Saturday, November 19, 2011

鋸山ロープウェイ 鋸山山麓-山頂(680m)

○公式HP
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○DATA
 ・三線交走式
 ・開業:'62/12/12

○場所
 千葉県富津市金谷4052-1
 tel.0439(69)2314

○取材記
 今日は鋸山ロープウェイに行ってみようと思う。
 東京駅の高速バスターミナルへ行ったら、安房鴨川行きの”なのはな号”がちょうどいたので、すぐに切符を買って乗り込んだ。このバスはアクアラインを経由して高速が延びて俄然アクセスが良くなった内房方面に早く到達するバスです。ところかこのバスには問題があって、停車駅がアクアライン(海ほたる)の次は、鋸山の下をトンネルで通り抜けた先のハイウエイオアシス富楽里となっていて、肝心の浜金谷を通過してしまうのです。
 ハイウエイオアシス富楽里は徒歩15分ぐらいで、JRの岩井駅に徒歩で連絡できそうなので、高速バスでせっかく早く行っても、そこからJRでちんたらと戻ることになる(前段の話が長くなりそうなので中略)。
 浜金谷駅からは徒歩で、ロープウェイの山麓駅に着きました。夏休み最後の週末ということで、親子連れで混雑していて、臨時便が多数でているようです。乗車券を買って乗場へ行くと、行列が出来ていました。
 次の便の改札が始まり、なんとか乗れそうかなと思っていたら、筆者の前の人で満員御礼となり、筆者は次の便に乗る事になってしまった(おかげで搬器内から写真を撮れる場所を確保できて、結果的にはラッキーだったのかもしれません)。
 鋸山はかつての石切り場として有名で、房州石と呼ばる石材が建材用として盛んに切り出されていた場所です。ロープウェイ車内からも、不自然に四角くくりぬかれた、石が露出した山肌を見ることができ、そこでかつて石切が行われていた事を伺い知ることが出来ます。ロープウェイ山頂駅には石切資料のコーナーがあり、関東一円の実に多くのな場所で使われた事がわかります。
 山頂駅に着きました。山頂駅からは大仏を有する日本寺や石切跡などの観光コースがありますが、筆者はやっぱり鋸山山頂へ歩いて行く事にしました。他の人も山頂駅でうだうだする人と、山頂へとりあえず行くという人が多いように見えました。道すがらには穏やかな東京湾を望むことができます。
 山頂からふたたび山頂駅まで戻ってきました。山頂駅には切符売場があったので下りの切符を記念に買ってみました。というのもここで使われている乗車券はかつて国鉄等でよくつかわれていた、厚紙で出来た切符(鉄っちゃん用語では硬券と呼ばれるものです。)が使われていて、こんな切符が現役で使われているところは大変にめずらしく、今や絶滅危惧種となっているものです。
 山頂駅にはロープウェイがよく見える場所があったので、しばしそこで眺めてまどろんでいましたが、ロープウェイの最終時刻の案内放送が入りはじめました。まだ多くの人が山頂駅にいたのですが、その放送が入るころからか徐々に下山する人が多くなりました。筆者も最終便を待たずに下山することにしました。
 帰路は東京湾フェリーに乗ってゆったりと帰ることにしました。フェリーになんか乗ると急に遠くに来たような気がするのは不思議なものです。
 
(’09年08年29日第2回取材、’99年09月11日走破)

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