Saturday, May 18, 2013

日光市 霧降高原スキー場

○公式HP
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 (公園は引き続き営業していますが、リフトはすでに廃止になっています)

○場所
 栃木県日光市所野1531
 日光駅から11km(日光駅から東武バスに乗り霧降高原下車)
 tel.0288(53)5337
 (リフトはすでに廃止になっています)

○リフト(取材日現在)
 ・単線固定循環式特殊索道(4):第1(456m)、第3・1(389m)、第3・2(469m)、
                 第4(356m)
 (太字は筆者の走破線区)

○走破記
 自宅から東北線を通って宇都宮で日光線に乗換。たまたま来た日光線が鹿沼行きだった、とりあえずそれに乗って終点の鹿沼で下車。駅前に出ると1日1往復しかない新鹿沼行きの関東バス来たのでそれに乗る。バスの終点新鹿沼で降りてからは東武線を利用して…東武日光に着いた。
 駅前の横断歩道を渡ってバス停へ、待つ程もなくJR駅の方向から霧降高原行きの東武バスがやってくる。終点の霧降高原までは約30分の乗車。バスを降りると「↑リフト」の案内看板に従って山道みたいな階段を登ってゆくと、かつてのスキー場の駐車場の跡でしょうか、市営売店(営業はしていない)と公衆トイレが並んでいるところに出て、さらに霧降高原道路をくぐる方向に矢印が出ているので、さらにそちらへ山道を登ってゆくと、薮?の中に第1リフトの山麓駅が見えてきました。
 ここで終点までの往復となる、6回券を買ってリフトに乗り込みます。(夏山リフトなのに)”6回券って!”と突っ込みを入れながら。というのも、ここ霧降高原スキー場はかつてはスキー場としての営業が主体でしたが、近年の暖冬とリフトの老朽化によってスキー場としての営業をやめ、取材日現在は夏山リフトだけの営業となっている観光地です。日光キスゲに代表される高山植物が大変美しく、花の最盛期には大変な混雑になるのだとか。
 この日はカタクリの見頃とのことで、多くの観光利用の方がリフトに乗っていました。山頂に展望台などの目立った施設のない夏山リフトとしては、大変盛況と言っていいでしょう。係の方のお話によれば”先週はもっと盛況だったとか”。しかしリフトの老朽化はもはや隠し難いものがあり、その老朽化を理由に夏山リフトの営業も今夏限りとなり、その後は撤去されるのだとか。
 かつてのスキー場の名残で、レストハウスが第3リフトの山頂側にあったり、スキーが沢山詰まったレンタルスキーの跡の施設が高原ハウスのところにあったりと、みどころもたくさんでした。筆者がこうやってリフトの写真ばっかり撮って廻っていたら係の方に”お花も見て下さいねw”って言われてしまいました。”ハイ、すみません(笑)”。
 さて、名残惜しいけど、霧降高原をあとにします。この日泊まる予定の塩原温泉まで移動しましょう。今言っても遅いけど、できればこの趣のあるリフトも残してほしかったところ。安全上どうしようもなかったのでしょうけどね。

(メモ)
 リフトには安全索道の銘板がついていました。

○第1リフト、山麓駅
 第1リフトの山麓駅です。
 薮?の中にある第1リフトの山麓駅です。スキー場時代にはこのリフトは登行リフトとして使われていたとか。ここまでスキー板を持って登ってくるのは結構大変そうですけどね。

○第3・1リフト、搬器
 第3リフトは2本並列で、動いていたのは第3・1リフト。
 山頂に向かって左側の第1リフトに近い側にあるのが第3・2リフトで、その右側が第3・1リフトです。
 第3・2リフトの方が若干長いのですが、そちらは動いていません。搬器が付いているので動かなくなってかなりの年月が経っているという風ではなかったのですが…
 
○第4リフト、山頂駅
 第4リフトの山頂駅です。夏山リフトの終着駅ですが、あっけないほど何もありません。豪華な展望台とかあってもそれはそれで困るのですけどね。
 ここから先は丸山と赤薙山への登山道になっています。尾根沿いで見晴らしがよく、筆者も丸山を目指して登ってみました。軟弱なんで途中であきらめましたけどね。
(’10年05月08日取材)

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