○公式HP
公式HPはありません
(スキー場はすでに閉鎖になっています)
○場所
新潟県南魚沼市浦佐3197
(スキー場はすでに閉鎖になっています)
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(2):第1ペアA(447m)、第1ペアB(447m)
・廃止(1):第5(445m)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
筆者は’09−’10年シーズンには比較的公共交通の便利な上越エリアのスキー場を電車・バスで巡る事を計画していました。ところが豪雪でその核となる上越線の不通(おそらく’10年01月初〜02月06日までずっと?)が長引いていて、なかなか計画がスタート出来ないでいました。いつまでも待っていても始まらないので、見切り発車で計画をスタートすることにしました。この日も浦佐駅に着いてみると上越線はやはり不通となっていて、さて明日からどうしようと思うが、とりあえず今日の予定はここだけなので吹雪の中歩いて浦佐スキー場に向かいました。
浦佐スキー場は”無く子も黙ると言われる基礎スキーヤーの聖地”で”上手くなりたかったら浦佐へ行け”、”スキー道場”の名をほしいままにしていました。’11年シーズン限りで終了とのお知らせを聞いた時には、筆者はそのお知らせが信じられませんでした。’09年−’10年シーズン(筆者訪問時)の同スキー場の宣伝用のポスターには硬派なスキーヤーが滑る写真の上に”レベルアップは必然だ!”という言葉が踊っていました。
やっとスキー場に到着しました。浦佐温泉の旅館街の背後にゲレンデが覗いているところまで来ましたが、どこがゲレンデの入口かわかりません。たまたまいた人に聞いてみると”スクールですか?スクールならここから入って左ですよ”とのこと、筆者は”いえ、一般のスキーヤーです”と言うと。その方は”一般の方は右の一番向こうのクローネというところですよ”と教えていただきました。偶然ですが実はこのやりとりがこのスキー場の性格をよく現しています。スキー場はスキースクールでの利用客が多く、その為にわざとリフトが架けられていないコースがあったりとスクール向けのコースバリエーションが取り揃えられています。
準備をしてゲレンデに向かいます。久々のスキーなので午後券を買ってさて〜と思いますが。吹雪で出鼻をくじかれて数回の滑走であっさりあきらめて、近くに取ったBHにビールタイムとしけこみました。明日はちゃんと滑るぞw。しかしさすがに基礎スキーヤーの聖地で滑走している人のスキーが綺麗なこと。我流丸出しの筆者は正直滑っていて恥ずかしかったです。
山頂にはリゾートホテル?の廃墟がありました。いつでも来れるや〜と思っていたから写真撮るのを忘れてました。
(メモ)
浦佐スキー場は’11−’12年シーズンより閉鎖となっています。’11年シーズン終了とともにその閉鎖を発表しました。同年夏にはスキー場内のスキースクール前に広がる正面ゲレンデで土砂崩れが発生し、その土砂がスキースクールを直撃し名実共に再起不能となってしまいました。その様子は清水周一が語る!というブログにその詳細が掲載されています、こちらです。
(メモ2)
新潟県県南魚沼市は’04年11月01日に六日町、大和町が合併して出来た新しい市です。のちに塩沢町がこれに加わっています。
○第1ペアABリフト、搬器
浦佐スキー場の全域をカバーする2本並列のペアリフトです。山頂に向かって左側がA線、右側がB線です。このB線のさらに右側には第5リフトがあったらしく基礎が残されていました。
リフト待ちが長くなるとA線を動かして調節するようです。02月28日の時は浦佐駅からスキー場を見るとA線が運転されていたので急いでこのスキー場へ行き準備をしてゲレンデに出るとそれは既に停まっていましたw。
○スキー場から見る浦佐駅
浦佐駅からは本当に近く。東京方から来ると上越新幹線が浦佐駅に入る直前の左手に小高い山に架かる2本並列のリフトがよく見えました。
○第1ペアABリフト、山頂駅
筆者が、このスキー場に最初に行った02月06日は吹雪で、山頂駅付近では時折激しい突風が吹いてリフトが停まったりしていました。
(’10年02月06、28日取材)
No comments:
Post a Comment