Tuesday, March 20, 2012

高尾登山電鉄 国定公園高尾山

○公式HP
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○場所
 東京都八王子市高尾町2205
 tel.042(661)4151

○リフト(取材日現在)
 ・単線二両交走式鋼索鉄道(1):高尾鋼索線(清滝−高尾山)(1.0km)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):高尾山麓−高尾山頂(872m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 電車の中吊り広告にあった高尾山の紅葉があまりに綺麗で誘われるように高尾山に行きました。
 自宅から中央線のロングシートに延々揺られ終点高尾で京王線に乗換。そこから一駅で高尾山口駅へ到着。観光のベストシーズンであり駅は大混雑です。その人の流れに乗って徒歩4分で山麓駅に到着しました。
 この駅は不思議な駅で、駅舎に大きく高尾山と書いてあるのですが、これは駅名ではなくこの駅の駅名は、ケーブルカー側が清滝駅、リフト側の方は高尾山麓駅です。同じ会社の駅なのですが名前も違うのです。
 乗車券は、ケーブルカーとリフトで共通となっています。窓口で切符を買って登りはケーブルカーで行く事にします。どちらも行列が出来ていて、ケーブルカーの乗車は次の次となりました。それにしてもケーブルカーとかの電車の写真を撮る人は本当に増えましたね〜。
 山頂駅に到着。山頂まで適当に散策して…とか思ったが結局山頂には行かず、軟弱コースをとりました(笑)。
 帰りはリフト、紅葉の中の空中散歩としゃれ込みました(でも高所恐怖症の方はやめた方がいいと思います、考え過ぎですか?)。同じ事を考える人が多いのかリフトは40分待ち!乗車整理券を配布していて、その番号毎の呼び出しになっています。山頂駅のその40分待ちを過ごす人が沢山いて、廻りのベンチも満席でした。
 やっと順番がまわって来て列に並びます。流石にリフトの写真を撮る人はいなくて、ローディングカーペットの写真を撮るのに苦労しましたがなんとか撮影できました(廻りの目がイタイイタイ)。全国にここだけにしかない設備ってわかってるのかな〜みんな(夏山リフトでは…)。ま、どうでもいっか。
 山麓にはリフトに乗る人を相手にした記念写真屋さんがいました。はいチ〜ズ。
 では帰りますか。

(メモ)
 掲示板へのコメント及び公式HPによれば、リフトは’64年に開業。
 ’71年には国内初の2人乗りリフトとなり、その特別認可を取るためにベルトコンベア式の乗降装置を採用したとのことのようです。


○エコーリフト・搬器
 夏山リフトでは少数派のペアリフトです。搬器は赤、青、黄い〜ろ、♪どの花見てもきれいだな〜(失礼しました)。
 搬器はあまり見ない形ですすが、メーカー名とかの標示はなかったように思うのでよくわかりません。


○ローディングカーペット!
 夏山リフトでは(おそらく)全国でここだけのローディングカーペットの設備があります。ローディングカーペットとは、指定の場所にただ立っているだけでリフトの乗車位置まで自動的に運んでくれるベルトコンベアです。特に雪の少ない地方のスキー場に多く見られます。降り場に設置されているのは夏山リフトならではで、これも(おそらく)全国でここだけ。
 写真は山頂駅のもの。手前の滑車は終端装置ですね。


○エコーリフト・山頂駅
 山麓駅はケーブルカーとリフト共に同じ場所にありますが、山頂駅は別になっています。写真はリフトの山頂駅で高尾山頂駅となっています。切符には単に山頂との印刷があります。


(’09年10月12日取材、’97年07年20日走破(鋼索鉄道))

Saturday, March 10, 2012

富士急行 さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト

○公式HP
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○場所
 神奈川県相模原市緑区若柳1634
 神奈中バス:プレジャーフォレスト前下車すぐ
 tel.042(685)1111

