○公式HP
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○場所
新潟県魚沼市須原1846-13
越後須原駅下車徒歩5分
tel.025(797)2059
○リフト(取材日現在)
・単線自動循環式特殊索道(1):フーデイクワッド(1352m)
・単線固定循環式特殊索道(3):第2ロマンス(546m)、須原高原ロマンス(548m)
、第1ロマンス(409m)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
湯之谷薬師スキー場を歩きで出発し次のスキー場へ、途中のバス停でバスが来るようなら乗ろうと思いつつ歩いたが、結局小出まで歩く事になってしまった。小出の市街地に着くと、向こうに見えるJRの跨線橋を渡って来る、ちょうど乗ろうとしている大白川行きの路線バスが見えた。これに乗るべく小出本町の商店街をスキー板を抱えて全力疾走するが、肝心のバス停が見当たらない。そんな筆者の横をそのバスは追い越して行ってしまった。だめかな?と思ったらその先にバス停があり、多くの乗客がそのバスに乗ろうと列を作っていてなんとか乗る事が出来た。
次の行き先は須原スキー場。このスキー場は只見線の越後須原駅前にあるのですが、なにぶんにも只見線の運転本数が少なくアクセスに難がある。ただ幸い新潟県側の大白川までは南越後観光の路線バスが並走しているので、こちらを利用することにした。須原駅前のバス停を降りて交差点を曲がるともうそこはスキー場だった。
ゲレンデはリフト4本(そのうち1本が高速リフト)が架かる本格的なもの。ただリフト配置が?でどうしてもフーデイクワッドに利用者が集中してしまう構成になっています。おそらく第2ロマンスリフトから上部にもう1本リフトを架ける計画があったのでしょうけど。リフトは第2ロマンスリフトを除く3線が東京索道によるものとなっています。
さて、準備完了。先ずはフーデイクワッドに乗って山頂方面を目指します。須原高原ロマンスリフトの架かるアルパインコースを滑って同リフトで戻ります。あとで見たスキーセンター貼り紙には、このリフトの営業は1430までと書いてあって、殆ど終了直前だったということを後で知った。スキー日和で滑っていて気持ちが良くフーデイクワッドを使って数回滑った。いちばん山麓側の第1ロマンスリフトはクラッシックな’83年製で、大きく”須原第1ロマンスリフト”と描かれている。このリフトはスキー場に着いて先ず最初に目に入るのでとっても印象的だ。
スキーセンターには、市長宛ての魚沼市のスキー場廃止反対の署名活動が行われていた。
帰りも丁度いい時間に電車の便がなかったので、来たときと同じ路線バスで小出まで戻った。小出でバスを乗換えて今日の宿へ向かおう。
(メモ)
魚沼市は’04年11月01日にいわゆる平成の大合併によって、堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村の2町3村が合併して出来た新しい市です。
この合併によって魚沼市は市営のスキー場を5箇所抱えることになり、市が突如その合理化を発表したことから大騒ぎとなっています。
○フーデイクワッドリフト、搬器とロマンスゲレンデ
須原スキー場のメインのロマンスゲレンデとフーデイクワッドリフトです。遠景には越後須原の市街地が見えています。
○第2ロマンスリフト、山麓駅
第1ロマンスリフトで上がっていくと、この第2ロマンスリフトに接続できます。ところがここから山頂側へは行く事が出来ず、山頂に行くには一旦山麓まで戻ってフーデイクワッドを利用する必要があります。ちょっと残念な配置です。
リフトはこのゲレンデで唯一の日本ケーブルによるものとなっています。
○須原高原ロマンスリフト、山頂駅
須原高原ロマンスリフトだけは他とは違う方向に向かうゲレンデに架かっています。山頂から望む方向は守門温泉のある入広瀬の方向でしょうか。リフトは東京索道によるもの搬器に特徴があり丸く曲げられたフレームになっています。取材時には受電設備不調の為1430で営業終了との張り紙がしてありました。急いで来た甲斐がありました。
(’10年02月13日取材)
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