Saturday, October 29, 2011

有田川町ふるさと開発公社 清水スポーツパーク

○公式HP
 タイトルをclick!
 (スポーツパークは現存しますが、リフトは既に廃止になっています。)

○場所
 和歌山県有田郡有田川町清水607
 有田鉄道バス:清水スポーツパーク前から徒歩すぐ
 tel.0737(25)1288
 (スポーツパークは現存しますが、リフトは既に廃止になっています。)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(1):有田川町ふるさとふれあいの丘リフト(304m)
 (太字は筆者の走破線区)

○取材記
 今日の目的地は、有田川町の清水スポーツパークにある、有田川町ふるさとふれあいの丘リフトです。清水スポーツパークには道の駅しみずが併設されています(名称がややこしいですね)。この場所は交通の不便な場所にあり、特にマストラの便がすこぶる悪く路線バスで行こうとすると、有田鉄道のバスが藤並駅と高野山(一の橋)を結ぶ路線が1日3往復しかありません。
 筆者はこの3往復しかない路線バスの時刻表をよ〜く見て、今回は高野山側から行く事にしました。取材日現在の高野山(一の橋)の路線バスの発車時刻は、807,1157(花園で150分待ち),1647しかなく、清水スポーツパークへの足として使えるバスは807分発の1本だけだと解った。これに乗る為にはなんばを506に出る始発の各停・河内長野行き(河内長野で高野山連絡の橋本行きに接続)に乗ることがmustらしい…。この日も昨日に四国地方をかすめた台風の影響が残る小雨の中、眠いながらも順調に、河内長野、橋本、高野山(極楽橋)と電車を乗継ぎ、高野山からは南海りんかんバスの奥の院行きに乗れて、有田鉄道バスの発車する最寄りバス停に到着。ところが、この区間は奥の院方面のバス路線が二股になっている区間となっている。しかもバス停名が南海りんかんバスと有田鉄道バスでは異なるため、筆者は現地で混乱し、なんとか時間ぎりぎりにそれらしいバス停を見つけて、かなりイタい早朝の無駄足を回避できた。高野山で有田鉄道バスのバス停を見つけたときは、思わず”あった!”と叫んでしまった(ご参考までに、有田鉄道バスの高野山(一の橋)バス停は、南海りんかんバスの奥の院口バス停と並んで設置されています)。
 昨日乗車した、奈良交通の路線バスもいいかげん狭隘路でしたが、今日のは半端無くマイクロバスで走るのがやっと?の強烈な路線でした。花園までの途中の相ノ浦で一旦スイッチバックというか、バスターミナルのような建物に横付けし、そこで乗客が一人降りてゆきました。さらに、花園で乗換えて、やっと目的地に着きました。
 さて、清水スポーツパークは、道の駅しみずの奥にあり、道の駅の建物を通り抜けて入場します。道の駅はテニスコートなどの利用受付と食堂と売店を兼ねた施設となっています。その奥のスポーツパークには、ウォータースライダーのあるプール、テニスコートと釣り堀、そしてトレーラーハウス(宿泊施設)とこのスポーツスライドがあります(スポーツスライドは現在は撤去されているようです)。この施設群の中の一番奥にある、スポーツスライダー用のリフトの乗場に急ぎました。が…
 リフトは運休でした。雨も降ってないんですよ、風もないんですよ〜。いやむしろ、絶好のスポーツスライド(というかリフトw)日和だと思うんですよ。昨日の時点で台風の進路が不明確だったことで、今日の係員の手配をしなかったんでしょうね〜。一瞬今期はずーっと運休なのか?と疑ったが、山麓駅の運転室を窓から覗くと、机の上には数日前の業務日誌が置かれているのを発見しました。残念だな〜次はいつ来れるかな〜。せっかく来たので山頂駅まで歩いて登ってついでに撮影しました。
 さて、帰りのバスの時間までは、充分すぎる時間がある、道の駅しみずのレストランで、ゆっくりゆっくりすごしてなんとか時間を潰して、やっと予定の時間となり、最寄りのバス停に歩いて行く。ここで筆者は大ぽかに気がつく。”あ!時刻表見間違えたw"。結局歩いてタクシーのいそうな有田鉄道の清水営業所まで行き、藤並まで走ってもらいました。かなりイタい出費となりました。さて、今日は四国へ渡るよ〜。
 
(メモ)
 このふれあいリフトは’09年度末を以て廃止となっています。廃止の理由は利用客の低迷と施設の老朽化によるものとのことです。

○ふれあい丘リフト山麓駅
 山麓駅とその原動機です。乗場の隣にあるのは運転室です、窓から目を凝らして覗くと2日前の運転記録が机上に置かれていました。


○搬器
 搬器には屋根が付いています。そしたら雨でも動かしてほしいな〜と思った(乗る人いないかw)。


○山頂駅
 ふれあい丘リフト山頂駅です。すぐとなりにはスポーツスライダーのスタート地点があります。少し歩くと緊急用のヘリポートがあります。


(’09年08月11日取材)

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