Sunday, April 15, 2012

御岳登山鉄道 御岳山

○公式HP
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○場所
 東京都青梅市御岳2丁目483
 tel.0428(78)8121

○リフト(取材日現在)
 ・単線二両交走式鋼索鉄道(1):滝本−御岳山(1.0km)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):御岳平−富士峰(98m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 紅葉シーズンまっただ中の’09年10月25日、今度は御岳山へ行く事にしました。生憎気が乗らず、小雨模様の中午後出発となってしまう。中央線から青梅線そして路線バスを乗り継ぎ御岳登山鉄道の山麓駅に着いた時にはもう15時になろうかとしていた。今日はこの山頂駅付近にある夏山リフトを乗っておこうと思う。このリフトには思い出があり、筆者がまだ鉄道の乗り歩きをやっていたころ、このケーブルカーの山頂駅を降りた時、大展望台へ行く動くリフトを見たが、この先リフトにまで手を出す事は絶対ないだろ?とその時は思って乗らなかった思い出のあるリフトです。時が流れてまさかその為にまた来ることになるとは。
 ところがこの日のリフトは悪天候の為か、営業時間は14;00までと掲示してあり、とっくにこの日の営業を終了していました。仕方が無いのでその脇にある山道を歩いて山頂駅まで往復することになった。なにやってんだか?

 やりなおし!

 その翌々週の’09年11月15日に再トライ。前回の経験から思いの外時間が掛かる事がわかったので、今度は家を早めに出る。自宅からネットのルート検索によると西武線経由のルートが出たのでそれに従い拝島に出る。拝島からはホリデー快速に乗り継ぎということで待っていたら485系の旧国鉄の特急型の電車が来てビビるが、それよりビビったのはその電車が通路まで満員で走っていたこと。拝島からの停車駅は福生、青梅、そして御岳とすぐだから我慢して乗り込む。しかし実はそんなすぐでもなく到着までにぐったり疲れる。
 殆どの乗客は奥多摩まで行くんだろ?と勝手に思っていたらさにあらずで、御岳で降りる客も結構いて、ケーブル行きのバス乗場へ行くらしい。この連絡の路線バスはピストン運転の体制をとっているようだったが、それでも各バスが超満員で運転されていた。拝島からずーっと超満員の乗り物に乗ってやっと山頂駅に到着。
 せっかく来たので、先に武蔵御嶽神社へお参りさせていただくことにした。度々この霊山に訪れながら、山の神様にご挨拶しないで帰るのは失礼だと感じたからだ。勿論その参道での紅葉狩りも楽しめる。多くの観光客の人並みに乗り、そのルートをとる。結構距離がある急坂と石段が続き、汗だくになりながらなんとかご挨拶?できました。そしてその帰りのルートでリフトに乗る事にするが。武蔵御嶽神社からリフトの山頂駅まで行ったら高度的に効率的かな?と思ったがそんなことはなく、一旦ケーブルカーの山頂駅とほぼ同じ高さに降りてから再び登るルートをとるらしい。それならばということでケーブルカーの山頂駅まで戻って素直に往復券を買って往復しました。リフトの山頂駅にある、展望食堂での少し遅い昼食がその疲労も手伝って絶品であったことは言うまでもない(何を食べたかは忘れてしまった、たしかざるそばかカツ丼だったと思う。いいかげん〜)。
 では帰りますか。

(メモ)
 ケーブルカーは近年のレール交換の際に改軌され1067mmから1049mmとなっている事はこの原稿を書いている時に知りました。
(メモ2)
 ケーブルカーの改札はPASMOで直接通れますが、その装置がこの10月25日と11月15日の間に設置されている事が、写真を見ると解ります。



○リフト・山麓駅
 ケーブルカーの御岳山えきから徒歩すぐで、リフトの山麓駅に着きます。
 ご覧のように山頂駅がすぐそこに見えています。しかしながらこれを歩いて登ると結構ホネがおれます。いや本当に疲れます。


○リフト・搬器
 ここも赤・青・黄色の搬器です。夏山リフトの塗り分けはこの色が多いですね。リフト沿いの紅葉もなかなか綺麗でしたよ。


○リフト・山頂駅
 山頂駅には大展望台駅との標示があります。正式名称とは違いますが案内等は全てこれで行われています。そして駅には展望食堂が併設されています。というかほとんどその為のリフトと言っても過言ではないかもしれません。遠くは筑波山まで遠望出来るとのことです。紅葉が綺麗でした。


(’09年10月25日、11月15日取材、’97年09年07日走破(鋼索鉄道))

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