○公式HP
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○場所
岩手県一関市厳美町字祭畤251
一ノ関駅から35km
岩手県交通:祭畤バス停から1.0km(冬期は運休です)
tel.0191(39)2020
○リフト(取材日現在)
・単線固定循環式特殊索道(2):祭畤第1(612m)、祭畤第2(454m)
・ロープトゥ(1)
(太字は筆者の走破線区)
○走破記
前泊の一関のBHを出てレンタカーを借り国道342号を一路西へ。この国道は冬期には祭畤の先の真湯温泉から西は冬期閉鎖となっているので、先へ行くほど交通量がどんどん少なくなっていきました。”空飛ぶ団子”で有名な厳美渓を過ぎると国道は山間路に。そして先の’08年06月14日に発生した岩手宮城内陸地震の影響で崩落した祭畤大橋の跡を左手に見ながら、その上流側に架けられた仮橋を渡って進みます。崩落した祭畤大橋は地震災害の貴重な記録として保存されることが決まっていて、新しい橋の建設とともに、この橋の保存工事が行われていました。
行き先は祭畤スノーランド(スキー場)です。同スキー場は岩手宮城内陸地震の影響によって閉鎖となっていましたが、’09−’10年シーズンより再開となっているということでした。
スキー場に着きました。リフト券売場はスキーセンターの立派な建物とは何故か別になっていて、駐車場の近くにプレハブぽい小屋にレンタルスキーと供に営業していました。そこで一回券を数枚購入してゲレンデへ。
ゲレンデにはリフトが2本とロープトウが1本あります。このうちファミリーゲレンデをカバーするロープトウはこの日は営業していませんでした。祭畤第1リフト沿いのコースは南コースで初級コース、祭畤第2リフト沿いのコースが北コースで上級コースとなっています。不思議なことに中級コースはありません。しかしながら、上級コースはしっかりとグルーミングがされて、こぶにはなってないので斜度はキツいですが、中級コースを兼ねているのではないかと思います。筆者もこの北コースを数回滑りました。結構ホネのある斜面で疲れました。
地震の痕跡は、スキーセンターの建物等には見られなかったのですが(もしかして新しい??)、祭畤第2リフト沿いには斜面が崩壊して地肌が露出している箇所がありました。同じ箇所の雪の下にはリフト線下の地面を養生しているブルーシートも覗いていました。スキー場再開には並ならぬ苦心があったものと想像されます。
さて、名残惜しいですが、今日は予定が詰まっているので次へ向かいましょう。
○ロープトゥ、山麓駅
取材日には動いていませんでした。南コースの一番山麓側にあるロープトウです。このあたりはファミリーゲレンデと呼ばれています。ちびっ子や初級者の練習にもってこいの斜面ですが、南コースの上からの滑走者がかっ飛ばして行くところでもあるので、ちびっ子を遊ばせるには気を使うでしょう。
○祭畤第2リフト、山麓駅
リフトは比較的新しく。第1リフトは’95年で、第2リフトは’96年の日本ケーブル製です。スキー場も’95−’96年シーズンオープンなんですけどね。
写真に写るコースは北コースで上部ほど斜度がきつく上級コースの案内があります。グルーミングはしっかりとされています。
○祭畤第1リフト、山頂駅
途中右手に第2リフトの山頂駅を見てから、さらに上に延びるこのリフトは、このスキー場の一番高い地点まで行きます。山頂からは先の地震での崩落の跡などが遠景に見えます。
(’10年03月06日取材)
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