられています。こちらは意外と利用者が少なかったりします。
 さて、ここも早めに切り上げて次のスキー場へ向かいましょう。

○花岡ペアリフト、山麓駅
 非接触式のリフト券ゲートが設置されています。このスキー場にしては随分とおおげさな気がします。
 隣の石打丸山スキー場と同じシステムらしいのですが、リフト券は共通とはどこにも書いてありませんでした。よくわかりません。

○花岡ペアリフト、搬器
 花岡ペアリフトの搬器です。安索ですよね…日ケでした。
 よくみたら角パイプだし、くの字だしどこが安索?(>自分)という感じでした。訂正します(ハズカシ)。
 
○花岡ペアリフト、山頂駅
 花岡ペアリフトの山頂駅から、天気がいいと気持ちがいいですね。

(’10年03月22日取材)