Sunday, December 07, 2014

白山市 白山市白峰アルペン競技場

○公式HP
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 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○場所
 石川県白山市白峰28-39
 鶴来駅から35km
 (スキー場は既に閉鎖になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・休止中(7):キャニオン(667m)(単線自動循環式特殊索道)
         ジャイアント(365m)、ファミリー(241m)、ダイヤモンド第1(681m)、
         ダイヤモンド第2(622m)、ヤングバレー第1(550m)、
         ヤングバレー第2(581m)(単線固定循環式特殊索道)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 白山瀬女高原スキー場を出て、国道157号線の方向へ左折してそのまま南下しました。次に行くのは白山市白峰アルペン競技場です。この施設名称はあまり使用されてなく、一般には白峰スノースポットという愛称で呼ばれている、一般の滑走の出来ない競技及び競技練習専用のコースです。このスキー場はかつて’07~’08年シーズンを最後に営業を終了した白山白峰温泉スキー場でした。SAJ公認コースがあることなどから住民運動などの結果によって競技場としてリニューアルされ、再出発することになり現在に至っています。
 現在の運用は、競技及び競技練習専用のコースが基本となっていて、一般の立ち入りが禁止されているのですが、競技及び練習の予定がない時には一般開放され滑走することもできます。その滑走可能期間はホームページなどで公開されています。但しコースはSAJ公認コースの1本のみで、立派なスキーセンターやスキーレンタルなどは勿論ないので、初級者などの滑走には向いていないものと思われます。ゴリゴリ滑りたい人には穴場となるでしょう。
 さて、筆者はこの日、残念ながら既に営業終了の時間に訪問することになりました。先ずは車で簡単に入れそうなヤングバレー側から、上記のような情報が完全には入ってなく、一般の滑走が可能とは考えていなかったので、写真撮影だけしようと思ってこのような日程にしました。滑走ができる事を事前に知っていれば、頑張って滑ったのにな〜と下調べ不足を悔やみました。あとで調べたところこの日は滑走可能のようでしたが、リフトの上に高く雪が積もっていたのを見ると本当に動いていたのかどうかは怪しいところだな?と思いました(駐車場にはワゴン車が2台停車していて、係員のものなのか、競技者のものなのかコースが生きていることは伺えました)。
 ヤングバレー側をあとにして、温泉街に近いキャニオンゲレンデ側に行きました。未だ高速リフトのホワイトライナー、スキーセンターなどが撤去されずに残っていました(後日のニュースで撤去工事が始まるとの報があったので現在は…)、温泉街の中心に位置するスキー場の灯りは灯ることはなくひっそりとしていました。その周りを取り囲む温泉街がまさにちょうど夕餉の時間で、あたたかなナトリウム色の電球の灯りが温泉街の多くの旅館からもれてきていました。それらをスキー場越しに眺めるとなんとも言えない気持ちになりました。
 さて、筆者もお腹すいたし、早く金沢にもどろっと。

○白峰スノースポット 駐車場
 ヤングバレー側の駐車場です。こちら側エリアのみ競技場としての活用がされています。

○ヤングバレー第1 山麓駅
 競技用の専用索道となっているヤングバレー第1リフトです。
 (競技用の専用索道は一般客の利用が想定されていないため、鉄道事業法の範囲外の分類(専用索道)になります。)

○ヤングバレーコース 山麓側
 この競技場の唯一のコースのヤングバレーコースです。
 このコースは北陸地区唯一のSAJ公認コースです。

(’11年12月30日取材)

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