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):山頂ペア(248m)
 ・廃止(1):スーパースライド(150m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 相模湖ピクニックランドに行こう!思い立って行く事にしました。筆者は近日にデジイチを買ったばかりだったので、そのテストも兼ねて行くことにします。ここは、近いからいつでも行けるや〜と思っていたところなので、実は今まで一回も行ったことがなかったのです。園地は既にその名前が変わって、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストとなっていました。筆者は相模湖ピクニックランドといえば、サマーボブスレー(スーパースライダー)だよな〜という思い込みがあったのですが、それはとうの昔になくなっていることを園地に着いてから知ることとなりました。
 自宅から電車を乗り継ぎ相模湖に到着。駅前のバス乗場にはすでに三ヶ木行きの神奈中バスが入線していたので、早速乗ります。プレジャーフォレストって本当に昔の相模湖ピクニックランドでいいんだよね?とか思いながら、よくわからないながら現地に着き、入場料を払い、ゲートをくぐると係員氏から、連絡のバスは今行ったばかりなので、20分待ちですとの案内がありました。歩いた方が早そうなので歩いて行くことにします。意外と登り坂で日頃の運動不足がたたって青息吐息になりながら売店の立ち並ぶエリアに到着です。
 最初に行こうと思ったのが、スーパースライダーですが、園内の地図をみてもどこにある(あった)のかさえわからず探しようがなく、園地の南側が妙に空いているな〜とは思ったのですが、青息吐息でw、そっちへは結局行かずじまいでした。この探索は早々にあきらめ、次に山頂へ行く事にします。
 山頂には、大きな”お山のかんらんしゃ”が立っていて山麓側から見ると本当に見晴らしが良さそうです。安索の支柱が印象的な赤く塗られたペアリフトに乗ると楽々に山頂まで行く事ができ、天気も大変良く暖かくって、とってもいい空飛ぶ散歩でした。そのまま吸い込まれるように待ち時間の全くなかった、お山のかんらんしゃに乗りました。観覧車の上の方は少しの風でも大きく揺れ(るような気がして)とっても怖かったです。
 来た時間が午後だったので、日暮れが早く、名残惜しいけど早くも帰りの時間に。相模湖駅に着いた時にはもうとっくに日が暮れていました。早く帰ろ〜っと。

(メモ)
 スーパースライダーの情報がどこかに転がっていないものかと調べていたら、こんなページを見つけました。プレジャーフォレストのスタッフブログです。筆者が行ったこの時はすでに撤去された後だったんですね。残念。

(メモ2)
 よく見たら(掲載日現在の)google mapにスーパースライダーのリフトが掲載されていますね。最も拡大すると出て来ます。


○山頂ペア・山麓駅
 さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(山頂ペア)の山麓駅です。山頂にあるお山のかんらんしゃへの唯一のルートです。強風などでリフトが運休する時には代替のバスが走るのだとか。山麓駅は不思議な三角形の飾りがつけられた中に原動機が入っています。


○山頂ペア・山頂駅
 山頂駅です。広い芝生が広がっていてお弁当広場みたくなっています。山麓駅からは小さく見えていた観覧車が目の前にあります。


○お山のかんらんしゃ
 天高く馬肥ゆる秋。空は本当に青いね〜(え?フイルムで嘘つくな?)
 観覧車からは遠く遊園地の全景はもちろん相模湖まで見渡す事ができました。富士山が見えることもあるとの事でしたが、この日は見えてなかったように思います。


(’09年10月11日取材)

Tuesday, March 06, 2012

静岡鉄道 日本平-久能山(1075m)

○公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'57/05/31

○場所
 静岡県静岡市清水区草薙597-8
 しずてつジャストラインバス:日本平(終点)下車すぐ
 tel.054(334)2026 

○取材記
 かつらぎ山ロープウェイを見たあと、伊豆長岡から電車とバスを乗継いで、今回の旅行の最終目的地のここ日本平ロープウェイにやってきました。静岡鉄道に乗ったりして遊んでいたら静岡駅前に着いたのが13時30分頃で日本平行きのバスが目の前で行ってしまい約1時間待ちの最終から2本(2時間)前の14時23分のバスに乗る事になりました。久能山への観光時間を考えれば時間の猶予がほとんどありません。
 日本平に着いて最初にすることは、駅舎の撮影もありますが、先ずは帰りの最終バスのチェックです。そして日本平駅上の展望台のようになっているところに上がり、そこからロープウェイの発車を見送りながらシャッターを押しました。上がっていくと丁度発車するところで、準備時間が短かったからか、失敗作の量産で結局その様子を数往復見送りました。
 それから駅へ行って久能山観光へスタートです。国宝である久能山東照宮は徳川家康公を祀る神社で、静岡で晩年を過ごした後、久能山に眠ることを家臣に託したことにより建立されたものです。日光東照宮の原型とされ、とても荘厳な雰囲気で早足で見て回るのは気が引けるところです。
 そして帰りのロープウェイに乗ったら、帰りのバスにギリギリ間に合う時間でした。長旅?で疲れたので今日は新幹線で帰京しようと思う。新幹線車内でビールを飲んだらあっという間に東京でした。 

(’09年09年23日第2回取材、’99年05月04日取材)